2019年5月は八白土星中宮月になります。 

2019年の年盤と同じになりますから、誰にとっても要注意の月となります。

月破は亥の方位（北北西）になり、九紫火星です。

また、五黄土星は南西にあり、北東の二黒土星が暗剣殺になります。

5月は、二黒土星の方にとって試練の月となるかもしれません。

東の六白金星には、生気（卯）と月徳合（乙）という吉神がついています。

西の一白水星には、月徳（庚）・天道（酉）・天徳（辛）という吉神がついています。

南の三碧木星には、天徳合（丙）という吉神がついています。

八白土星は、土の重なった丘陵であり、山を表します。

象意には、蓄積・静止・不動、転じて頑固などがあります。

時の経過、次につづく新しいことへの変化や連結という意味もあり、変化変動が八白土星になります。

年盤と月盤が重なることから、5月は変化変動が大きいと考えるべきでしょう。

山、黄、親戚、知己、故郷、相続、曲がり角、終始、変わり目、変化

断絶、停止、完了、閉店

開始、復活、出直す、よみがえる

交換、連結、交代、休息、改革、売買、両替、一休み、取り次ぐ、引き継ぐ

曇天、季節の変わり目、天候の変化

家屋、倉庫、物置、ホテル、旅館、駐車場

山、高台、土手、堤防、石段、石垣、階段

トンネル、つきあたりの家、行き止りの家、建て直しをした家

境界線、交差点、ものとものとの間、合わせ目

二つをあわせてひとつにしたもの、連結したもの、つなぎあわせたもの、積み重ねたもの、重箱

岩石、椅子、テーブル、屏風

相続人、兄弟、親子

肥満の人、強欲な人、山中にいる人

山寺の僧、山伏

仲介業者、不動産業者

ホテル・旅館経営者

橋の上にいる人、階段にいる人

牛肉と牛肉料理、骨や皮のない肉

魚類の卵、団子

最中、甘いもの

耳、鼻、腰、筋肉、こぶ、関節、背中、脊髄

牛、虎、鹿、山鳥、足の長い鳥類

せり、つくし、タケノコ、キノコ類

ツタ、ジャガイモ、サツマイモ、山芋、ユリ根

一白水星は西にあり、西にあり、収穫のときです。

さまざまな困難が舞い込んでも、吉神がついていますので、悪くなることはないでしょう。

交際が広がり、突然の出費などがある暗示です。

吉方位：東南（巳を避ける）、南、北

二黒土星は北東にあり、変化変動のときです。

暗剣殺なので、周囲からの情報や環境の変化から、誤った判断をしがちです。

変化を求めて、いろいろなことにチャレンジしたくなりますが、新しいことには手を出さず、これまでの仕事の範囲で収めること。

また、身内とのトラブルにも要注意です。

吉方位：東、東南（巳を避ける）、西北（亥を避ける）

三碧木星は南にあり、前厄です。

陽の当たるときで、評価の高まりを感じるかもしれませんが、調子にのってペラペラとしゃべると問題に巻き込まれるかもしれません。

カンが冴えるときなので、判断力が問われるときになります。

吉方位：西、西北（亥を避ける）

四緑木星は北にあり、本厄です。

体調不良など、健康面で苦しめられることがありそうです。

身体の冷えが原因と考えられることが多いので、とくに足元を温めましょう。

吉方位：西、西北（亥を避ける）

五黄土星は南西にあり、後厄です。  

まじめに物事に取り組む気持ちになりますが、精神的には落ち着かなく、なにか新しいことにチャレンジしたくなるかもしれませんが、焦らずにタイミングをはかること。

また、家族や親類などとの死別など、これまでの関係に変化が現れる暗示もあります。

吉方位：東、東南（巳を避ける）、西北（亥を避ける）

六白金星は東にあり、運気は上昇に転じます。

吉神もついていますので、これまでと比べると、とても好調だと感じるのではないでしょうか。

社交的になり、活動も活発になりますが、あなたの発言がトラブルを引き起こす可能性があります。

吉方位：東南（巳を除く）

七赤金星は東南にあり、運気は旺盛です。

困難な状況から脱出するチャンスとなるタイミングです。

人間関係が活発になるので、関連する出費が増えるかもしれません。

吉方位：西、東

八白土星は中宮にあり、花が咲くときです。

中宮にあるときは、吉凶入り乱れた運気となりますので、積極策ではなく、状況に合わせていくことが大切です。

自分だけで物事を進めようとしないようにしましょう。

吉方位：東、東南（巳を避ける）、西北（亥を避ける）

九紫火星は西北にあり、実をつけるときですが、月破がついています。

なんとなく計画通りにならない暗示です。

目上からの引き立てがあり、仕事につながりますが、期待したほどではなかったという結果になってしまうかもしれません。

吉方位：南、北

九星気学でみる2019年5月の運気を動画でご覧になっていただけます↓

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九星気学では、日盤を９つの本命星が巡っています。

そのなかで、運気の良くない日は次のような日になります。

開運ブログでは、以前も書いていますが、五黄殺の正面、反対側に本命星があるときは「暗剣殺」という凶運日になります。 

暗剣殺は、他人からの影響によって運気が下がります。

日破とは、破れのある日のことです。

この日破が、自分の本命星にある日は凶になります。

2019年4月の月盤は九紫火星中宮ですから、五黄殺は北、暗剣殺は南になります。

宿曜でも、毎日その日の宿があります。

本命宿によって、その宿がどのような意味になるのか異なります。

それは、本命宿にはそれぞれ異なるホロスコープがあり、そのホロスコープが毎日の運気の基本となります。

日の運気を見るためには、ホロスコープにある次の意味を知る必要があります。

「命」・栄・衰・安・危・成・壊・友・親（現在）

「業」・栄・衰・安・危・成・壊・友・親（過去）

「胎」・栄・衰・安・危・成・壊・友・親（未来）

ホロスコープでは、命からはじまる「現在」の９日間、業からはじまる「過去」の９日間、胎からはじまる「未来」の９日間が、順番に巡っています。

宿曜では27日でひと回りし、また命からはじまります。

そして、この周期のなかで何をしても凶の意味があるのが、暗黒の一週間です。

暗黒の一週間とは、「業」・栄・衰・安・危・成・壊の７日間を指します。

体力・気力が落ち込み、なかなか思い通りに進みません。

やらなければならない仕事があるのに、少しもはかどらない、または手につかない、という時期にあたります。

この期間は、積極的な行動は避け、自己主張は避け、我を張るような行動は絶対に避けましょう。

「業」は善行を求めているので、無私無欲で過ごすことが大切です。

この暗黒の一週間で、とくに大凶という日は「成」「壊」の日。

つぎに悪いのは「栄」「衰」になります。 

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本命星と同じ宿星の日。

この世に生を受けたその日のことです。

• 所持控えめに
• 無私無欲
• 礼儀正しく
• 失礼のない身だしなみを心がけましょう

あらゆることに対して吉運があるとされています。

発展運のある日。

• 前向きに
• 仕事関係は進めてよし
• 新しいことも吉
• 気持ちが盛り上がるおしゃれを心がけましょう

本命宿のエネルギーを抑制し、委縮させる日です。

• 体調不良
• 旅行は避ける
• 身の程を知る
• 自らを振り返る

物事を穏やかに安定させる気が働く日です。

• 安定
• 内面の充実させる
• リフレッシュ
• 造築・造園は吉

本来のエネルギーに力を貸さない、助けない日。

危険なほうへ傾いていく作用が働く日です。

• 好事魔多し
• 取引や交渉は避ける
• 売買は凶
• 怪我に注意
• 旅行は避ける
• 口はわざわいの元

物事が達成・成就する日。

地道に努力して生きた人、苦労してきた人が報われる日です。

• 大きな計画を立てると吉
• 交際が一歩すすむ

何事も不利な方向に進む日。

万事控えめにすべき日です。

• 悪しき敵を破壊すると吉
• 内なる敵を破壊する
• 予定外の行動は避ける
• 因果応報
• さわらぬ神にたたりなし

人と人との和合の日。

これまでの人間関係が助けになる日です。

• 交友をひろげる
• 仕事は前向きに
• 行事、結婚式、宴会など人が集まることは吉
• 新しい出会い、新しい恋愛に最高の日

人間関係に吉の日。

積極的な交友を行う日です。

• 人を大切にする気持ち
• プライベートな関係に目を向ける

前世が宿っている日。

現世の災いの因縁となる前世の悪行という意味を含む日です。

• 清めの期間のはじまり
• 善行は悪を成就させない
• 人のために尽くす

受胎の日。

誕生まで元気で過ごせるかどうかわからないあやうさを含んだ日です。

• 諸事控えめに
• ムリはしない
• 謙虚にふるまう
• 病気に注意

⇒ 27宿別の性格と運気

カレンダーの青い部分は、宿曜占星術の暗黒の一週間にあたります。

暗黒の一週間と、九星気学で凶の日が重なるときは、特に注意しましょう。

2019年5月は、新元号「令和」がはじまります。

新天皇にとっては、苦しいスタートとなるかもしれません。

新天皇は、四緑木星生まれです。

四緑木星は北にあり本厄ですから、特に体調の崩れの心配があります。

また、5月は「己巳（つちのとみ）」の月で、「己巳（つちのとみ）」は弁財天を表しています。

年盤と月盤が重なる弁財天の月なので、経済に大きな影響が出る可能性があります。

七赤金星は東南にありますから、変動が多く、また困難な状況に見舞われるという暗示があります。

5月は、積極策はできるだけ避け、時流をよく見て、自分にあったタイミングを見極めるときと言えるのではないでしょうか。

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