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マリー・アントワネットの性格・運気・運勢は?

マリー・アントワネットの性格・運気・運勢を占ってみると

ギロチンで処刑された王妃

こんにちは、生方吉子(うぶかたよしこ)です。   

 

生方は、『ベルサイユのばら』でマリー・アントワネットという女性が存在したことを知りました。

 

おかげで歴史好きになったわけですが、マリー・アントワネットとは、どんな女性だったのでしょうか。

 

調べてみました。

 

マリー・アントワネットを九星気学で占ってみると?

■マリー・アントワネット(2-3-4)

マリー・アントワネットは、1755年11月2日生まれ。

 

本命星:二黒土星

月命星:三碧木星

傾斜宮:四緑木星

 

マリー・アントワネットは、本命星の二黒土星が、月命星の三碧木星、傾斜宮の四緑木星から剋される、木剋土(木は土をしめつけ栄養を奪う)という相剋の関係です。

 

精神と本能が、ともに行動を負かしている関係ですので、常に悩みを抱えている状態の人が多いタイプ。

 

二黒土星は耕された土であり、勤勉さをあらわします。

 

表面的には温和で、奉仕する人なのですが、欲が深いところがあり、利益のためには労を惜しまない傾向があります。

 

三碧木星は音であり、雷を表しています。

 

積極的で開拓精神が旺盛で、何よりもスピード感を大切にしますので、グズグズしやすい二黒土星の性質をカバーすることになっているかもしれませんが、気持ちだけの可能性大。

 

四緑木星は風であり、隅々まで行き渡るようなコミュニケーション能力の高さを示していますが、うまく操ることができなければ、宝の持ち腐れに。

 

この星回りは、言語能力が高く、相手の気持ちを読み取るような能力も高いのですが、二黒土星の従順さに対して、理性と本能が反発するという面を持っているようです。

 

九星気学で性格や運気を知りたい方は、「九星気学 本命星・月命星・傾斜宮でみる運勢 歴史上の人物と著名人」をお読みになってください。

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⇒ 【二黒土星】最も運気が強いのは?本命星・月命星・傾斜宮の組合せは?

 

マリー・アントワネットの運気を九星気学でみてみると

■1770年5月16日 フランス王太子妃マリー・アントワネットになる

マリー・アントワネットの性格・運気・運勢を占ってみると

 

マリー・アントワネットは、1770年5月16日に、王太子となっていたルイ16世とヴェルサイユ宮殿で結婚式が行われました。

 

フランス王太子妃マリー・アントワネットと呼ばれることとなり、『マリー・アントワネットの讃歌』が作られ、盛大に祝福されました。

 

このときの九星盤をみてみましょう。

 

年盤は五黄土星中宮、二黒土星は定位に戻って南西にあり後厄、そして歳破がついています。

 

年齢的には月命星が運気を表していると考えると、三碧木星は東に出て、運気は上昇に転じています。

 

月盤と日盤はどちらも八白土星中宮で、二黒土星は北東にあり、変化変動です。

 

二黒土星の定位には五黄土星が回座し、五黄殺、そして暗剣殺の暗示があります。

 

また、定位対冲でもあり、運命の歯車が大きく動くときです。

 

本命星の二黒土星の運気をみると、これ以上ないくらいに悪いといえます。

 

ただ、定位対冲のときは、人生の転機として運気が良くなる場合もあります。

 

しかし、のちに悲劇の王妃となるマリー・アントワネットにとって、さほど良い運気ではなかったようです。

 

■1774年5月10日 フランス王妃となる

マリー・アントワネットの性格・運気・運勢は?

 

ルイ16世が国王となったのは、1774年5月10日。

 

同時に、マリー・アントワネットは王妃となります。

 

この日の九星盤をみると、年盤では二黒土星は北西にあり、実をつけるときです。

 

二黒土星の定位には七赤金星が回座し、人間関係の拡大と喜びごとの暗示があります。

 

月盤と日盤はどちらも五黄土星中宮で、定位にもどっています。

 

定位に戻ったときは、新しいステージへ移行するときです。

 

九星盤をみるかぎり、マリー・アントワネットにとって、王妃となることは、大きな喜びであったようですね。

 

ちなみに、ルイ16世はどうでしょう。

 

ルイ16世は、1754年8月23日生まれで、三碧木星です。

 

年盤では、三碧木星は西にあり収穫のときですが、定位対冲です。

 

定位対冲のときは、運命の歯車が大きく動くとき。

 

そして、三碧木星の定位には八白土星が回座し、変化変動の暗示がありますから、王位に就くべき運気であったことがわかります。

 

■1778年 マリー・テレーズ・シャルロット生まれる

マリー・アントワネットの性格・運気・運勢を占ってみると

1778年は六白金星中宮年で、二黒土星は北にあり、本厄です。

 

二黒土星の定位には三碧木星が回座し、開拓・奮起の暗示があります。

 

マリー・アントワネットは、第一子となるマリー・テレーズ・シャルロットを出産します。

 


■1785年 首飾り事件

マリー・アントワネットの性格・運気・運勢を占ってみると

1785年は八白土星中宮年で、二黒土星は北東にあり、変化変動です。

 

二黒土星の定位には五黄土星が回座し、何事も極端になりやすく、五黄殺(自滅)、そして暗剣殺(他動的な破壊)の暗示があります。

 

また、定位対冲でもあり、運命の歯車が大きく動くときです。

 

マリー・アントワネットは、王室御用達の宝石商から160万リーブルの首飾りをロアン枢機卿に買わせ、それを王妃マリー・アントワネットに渡すと偽って騙し取った詐欺である「首飾り事件」に巻き込まれます。

 


■1789年7月14日 フランス革命

マリー・アントワネットの性格・運気・運勢は?

 

フランス革命が勃発したのは、1789年7月14日です。

 

この日の九星盤をみると、二黒土星は東に出て、運気は上昇に転じますが、二黒土星の定位には一白水星が回座し、困難な状況に陥る暗示があります。

 

しかも歳破がついています。

 

ルイ16世の三碧木星は、東南にあり運気は旺盛ですが、五黄土星の反対側にあり、暗剣殺です。

 

ふたりとも、かなり悪い運気といえます。

 

月盤では、マリー・アントワネットの二黒土星は東南にあり、運気旺盛ですが、二黒土星の定位には九紫火星が回座し、良くも悪くも注目される暗示があり、また秘密の暴露、過去の問題が再燃するといった暗示があります。

 

年盤の二黒土星には、月盤の一白水星が回座し、ここでも困難な状況に陥る暗示があります。

 

ルイ16世の三碧木星は中宮にあり、花が咲くときですが、三碧木星の定位には一白水星が回座し、困難な状況に陥る暗示があります。

 

マリー・アントワネットは、とくに悪い運気と言えますが、ルイ16世も、されるがままの運気であり、良くない運気です。

 

こういう運気のときは、先が見えなくなってしまいますが、マリー・アントワネットとルイ16世も同じだったようです。

 

それまでマリー・アントワネットの取り巻きだった貴族たちは、国王一家を見捨てて、国外に亡命してしまうのです。

 

■1791年6月20日 国外逃亡(ヴァレンヌ事件)

マリー・アントワネットの性格・運気・運勢は?

 

1791年6月20日、国王一家は庶民に化けてパリを脱出します。

 

この日の九星盤では、年盤は二黒土星中宮で、花が咲くときですが、中宮のときは吉凶混合運なので、良いことも悪いことも極端になりやすい運気です。

 

二黒土星の定位には八白土星が回座し、変化変動の暗示が暗示があります。

 

月盤では、二黒土星は南にあり、良くも悪くも注目されるときです。

 

年盤の二黒土星には月盤の七赤金星が回座し、不足・不十分・不満の暗示があります。

 

この国外逃亡は失敗するのですが、その原因として、マリー・アントワネットが、足の遅い馬車を使用することを主張したこと、また家族の財産はもちろん、日用品や酒蔵一つ分のワインが積み込まれたことによって、馬車の速度が落ちたことがあげられています。

 

二黒土星は、欲の深いところがありますが、このときのマリー・アントワネットは、「まだまだ足りない」という気持ちだったことでしょう。

 

その気持が、国外逃亡を妨げたと言えるのではないでしょうか。

 

国王一家は国境近くで見つかり、6月25日にパリへ連れ戻されます。

 

このヴァレンヌ事件により、国王一家は、親国王派の国民からも見離されることとなります。

 

■1792年8月10日 幽閉される

マリー・アントワネットの性格・運気・運勢は?

 

1792年8月10日、マリー・アントワネットと国王一家は、タンプル塔に幽閉されます。

 

この幽閉は、悪い待遇ではなかったようです。

 

この日の九星盤をみると、二黒土星は北西にあり、実をつけるときです。

 

二黒土星の定位には七赤金星が回座しています。

 

七赤金星には、贅沢、乱費、誘惑といった象意があり、不足・不満といった意味があるので、マリー・アントワネットの人生を考えると、興味深いものがあります。

 

月盤では、二黒土星は中宮にあり、吉凶混合運です。

 

年盤の二黒土星には、月盤の三碧木星が回座し、移動の暗示があります。

 

運気的には悪いわけではなく、待遇が良かったというのもうなづけます。

 

■1793年10月16日 ギロチンによる斬首刑

マリー・アントワネットの性格・運気・運勢は?

 

1793年10月16日、マリー・アントワネットは、ギロチンによる斬首刑となり、亡くなります。

 

この日の年盤では、二黒土星は西にあり収穫のとき、つまり結果のときです。

 

二黒土星の定位には六白金星が回座し、天のサポートがある暗示があります。

 

月盤では、二黒土星は北にあり本厄。

 

年盤の二黒土星には、月盤の八白土星が回座し、変化変動です。

 

また、年盤の五黄土星に、月盤の二黒土星が回座し、五黄殺(自滅)の影響を受けています。

 

マリー・アントワネットがギロチン送りになったのは、ある意味、天命だったのかもしれません。

 

■1815年1月21日 改葬

マリー・アントワネットの性格・運気・運勢は?

 

マリー・アントワネットとルイ16世は、処刑後、集団墓地となっていたマドレーヌ墓地に葬られていましたが、1815年1月21日に、歴代のフランス国王が眠るサン=ドニ大聖堂に、改葬されました。

 

この日の年盤では、二黒土星は北にあり本厄。

 

二黒土星の定位には三碧木星が回座し、移動の暗示があります。 

 

年盤の二黒土星には、月盤の八白土星が回座し、変化変動の暗示があるので、改葬が行われたのではないでしょうか。

 

マリー・アントワネットを宿曜占星術で占ってみると?

■マリー・アントワネット【氐宿】

宿曜占星術では、マリー・アントワネットは氐宿の生まれです。   

 

氐宿は、現実的で柔軟な思考力をもった本命宿です。

 

氐宿さんは信じることにおいて頑固なところがありますが、良いところはすぐに取り入れる進取の精神を持っています。

 

人がやらないこと、つまりニッチで成功しやすいところを嗅ぎ分ける能力も合わせ持っています。

 

マリー・アントワネットが、フランス宮廷のしきたりを廃すようなことをしたのは、氐宿さんの資質によるところが大きいかもしれません。

 

しかし、氐宿さんはコミュニケーションスキルはさほど高くないので、人間関係でトラブルを抱えやすいといえます。

 

ルイ16世も、実は氐宿さんなのですが、マリー・アントワネットは日曜生まれ、ルイ16世は金曜生まれです。

 

どちらも氐宿さんなので、相性は良いとは言えません。

 

日曜生まれの氐宿さんは、気が多く、言うことが変わりやすい人のため、勢いに乗ることはできても、成就しにくいタイプです。

 

金曜生まれの氐宿さんは、表面上は人づきあいが良くても、言葉が少ない人。

 

運勢は流動的です。

 

氐宿さんの性格や運気、相性をもっと知りたい方は「氐宿: 宿曜占星術と九星気学・姓名でみる運気」をお読みになってください。

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⇒ 27の本命宿を人数でランキング!最も強い本命宿は?

 

 

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