李登輝元総統が死去
こんにちは、生方吉子(うぶかたよしこ)です。
台湾を、現在の形にしたといっても良い李登輝元総統が、亡くなられました。
日本統治下の台湾で生まれ育ったため、日本語も流暢だったそうです。
李登輝元総統について調べてみました。
李登輝を九星気学で占ってみると?
■李登輝(6-3-8)
李登輝は、1923年1月15日生まれ。
本命星:六白金星
月命星:三碧木星
傾斜宮:八白土星
李登輝は、本命星の六白金星と月命星の三碧木星が、金剋木(金属は木を切り倒す)という相剋の関係です。
六白金星は権威であり、理想主義を意味しており、独立性とプライドの高さを持っています。
三碧木星は、音であり、振動を表しています。
ここから言語能力の高さ、開拓的で積極的、ひいては先走りやすい性質が秘められています。
八白土星はたゆまぬ努力を意味し、冷静沈着で、自分の運命を切り開く力を持っていますが、プライドも高い星です。
この星回りの人は、おしゃべりで開放的に見えて、意外にも社交的とはいえない方が多いようです。
九星気学で性格や運気を知りたい方は、「九星気学 本命星・月命星・傾斜宮でみる運勢 歴史上の人物と著名人」をお読みになってください。
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⇒ 【六白金星】最も運気が強いのは?本命星・月命星・傾斜宮の組合せは?
李登輝の運気を九星気学でみてみると
■1971年 蒋経国の知遇を得て入閣
1971年は二黒土星中宮年で、六白金星は南にあり、前厄です。
前厄のときは陽の当たるときであり、良くも悪くも目立つときです。
六白金星の定位には三碧木星が回座し、開拓・奮起の暗示があります。
李登輝は、蒋経国の知遇を得て、政務委員として入閣します。
以降、農業専門の行政院政務委員として活動します。
■1978年 台北市長
1978年は四緑木星中宮年で、六白金星は西にあり、収穫のときです。
六白金星の定位には五黄土星が回座し、何事も極端になりやすく、五黄殺(自滅)の暗示があります。
李登輝は、蒋経国により台北市長に任命されます。
■1981年 台湾省主席
1981年は一白水星中宮年で、六白金星は北にあり本厄、そして暗剣殺です。
六白金星の定位には二黒土星が回座し、受け身の暗示があります。
李登輝は、台湾省主席に任命されると、「八万農業大軍」を提唱し、農業の発展と稲作転作などの政策を推進します。
■1984年 第7期中華民国副総統
1984年は七赤金星中宮年で、六白金星は東南にあり運気旺盛ですが、定位対冲です。
定位対冲のときは、運命の歯車が大きく動くときです。
また、六白金星の定位には八白土星が回座し、変化変動の暗示があります。
李登輝は、蒋経国により副総統候補に指名され、第7期中華民国副総統に就任します。
■1988年1月13日 蒋経国が死去、総統に就任する
李登輝は、蒋経国が死去にともない、総統に就任します。
この日の九星盤をみると、年盤と日盤はどちらも四緑木星中宮で、六白金星は西にあり収穫ですが、歳破と日破がついています。
月盤では、六白金星は中宮で花が咲くときであり、また知名度アップの暗示があります。
年盤の六白金星には、月盤の八白土星が回座し、変化変動です。
李登輝は、良い運気とは言えないときに人生の転機を迎えていますが、副総統から総統になったときも、政権基盤が弱かったようです。
■1994年 総統直接選挙
1994年は六白金星中宮年で、花が咲くときです。
六白金星の定位には七赤金星が回座し、人間関係の拡大と喜びごとの暗示があります。
李登輝は、第9期総統より、直接選挙を実施することが賛成多数で決定されます。
同時に総統には「1期4年・連続2期」の制限をつけ、独裁政権の発生を防止する規定を定めます。
■1996年 台湾史上初の民選総統
1996年は四緑木星中宮年で、六白金星は西にあり、収穫のときです。
六白金星の定位には五黄土星が回座し、何事も極端になりやすく、五黄殺(自滅)の暗示があります。
李登輝は、初めての総統直接選挙に当選し、台湾史上初の民選総統となります。
■2001年 台湾団結連盟
2001年は八白土星中宮年で、六白金星は東に出て、運気は上昇に転じます。
六白金星の定位には九紫火星が回座し、良くも悪くも注目される暗示があります。
李登輝は、総統退任後は、台湾独立の立場を明確にし「台湾団結連盟」を結成します。
■2011年 公金横領とマネーローンダリング
2011年は七赤金星中宮年で、六白金星は東南にあり運気旺盛ですが、定位対冲です。
定位対冲のときは、運命の歯車が大きく動くときです。
また、六白金星の定位には八白土星が回座し、変化変動の暗示があります。
李登輝は、1997年から退任する2000年までの間に、公金横領とマネーローンダリングを行なったとして起訴されます。
しかし、2013年に、台北地方法院で無罪判決が言い渡されています。
■2020年7月30日 死去
李登輝は、2020年7月30日に亡くなります。
93歳でした。
この日の九星盤をみると、年盤では六白金星は東南にあり運気旺盛ですが、定位対冲です。
定位対冲のときは、運命の歯車が大きく動くときであり、六白金星の定位には八白土星が回座し、変化変動の暗示があります。
月盤では、六白金星は北東にあり変化変動、そして月破がついています。
2月に肺炎で入院し、7月に入って急に悪化したようですから、李登輝は、月破の影響があって、死に至ったのかもしれません。
李登輝を宿曜占星術で占ってみると?
■李登輝【女宿】
宿曜占星術では、李登輝は女宿の生まれです。
女宿は、信仰深い本命宿です。
女宿さんは、他人には親切で、ルールに従う律義者ですが、クールで目的のためには手段を選ばない傾向が見られます。
女宿さんは、秩序と権威が好きなので、公の仕事につくと、善悪・吉凶を正しく判断して、国を栄えさせると考えられています。
李登輝が、台湾を栄えさせる基礎をつくることができたのは、女宿の性質が影響していたのかもしれませんね。
女宿さんの性格や運気、相性をもっと知りたい方は「女宿: 宿曜占星術と九星気学・姓名でみる運気」をお読みになってください。
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