織田信長、父・家康から自刃を命じられる
こんにちは、生方吉子(うぶかたよしこ)です。
松平信康は、徳川家康の長男ですが、織田信長から家康に対し、切腹を要求され、自刃するという人物です。
家康の人生のなかでは、悲劇的なエピソードなのですが、最近ではさまざまな研究が進み、信康と家康が不仲であったという説が出てきています。
松平信康について調べてみました。
松平信康を九星気学でみると?
■松平信康(9-3-2)
松平信康は、永禄2年3月6日(1559年4月13日)生まれ。
本命星:九紫火星
月命星:三碧木星
傾斜宮:二黒土星
松平信康は、本命星の九紫火星をはさんで、月命星の三碧木星、傾斜宮の二黒土星が並び、三碧木星から九紫火星、九紫火星から二黒土星へとエネルギーが流れる相生の関係です。
九紫火星は火であり、頭脳明晰で、社交的ですが、深い人間関係は苦手な方です。
九紫火星は美的センスがあり、アイデアがどんどん湧いてくる星なので、先進的で斬新なことにチャレンジしていきます。
三碧木星は開拓精神に優れ、誰よりも先にやってみたいという性質をもっていますから、九紫火星の新しもの好きの性質に勢いがついています。
二黒土星はまじめで勤勉、そして大欲を持っていますから、自らのアイデアをなんとか形にしてみたいと考えます。
自分を表現する能力に優れ、華やかな雰囲気があるにもかかわらず、実はまじめという人なので、誰からも好かれる要素を持っています。
運勢は強く、理性的な判断から行動することができるタイプです。
九星気学で性格や運気を知りたい方は、「九星気学 本命星・月命星・傾斜宮でみる運勢 歴史上の人物と著名人」をお読みになってください。
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⇒ 【九紫火星】最も運気が強いのは?本命星・月命星・傾斜宮の組合せは?
松平信康の運気を九星気学でみると?
■1567年 信長の娘である徳姫と結婚
1567年は一白水星中宮年で、九紫火星は東南にあり、運気は旺盛です。
九紫火星の定位には五黄土星が回座し、五黄殺・自滅の暗示があります。
信康も徳姫も、わずか9歳での結婚なので、年齢的には月命星の三碧木星の運気が支配します。
しかし、五黄殺で自滅の暗示があるのは、意味ありげです。
三碧木星は西にあり、定位対冲ですから、運命の歯車が大きく動くときです。
松平信康にとって、徳姫との婚姻が、のちの運命を決めてしまったのかもしれません。
■1570年 岡崎城主
1570年は七赤金星中宮年で、九紫火星は西にあり、収穫のときですが暗剣殺です。
年齢的には月命星の三碧木星の運気となるので、本厄、さらに五黄殺で自滅の暗示があります。
何事も極端になりやすい運気です。
松平信康は、岡崎城主となります。
■1575年 長篠の戦い
1575年は二黒土星中宮年で、九紫火星は東に出て、運気は上昇に転じます。
九紫火星の定位には六白金星が回座し、目上のサポートがある暗示があります。
松平信康は、長篠の戦いに、徳川軍の一手の大将として参加し、勇猛さが知られるようになります。
■1579年10月5日 自刃
1579年10月5日、松平信康は、家康の命により切腹させられます。
21歳でした。
この日の九星盤をみると、非常に興味深いです。
まず、年盤の九紫火星は西にあり、結果のときであり、暗剣殺です。
暗剣殺は、第三者によってもたらされる凶運であり、闇夜に切りつけられるような運気と言われています。
おまけに歳破までついているのですから、最悪の運気と言ってよいでしょう。
九紫火星の定位には二黒土星が回座し、妻・母の暗示があります。
信康の自刃の原因はさまざまありますが、徳姫が父・信長に訴状を送ったとか、母・築山殿が武田信玄と通じていたといったものもあります。
九星盤をみると、どちらもありそうな話といえます。
月盤の九紫火星は中宮にあり、「命厄」です。
吉凶混合運であり、命にかかわるようなことが起こりやすい運気です。
ここでも、妻・母の暗示があるので、徳姫と築山殿が、信康自刃には深く関係したと読み取れます。
父の徳川家康は七赤金星生まれです。
このとき、年盤は七赤金星中宮ですが、「離」の作用が働く暗示があり、ここでは死別の意味と考えられます。
年盤の七赤金星には、月盤の九紫火星が回座し、ここでも「離」の作用が働く暗示があります。
月盤の七赤金星には、日盤の一白水星が回座し、困難な状況に陥る暗示があり、さらに日盤でも「離」の作用が働く暗示がみえます。
あまりにも出来過ぎといえる九星盤です。
徳川家康は、信康を失うことを無念と考えていたかもしれませんが、九星盤からは、すでに諦めてしまっているようにも読み取れます。
松平信康を宿曜占星術でみると?
■松平信康【井宿】
宿曜占星術では、松平信康は井宿の生まれです。
井宿は、几帳面な性格で、実務能力に優れた本命宿です。
井宿さんは、感情より理性の人で野心家。
功名心が強く、名声にあこがれる野心家が多く、権限を与えられると、水を得た魚のように張り切 る人が多いようです。
松平信康は、木曜生まれの井宿さんなので、他人のことに熱心で、身内はいい加減にするタイプ。
善人で運も良いほうですが、だまされやすく、物事にけじめをつけることが苦手です。
父の徳川家康は、女宿生まれなので、井宿の松平信康とは【安・壊】の関係となります。
【安・壊】の関係とは、引き合うエネルギーが強い間柄なので、急速に親密になりますが、その反動でお互いに傷つけあったり、憎み合ったりすることになりやすい関係です。
良い関係にあっても、周囲からトラブルが持ち込まれるなどして、関係に亀裂が入ることもあります。
女宿の家康にとって、井宿の信康は安心できる相手です。
しかし、女宿は扱いにくい相手であり、井宿が女宿に対して深く気遣ってあげなければなりません。
子が親を気遣うなど、少し難しい、とくに若いうちは。
家康が井宿で、信康が女宿なら、もっとうまく言ったのかもしれません。
井宿さんの性格や運気、相性をもっと知りたい方は「井宿: 宿曜占星術と九星気学・姓名でみる運気」をお読みになってください。
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