日本開国を促したペリー提督
こんにちは、生方吉子(うぶかたよしこ)です。
徳川将軍を調べていて、日本に大きな影響を及ぼしたペリー提督について調べてみようと思いました。
海軍教育の先駆者として知られており、蒸気船海軍の父(Father of the Steam Navy)と称されているようです。
マシュー・ペリーを九星気学で占ってみると?
■マシュー・ペリー(8-9-4)
マシュー・ペリーは、1794年4月10日生まれ。
本命星:八白土星
月命星:九紫火星
傾斜宮:四緑木星
マシュー・ペリーは、傾斜宮の四緑木星から月命星の九紫火星へ、月命星の九紫火星から本命星の八白土星へとエネルギーが流れる相生の関係です。
信念が確信になってから行動に移すタイプが多いので、言動において、迷いや悩み、矛盾がありません。
八白土星は、冷静沈着で意志堅固という人が多く、努力家です。
九紫火星は、美的センスや先進性をあらわしており、新しいことや目立つことなどが好きで、熱しやすく冷めやすいという性質を持っています。
四緑木星は風であり、隅々まで行き渡るようなコミュニケーション能力を示していて、人の心を読むのが早く、話術が上手です。
この星回りは、四緑木星から九紫火星、そして八白土星にむかってエネルギーが流れているので、周囲の人が求めていることをすばやく察知し、それに対する回答をひらめくと、辛抱強く実現に向けて動くタイプと言えるでしょう。
ただし、自分の信じたことは絶対に正しいと考えるあまり、上から目線になりやすい傾向があります。
九星気学で性格や運気を知りたい方は、「九星気学 本命星・月命星・傾斜宮でみる運勢 歴史上の人物と著名人」をお読みになってください。
↓
⇒ 【八白土星】最も運気が強いのは?本命星・月命星・傾斜宮の組合せは?
マシュー・ペリーの運気を九星気学でみてみると
■1852年 日本開国任務
1852年は四緑木星中宮年で、八白土星は南にあり前厄、そして歳破がついています。
八白土星の定位には七赤金星が回座し、人間関係の拡大と喜びごとの暗示があります。
マシュー・ペリーは、東インド艦隊司令長官に就任すると、日本が開国するように交渉し、大統領の親書を手渡すように指令を受けます。
■1853年 浦賀に入港
1853年は三碧木星中宮年で、八白土星は北にあり、本厄です。
八白土星の定位には六白金星が回座し、目上のサポートがある暗示があります。
マシュー・ペリーは、浦賀に入港し、幕府側が指定した久里浜に上陸し、戸田氏栄と井戸弘道に大統領の親書を手渡します。
■1854年 日米和親条約
1854年は二黒土星中宮年で、八白土星は南西にあり後厄、そして歳破がついています。
定位対冲であり、暗剣殺なので、八白土星にとっては最悪の運気といえます。
しかし、定位対冲のときは、運命の歯車が大きく動くとき。
マシュー・ペリーは、旗艦サスケハナ号など7隻の軍艦を率いて再訪すると、神奈川で日米和親条約に調印します。
このころ、ペリーは体調不良に悩んでいたそうですが、九星場では後厄に歳破がついているので、健康不安になりやすかったのは間違いありません。
■1858年3月4日 死去
マシュー・ペリーは、1858年3月4日、ニューヨークで亡くなります。
この日の九星盤をみると、年盤では八白土星は北西にあり、実をつけるときです。
しかし、八白土星の定位には一白水星が回座し、困難な状況に陥る暗示があります。
月盤では、八白土星は中宮にあり、「命厄」であり、吉凶混合運です。
年盤の八白土星には、月盤の九紫火星が回座し、「離」の作用がはたらく暗示があります。
月盤の八白土星には、日盤の三碧木星が回座し、肝臓病や胆嚢の病気、または関節の病気などの暗示があります。
マシュー・ペリーは、痛風、リウマチを患っていたそうですから、これらの病気が悪化して死亡したと考えられます。
マシュー・ペリーを宿曜占星術で占ってみると?
■マシュー・ペリー【翼宿】
宿曜占星術では、マシュー・ペリーは翼宿の生まれです。
翼宿は、自尊心・選良意識が強い本命宿です。
翼宿さんは、普段は温厚で率直、言葉遣いなども丁寧で、どことなく風格と威厳があります。
また、忍耐強く、仕事に貪欲ですから、八白土星生まれのマシュー・ペリーは、目的遂行のためにはどんなことでもやる、というタイプだったと思われます。
翼宿さんは、遠くに飛んでいくことと縁があり、海外との関係で実力を発揮するという運勢を持っていますので、マシュー・ペリーが日本開国を実現させたのは、翼宿さんのもつ資質からでしょう。
翼宿さんの性格や運気、相性をもっと知りたい方は「翼宿: 宿曜占星術と九星気学・姓名でみる運気」をお読みになってください。
↓
もっと読みたい方は 開運ブログへ