4966人について調べてみました!
こんにちは、生方吉子(うぶかたよしこ)です。
年に一度くらいやっていますが、現時点での全データ総ざらえです。
これまでに調べた人物は、なんと4966人。
歴史上の人物、政治家、タレント、芸能人などなど、生方が気になる人々を調べ続けています。
九星のなかで最も多いのは?
■七赤金星生まれが多い
4966人の本命星では、七赤金星生まれが最も多い結果となりました。
平均は約552人なので、七赤金星生まれは平均より66人も多いのです。
七赤金星はキラキラとした星なので、芸能人にも多いのですが、数字にも強いという九星です。
数学者や物理学者に多く、ポアンカレ予想を解決したグリゴリー・ペレルマンや、パソコンの祖ともいえるアラン・チューリングのような天才と呼ばれる人も多いのです。
なかでも、数学のノーベル賞といわれるフィールズ賞の受賞者でも、七赤金星が最も多い結果となっています。
⇒ フィールズ賞受賞者60人を九星気学と宿曜占星術で見てみると?共通点は?
本命星・月命星・傾斜宮の組合せで多いのは?
■一見すると5-2-8の組合せが多いようですが・・・
本命星・月命星・傾斜宮の組合せで、九星気学では81通りに分類することができます。
生方は、この81通りに分類することで、より詳しい占い・読み取りを実践しています。
これを単純に人数で表したのが、上の表です。
このうち、オレンジ色のセルの部分は、ちょっと特殊というか、この組合せになる人が2倍になると考えて良い組合せです。
たとえば、2-1-6の組合せの場合、誕生月は3月5日ごろから4月初旬生まれ、12月5日頃から1月初旬生まれの、約2ヶ月間となります。
どの九星にも、2ヶ月間となる組合せが3つずつあります。
そして、本命星・月命星・傾斜宮の81通りの組合せでは、1ヶ月間の場合、平均で約46人となります。
2ヶ月間となる組合せの部分を、半分にして、1ヶ月間にならしたのが、下の表です。
平均の46人より多いところにアンダーラインを引いています。
こうしてみると、実は、8-5-8の組合せの人が66人と、最も多いことがわかります。
八白土星は、目的遂行能力が高い努力家であり、強い意思の持ち主。
世の中的に注目される人を、輩出しやすい組合せと言えそうです。
次に多いのが、7-8-4の63人です。
芸能人も、ノーベル賞受賞者も、そして経営者や政治家も多い組合せです。
菅田将暉さん、有村架純さん、成田凌さん、徳川家康、菅義偉首相もこの組合せです。
逆に、もっとも少なかったのは、1-8-7、2-6-1、8-4-9の組合せで、それぞれ36人でした。
いずれも、直感的な行動になってしまいがちだったり、考える前に行動してしまうような星回りです。
十干は?
■丁(ひのと)生まれが多い
十干十二支とは、60年で一周するというものです。
十干では、丁(ひのと)が最も多いという結果となりました。
丁(ひのと)は、灯火の陰火をあらわし、九紫火星にあたります。
十干を五行に置き換えて整理すると、以下の通りとなります。
木の性(甲・乙):985人
火の性(丙・丁):1025人
土の性(戊・己):948人
金の性(庚・辛):1026人
水の性(壬・癸):982人
五行でみると、火の性と金の性が、ほぼ同数で多いという結果になっています。
火の性はアイデア、センス、ひらめきを表しています。
いっぽうの金の性は、才能、理想、金運や財運を表しています。
どちらも、自力でなんとかできるようなイメージがありますね。
十二支は?
■亥年生まれが多い
亥年生まれが多い結果となりました。
十二支を五行に置き換えると、
木の性(甲・乙):寅年、卯年
火の性(丙・丁):巳年、午年
土の性(戊・己):辰年、戌年、丑年、未年
金の性(庚・辛):申年、酉年
水の性(壬・癸):子年、亥年
という対応になります。
これを人数であらわすと、以下のようになります。
木の性(甲・乙):823人
火の性(丙・丁):822人
土の性(戊・己):1655人(828人)
金の性(庚・辛):798人
水の性(壬・癸):868人
金の性が、他よりも若干少なくなることがわかります。
六十干支で多いのは?
六十干支でみてみると、甲戌と乙丑の生まれが、それぞれ111人で、もっとも多い結果となりました。
平均は約83人なので、これを上回るものにアンダーラインを引いています。
最も少ないのは、壬辰の56人です。
そして、壬辰生まれには、ロシアのプーチン大統領、韓国の文在寅大統領、小池百合子東京都知事がいます。
宿曜占星術では?
■婁宿生まれが多い
27の本命宿のなかでは、婁宿が最も多く、柳宿が最も少ない結果となりました。
婁宿は、生まれつきのタレント性があり、自然に人の心をつかむ才能に恵まれている本命宿。
いっぽうの柳宿は、話し方に説得力があり、指導者的な立場の役割を自然とこなす本命宿。
こうしてみると、指導的な役割になる柳宿よりも、タレント性があったほうが、世の中的には出世しやすいようです。
宿曜占星術では、27の本命宿のほかに、7つの宿があります。
安重宿:畢宿、翼宿、斗宿、壁宿
和善宿:觜宿、角宿、房宿、奎宿
毒害宿:参宿、柳宿、心宿、尾宿
急速宿:鬼宿、軫宿、婁宿
猛悪宿:星宿、張宿、箕宿、室宿
軽燥宿:井宿、亢宿、女宿、虚宿、危宿
剛柔宿:昴宿、氐宿
これを人数にしてみましょう。
カッコ内は平均人数となります。
安重宿:731人(183人)
和善宿:706人(177人)
毒害宿:710人(176人)
急速宿:557人(186人)
猛悪宿:736人(184人)
軽燥宿:949人(190人)
剛柔宿:377人(189人)
平均をみると、軽燥宿が多く、毒害宿が少ないことがわかります。
軽躁宿の人は、人情が深い、温厚な人ですが、小市民的な人が多く、なんでもほどほどのところで手を打ち、臨機応変に対応します。
毒外宿の人は、相手を倒してしまうほどのエネルギーに満ちた人物、競争に強い人物など、乱世に強い人が多いので、安定した社会のなかでは、悪目立ちしてしまうのかもしれません。
本命宿と本命星では?
■井宿・九紫火星と亢宿・五黄土星生まれが多い
27の本命宿と9の本命星を表にしました。
平均は約20人となり、アンダーラインを引いたのは、平均をうわまわる組合せです。
これをみると、次の組合せの人が多いことがわかります。
井宿・九紫火星:33人
亢宿・五黄土星:33人
胃宿・一白水星:32人
婁宿:四緑木星:32人
参宿・七赤金星:31人
心宿・四緑木星:31人
斗宿・二黒土星:31人
婁宿・二黒土星:31人
婁宿・六白金星:31人
まとめ
占いは統計だと言われることがあります。
生方は、できるだけ数字で、占いの内容を検討できるようにと考え、まとまった集団について調べてきました。
数字として調べていると、政治家にはあまり向かない生まれや、研究者に向いている生まれがあると感じます。
そして、運気には上下動がありますが、ごくまれに強運の持ち主がいるということも。
もっと幅広い職業別、業種別に調べてみたいですね。
きっと、新たな発見があると思います。
もっと読みたい方は 開運ブログへ