『警視庁異能処理班ミカヅチ』シリーズや『全領域異常解決室』にみる人ならざる者

『警視庁異能処理班ミカヅチ』シリーズや『全領域異常解決室』にみる人ならざる者

人間ではない者たちが活躍

こんにちは、生方吉子(うぶかたよしこ)です。 

 

いつもと違って、今回は小説やドラマに登場する、人間ではない者たちが活躍する物語について、感じたことを書いてみたいと思います。

 

なぜ、こんな投稿を書こうとおもったのか、というと、ドラマ『全領域異常解決室』がきっかけです。

 

明日、最終回を迎えますが、藤原竜也さんをはじめとする神々が、人間をまもるために活躍するという内容です。

 

日本の神話や神社に興味がある人にとっては、おもしろいドラマだと思います。

 

生方は、ホラーとかSF小説もよく読むので、人間が、人間以外の者たちと協力したり、対立したりする物語は、多く知っています。

 

小説ならでは、コミックならでは、という設定だと思っていたのですが、まさかゴールデンタイムに日本の神々が登場するとは。

 

おもしろさはもちろんですが、設定が秀逸だと思いました。

 

キリスト教世界では、「ヒット作を創りたいなら、キリストに関するネタをテーマにすると良い」という考え方があるようです。

 

自分にとって、身近でありながらも、さまざまな解釈がある宗教は、多くの人の興味をあつめ、世間的にも注目されやすいため、ヒットしやすいということらしいです。

 

おなじように、『全領域異常解決室』は、八百万の神々が現代日本に存在するというわけです。

 

単なるドラマ好きだけでなく、神社関係者や宗教を研究するひとたちに対して、アピールできるのではないかと考えます。

 

『警視庁異能処理班ミカヅチ』シリーズ

最近読んだなかでは、『警視庁異能処理班ミカヅチ』シリーズが、とてもおもしろく感じた作品です。

 

この作品は、人間以外の力、具体的には妖怪とか霊とかが関わった異常な事件を、普通の事故や事件にしたり、なかったことにしたりすることが仕事という設定です。

 

全領域異常解決室』も、神様がかかわった異常な事態をなかったことにするのが仕事なので、似ているといえば似ている設定です。

 

6巻まで書き進められており、世界観というか、人間以外のものの広がりがみられます。

 

主人公は、怪異を察知することができるのですが、ピラミッドの底辺で生きている男。

 

その男が、警視庁に採用されるところからはじまります。

 

その仕事が先に書いたとおりなのですが、同僚がすごい。

 

チームを率いる警視正は首無し幽霊。

 

実質的なまとめ役は陰陽師の正当な末裔。

 

警察庁から出向している虫使いの女は、警視庁が建つ場所に屋敷を構えていた松平家の末裔。

 

さらに広目天となる者を輩出する家に生まれた眼球・生殖器を持たない者。

 

ほかには、悪魔と契約してしまった1課の刑事も、後半に向けて存在感を増してきます。

 

東京都内には、さまざまな謂れ・所以のある場所が多々ありますが、それらは、どれも人が多く死んでいる場所です。

 

そんな死人がたくさんでている首都・東京が舞台となっているためもあり、読んでいて、「ああ、あの場所ね」とうなづきながら、読み進めることができます。

 

 

底辺からみると、よく見える

警視庁異能処理班ミカヅチ』シリーズを読んでいて感じるのは、主人公・安田怜が底辺で生活をしていたことが、大きく影響しているということではないでしょうか。

 

チェンソーマン』の主人公・デンジも、親の借金から底辺生活をしていたのですが、『警視庁異能処理班ミカヅチ』シリーズの主人公・安田怜と共通するような印象を持っています。

 

どちらも、かつての生活よりも今の生活が良いと感じていて、今の生活(仲間)をまもるために、できることをする。

 

上から下をみるのではなく、下から上をみるとでもいうのでしょうか。

 

なんでもない、小さな幸せを大切にするような生き方を選んでいます。

 

底辺では、さまざまな理不尽を体験せざるをえず、その結果、人の言動の裏を読んだり、忖度したり、ということが普通になってしまうのかもしれません。

 

その分、ピラミッド上部の人々よりも、人間観察能力が高い、といえるのかも。

 

そこに霊視の能力があったとしたら。

 

みえたことをストレートに表現してよいのかどうか、迷う主人公の姿には、やさしさとはなにか?が描かれているようにも思われます。

 

なぜ、人ならざる者が活躍するのか?

普通の人間にはできないこと。

 

そして、異常な事件を解決すること。

 

現在は、そんなことが求められているのかもしれません。

 

日常に退屈しているから、非日常が求められている、ともいえます。

 

いっぽうで、神様や宗教的なことが求められている、とも言えそうです。

 

このブログに、検索で到達する人たちの検索ワードをみると、運気の強さや、生まれ持った能力の高さを問うワードがたびたび含まれています。

 

「自分が特別であることを感じたい」、または「自分が不幸な理由を知りたい」ということのあらわれかもしれません。

 

ドラマ『全領域異常解決室』は、神様でも、不老長寿でもなんでもあり、という設定を披露しました。

 

アニメではない、実写ドラマとして登場したことは、今後に大きな変化を与える可能性があると感じています。

 

 

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