1923年は五黄土星中宮年で、八白土星は定位に戻って北東にあり、変化変動です。

定位に戻ったときは、新しいステージに移行するとき。

毛沢東は、中国共産党の中央執行委員会の委員となります。

1935年は二黒土星中宮年で、八白土星は南西にあり、後厄です。

八白土星の定位には五黄土星が回座し、何事も極端になりやすく、五黄殺（自滅）の暗示があります。

毛沢東は、周恩来に代わって、軍事上の最高指導者の地位に就きます。

1937年は九紫火星中宮年で、八白土星は東南にあり、運気は旺盛です。

八白土星の定位には三碧木星が回座し、開拓・奮起の暗示があります。

日中戦争がはじまると、毛沢東は、「力の70%は勢力拡大、20%は妥協、10%は日本と戦うこと」という指令を出しています。

毛沢東は、延安で日本軍が南京を陥落させたニュースを聞いて大喜びし、祝杯をあげ大酒を飲んだと伝わります。

また、毛沢東は、裏で日本軍と手を結び、蒋介石と日本を戦わせて漁夫の利を得ていたり、対日爆撃を行っていた米国のカーチス・ルメイとも連絡をとり、中国北部から気象観測情報を提供する代わりに、物資を支援されていたりします。

1938年は八白土星中宮年で、花が咲くときです。

八白土星の定位には二黒土星が回座し、女性・受け身の暗示があります。

毛沢東は、上海の元女優・江青と結婚します。

のちに江青は、文化大革命（文革）を主導し「紅色女皇」と呼ばれます。

1945年は一白水星中宮年で、八白土星は東に出て、運気は上昇に転じます。

八白土星の定位には四緑木星が回座し、拡散・知名度アップの暗示があります。

毛沢東は、中国共産党の最高職である中央委員会主席に就任します。

1949年は六白金星中宮年で、八白土星は西にあり、収穫のときです。

八白土星の定位には九紫火星が回座し、良くも悪くも注目される暗示があります。

毛沢東は、北京の天安門壇上に立ち、中華人民共和国の建国を宣言します。

しかし、国共内戦は終息しておらず、1950年6月まで継続します。

2020年は七赤金星中宮年で、八白土星は北西にあり、実をつけるときです。

しかし、八白土星の定位には一白水星が回座し、困難な状況に陥る暗示があります。

表面に見えるよりは悪い運気といえるかもしれません。

野口五郎さんは、音楽コンサート・ライブの映像などをデジタル配信するサービス『テイクアウトライブ』発案者として、注目を集めます。

1957年は七赤金星中宮年で、八白土星は北西にあり、実をつけるときです。

しかし、八白土星の定位には一白水星が回座し、困難な状況に陥る暗示があります。

毛沢東は、多くの知識人から共産党の独裁化を批判されると、これを弾圧するために反右派闘争を開始し、少なくとも50万人以上を失脚させ投獄します。

1962年は二黒土星中宮年で、八白土星は南西にあり後厄、そして歳破がついています。

八白土星の定位には五黄土星が回座し、何事も極端になりやすく、五黄殺（自滅）の暗示があります。

毛沢東は、「七千人大会」において、大躍進政策に対する自己批判を求められるまでに追い詰められます。

1958年に発動された大躍進政策は大失敗し、2000万人から5000万人以上の餓死者を出します。

1966は七赤金星中宮年で、八白土星は北西にあり、実をつけるときです。

しかし、八白土星の定位には一白水星が回座し、困難な状況に陥る暗示があります。

大躍進政策の失敗によって、国家主席の地位を劉少奇党副主席に譲った毛沢東は、復権を画策して、紅衛兵と呼ばれた学生運動や大衆を扇動して政敵を攻撃させます。

このとき使われたのが、「造反有理（謀反には理由がある）」です。

これにより、『毛主席語録』は三十カ国以上に翻訳される大ベストセラーとなります。

1972年は一白水星中宮年で、八白土星は東に出て、運気は上昇に転じます。

八白土星の定位には四緑木星が回座し、知名度アップの暗示があります。

毛沢東は、北京において、ニクソン大統領と会談します。

また、田中角栄首相とも会談し、国交を樹立します。