イギリス史上最短の政権に
こんにちは、生方吉子(うぶかたよしこ)です。
イギリスのトラス首相が、就任わずか1ヶ月半で辞任を表明しました。
短期間に国のトップが何人も入れ替わるのは、政治が不安定なときでもあります。
エリザベス・トラス英首相について調べてみました。
エリザベス・トラス英首相を九星気学でみると?
■エリザベス・トラス英首相(7-3-9)
エリザベス・トラス英首相は、1975年7月26日生まれ。
本命星:七赤金星
月命星:三碧木星
傾斜宮:九紫火星
エリザベス・トラス英首相は、本命星の七赤金星は、月命星の三碧木星を剋し(金剋木)、傾斜宮の九紫火星は七赤金星を剋し(火剋金)ているという、相剋の関係です。
七赤金星は、にぎやかで楽しいことが好きで、しかも説得力のある発言をするタイプです。
負けず嫌いで自己顕示欲も強いので、他人から軽視されることを最も嫌います。
三碧木星は、おしゃべりな言語能力の高さを意味し、積極的で開拓的な性質を持っています。
また、潔癖症で、シロクロつけたいのが三碧木星なので、何事に対しても自分の姿勢を明らかにする傾向があります。
九紫火星は感覚的、情熱的ですが、熱しやすく冷めやすいという性質をあらわします。
月命星の三碧木星から、傾斜宮の九紫火星にエネルギーが流れているため、誰よりも早く、新しいアイデアを披露したいという気持ちが強い傾向もあります。
ただし、月命星の三碧木星は傾斜宮の九紫火星にエネルギーを与えているので、気持ちとは裏腹な行動に出てしまいがちということかもしれません。
この星回りには、スタンリー・ボールドウィン元首相がいます。
九星気学で性格や運気を知りたい方は、「九星気学 本命星・月命星・傾斜宮でみる運勢 歴史上の人物と著名人」をお読みになってください。
↓
⇒ 【七赤金星】最も運気が強いのは?本命星・月命星・傾斜宮の組合せは?
エリザベス・トラス英首相の運気を九星気学でみると?
■1996年 保守党に入党
1996年は四緑木星中宮年で、七赤金星は北東にあり、変化変動です。
七赤金星の定位には六白金星が回座し、目上のサポートがある暗示があります。
エリザベス・トラスは、保守党に入党します。
■2010年 庶民院議員
2010年は八白土星中宮年で、七赤金星は東南にあり、運気は旺盛です。
七赤金星の定位には一白水星が回座し、困難な状況に陥る暗示があります。
エリザベス・トラスは、総選挙で、サウス・ウェスト・ノーフォーク選挙区から選出されます。
■2017年 財務省主席担当官
2017年は一白水星中宮年で、七赤金星は南西にあり、後厄です。
七赤金星の定位には三碧木星が回座し、開拓・奮起の暗示があります。
エリザベス・トラスは、第2次メイ内閣で、財務省主席担当官に就任します。
■2019年 国際貿易大臣、女性・平等担当大臣
2019年は八白土星中宮年で、七赤金星は東南にあり運気は旺盛ですが、歳破がついています。
七赤金星の定位には一白水星が回座し、困難な状況に陥る暗示があります。
エリザベス・トラスは、 第1次ジョンソン内閣で、国際貿易大臣、女性・平等担当大臣に就任します。
■2021年 外務・英連邦・開発大臣
2021年は六白金星中宮年で、七赤金星は北西にあり、実をつけるときですが、暗剣殺です。
七赤金星の定位には八白土星が回座し、変化変動の暗示があります。
エリザベス・トラスは、 第2次ジョンソン内閣で、外務・英連邦・開発大臣に就任します。
■2022年9月6日 第78代首相
2022年9月6日、エリザベス・トラスは、第78代首相に就任します。
この日の九星盤をみて、驚きました。
年盤・月盤・日盤すべてが五黄土星中宮です。
七赤金星は西にあり、結果・収穫のときなのですが、年盤・月盤・日盤が同じときは、良いことも悪いことも3倍以上、極端な形となってあらわれます。
七赤金星は「兌」、水が流れ込む沢をあらわしています。
また、お金も七赤金星の象意となります。
エリザベス・トラス英首相は、所得税の最高税率の引き下げや、法人税の引き上げの凍結など、大型減税により経済成長を促す政策を掲げましたが、ポンドが下落、さらに株安やイギリス国債の下落を招くなど、経済市場が混乱しました。
首相として最初に掲げた政策でつまづいたために、史上最短の政権となってしまいました。
■2022年10月20日 辞任表明
2022年10月20日、エリザベス・トラス英首相は辞任を表明します。
この日の九星盤をみると、年盤の七赤金星に、月盤の五黄土星が回座し五黄殺、つまり自滅の暗示があります。
また、月盤の七赤金星は南にあり、「離」の作用が働くので、辞任は時間の問題であったことがわかります。
さらに日盤をみると、七赤金星は暗剣殺で、月盤の七赤金星には、日盤の一白水星が回座し、困難な状況に陥る暗示もあります。
これらから読み取れることは、2022年10月中には、首相の座から離れる可能性が高く、その原因は自らの政策にあることになります。
また、暗剣殺なので、第三者から足を引っ張られることもあり、エリザベス・トラス英首相にとって踏んだり蹴ったりの様相を呈しています。
エリザベス・トラス英首相のを宿曜占星術でみると?
■エリザベス・トラス英首相の【室宿】
宿曜占星術では、エリザベス・トラス英首相のは室宿の生まれです。
室宿は、現実的で世渡り上手ですが、正直で律義者、陽気な楽天家の本命宿です。
運気が強く、リーダーシップがあり、物質的にも恵まれます。
ます、自分の願望達成のためには、たいていの困難に屈せず、目的に向かって精力的に前進します。
エリザベス・トラス英首相のは、土曜生まれの室宿さんなので、誠意のある人物のように振る舞い、人あたりも良いのですが、図々しく人の世話になることを好みます。
しかし、本人は世話になっているという義理を感じず、自分にとっては当然のことと思っている人のようです。
エリザベス・トラス外相は、ボリス・ジョンソン現首相に近い議員の支援を受けているようですが、その恩を踏みにじるようなことをしてしまうのかも。
2022年は、室宿にとって「栄」の年運で、繁栄、栄達のときで、大吉です。
室宿生まれには、ウィリアム・キャヴェンディッシュ=ベンティンク、オーガスタス・フィッツロイ、ウィリアム・ラムといった首相経験者がいます。
室宿さんの性格や運気、相性をもっと知りたい方は「室宿: 宿曜占星術と九星気学・姓名でみる運気」を読みになってください。
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