九星気学とは?
九星気学とは、
一白水星(いっぱくすいせい)
二黒土星(じこくどせい)
三碧木星(さんぺきもくせい)
四緑木星(しろくもくせい)
五黄土星(ごおうどせい)
六白金星(ろっぱくきんせい)
七赤金星(しちせききんせい)
八白土星(はっぱくどせい)
九紫火星(きゅうしかせい)
の9つの星からなる、中国起源の占術です。
これらは気のエネルギーをあらわしたもので、生まれた年の星(つまり気)のエネルギーを吸収して人は生まれるとの考え方から、生まれ年によって九星が決まります。
ただし、旧暦がベースとなっていますから、毎年2月の節分までが前の年になります。
遁甲とは?
これら九星は、ある約束のもとに運行しています。
それは、時間、日、月、年のそれぞれで行われています。
後天定位盤は五黄土星を中心に、それぞれの星が位置しています。
一白水星は北、九紫火星は南です。
運行は、後天定位盤の一白水星から九紫火星までを、数字の順番になぞってみるとわかります。
複雑ですね。
この運行が、日々行われ、それによって吉方位、凶方位ができると考えるのが九星気学における方位になります。
最凶の五黄土星はすべてを腐らせる
五黄土星は、五行の「土」の性質を持ちますが、二黒土星が畑、八白土星が山というように、同じ土星でも性質はことなります。
五黄土星は、九星の中心にある最強・最凶の星です。
なぜなら、すべてのものを腐らせて土に還すという強烈な作用があるからです。
そのため、五黄土星が位置する方位はだれにとっても大凶の方位となります。
たとえば、2017年は一白水星中宮年です。
中央に一白水星が位置し、五黄土星が南、六白金星が北にあります。
九星気学では、2017年は南に五黄土星があるので五黄殺と呼びます。
また五黄土星の反対側にあたる北の六白金星は、暗剣殺と呼ばれ、こちらも大凶の方角となります。
五黄殺と暗剣殺
九星気学には年盤・月盤・日盤が存在します。
五黄殺や暗剣殺もまた、年盤・月盤・日盤のそれぞれに登場します。
五黄殺は自ら破滅・腐敗に向かう凶方位ですが、暗剣殺は周囲からの影響で運気が下がるとされています。
事故にたとえるなら、五黄殺方位に出かけてしまうと自分の不注意から事故を引き起こします。
暗剣殺方位では、相手の不注意で車をぶつけられる事故にあう、という具合です。
いずれにしても、五黄殺と暗剣殺には要注意です。
本命殺と的殺
つぎに注意しなければならないのが、本命殺と本命的殺です。
こちらも年盤・月盤・日盤のそれぞれに存在します。
本命殺とは、自分の本命星がいる方位のことです。
的殺とは、本命星の反対側にあたる方位のことです。
本命殺も的殺も凶方位とされていますから、旅行に出かけたりするときに避けたい方角になります。
吉方位とはどの方角か?
では、いったいどの方角が吉方位なのでしょうか?
吉方位は、人によって異なります。
九星は五行説の考え方によって、相生・相剋の関係にあります。
詳しくは『陰陽五行と干支』を読んでください。
一白水星は水、二黒土星・五黄土星・八白土星は土、三碧木星・四緑木星は木、六白金星・七赤金星は金、九紫火星は火という性質をもっています。
三碧木星・四緑木星は木の性質を持っていますから、両側にある水と火が相生の関係になります。
金や土は相剋の関係にあるため、よくない相性といえます。
つまり、三碧木星・四緑木星にとって良い方角とは、一白水星と九紫火星がいる方角となります。
ただし、自分の本命星の反対側に一白水星や九紫火星がいる場合には的殺になりますから、その場合には吉方位にはなりません。
吉方位は、年盤・月盤・日盤において、五黄殺・暗剣殺、本命殺・的殺を除いた方角、ということができます。
歳破・月破・日破というトラップも
やれやれ、やっと自分の吉方位がわかったぞ、と思っても、そこには歳破・月破・日破というトラップが潜んでいます。
歳破(さいは)その年の十二支の反対側の方位。
月破(げっぱ)その月の十二支の反対側の方位。
日破(にっぱ)その日の十二支の反対側の方位。
九気学の定位盤には十二支が含まれており、北の子にはじまり、東、南、西へとぐるりと配されています。
2023年は卯年です。
卯は東に位置していますから、歳破は西になります。
同じように月盤には月破、日盤には日破があります。
九星気学のカレンダーには、月破や日破も記載されていますので、カレンダーを利用すれば簡単にわかります。
祐気取り
吉方位を目指して旅行することを吉方位旅行、祐気取りといいます。
良い方角に行って、その地のエネルギーを浴びることで、大難を小難に、小吉を大吉にしようというのが祐気取りです。
九星気学のおもしろいところは、運勢は自分で変えることができるという考え方です。
良い方角に出かけたり、引っ越したりすることで、運気をよくすることができるのです。
毎月の吉方位に一泊旅行をするというのが一般的です。
目的地は温泉があるところがベストです。
温泉には、木火土金水のすべてが含まれていると考えられているためです。
旅行先では、その地の水を飲み、その地の食材を食べることで、身体にエネルギーを蓄えます。
毎月の旅行先は月盤で吉方位を探します。
3日を超える旅行(おもに海外旅行)の場合には、年盤を使って吉方位を探してください。
毎月祐気取りをすることで、良いエネルギーを溜め込み、運気アップに役立てましょう。
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