昭和バブル時期に起こった連続幼女誘拐殺人事件
こんにちは、生方吉子(うぶかたよしこ)です。
連続幼女誘拐殺人事件は、神戸連続児童殺傷事件(酒鬼薔薇事件)とともに、世間を騒がせた劇場型犯罪として知られています。
マスコミを巻き込んだ事件ということもあり、連日、この話題で持ちきりだったことを覚えています。
宮崎勤について調べてみました。
⇒ シリアルキラー112人を九星気学と宿曜占星術で見てみると?共通点は?
宮崎勤を九星気学で占ってみると?
■宮崎勤(2-5-2)
宮崎勤は、1962年8月21日生まれ。
本命星:二黒土星
月命星:五黄土星
傾斜宮:二黒土星
宮崎勤は、すべてが土の性に属すタイプで、一切の迷いがありません。
二黒土星は畑の土であり、万物を育む力をもっています。
まじめで勤勉であり、自分から率先して動くよりも、サポート役として周囲を支えたほうが、二黒土星の良さが発揮されます。
五黄土星は中国の黄土であり、荒野を表しており、強い腐食作用を持っています。
また九星のなかの帝王の星なので、その強さから、運勢は極端になりやすく、周囲への影響力は絶大なものがあります。
この星回りは、月命星に五黄土星を持っているので、一度決めたことは、確実に実行する意志の強さがあります。
しかも、コツコツと積上げるので、大きな結果を残すことも。
宮崎勤の場合は、犯罪史に名前を残したわけですが、良い方向で、この星回りの良さが出れば、大きな成果を得ることができるのではないでしょうか。
九星気学で性格や運気を知りたい方は、「九星気学 本命星・月命星・傾斜宮でみる運勢 歴史上の人物と著名人」をお読みになってください。
↓
⇒ 【二黒土星】最も運気が強いのは?本命星・月命星・傾斜宮の組合せは?
宮崎勤の運気を九星気学でみてみると
■1988年5月16日 祖父が死去
宮崎勤をかわいがっていたという祖父が亡くなったのは、1988年5月16日のこと。
年盤では、二黒土星は東南にあり運気旺盛です。
二黒土星の定位には九紫火星が回座し、良くも悪くも注目される暗示があります。
また、九紫火星には「離」の作用がはたらきますので、別離の暗示もあります。
月盤と日盤はどちらも二黒土星中宮で、花が咲くとき、そして吉凶混合運です。
年盤の二黒土星には、月盤・日盤の一白水星が回座し、困難な状況に陥る暗示があります。
祖父の死が、宮崎勤に対して、大きな打撃となったことが読み取れる九星盤です。
■1988年8月22日 第一の事件
宮崎勤が、第一の事件を起こしたのは、1988年8月22日のことです。
この日の九星盤では、月盤の二黒土星は北東にあり変化変動、そして月破がついています。
さらに、暗剣殺でもあり、定位対冲です。
二黒土星にとっては最悪の運気といえますが、このようなときに、人生の転機をむかえることがあります。
年盤の二黒土星は東南にあって運気旺盛、さらに月盤の七赤金星が回座しているので、少女、喜びという暗示があります。
宮崎勤が、誘拐・殺害という凶悪犯罪を起こしても、すぐに捕まらなかったのは、年盤の二黒土星の運気が旺盛だったからでしょう。
■1988年10月3日 第二の事件
運気旺盛な宮崎勤が、第二の事件を起こしたのは、1988年10月3日のこと。
月盤では、二黒土星は南にあり前厄です。
前厄のときは日の当たるときであり、良くも悪くも注目されるときです。
年盤の二黒土星には、月盤の六白金星が回座し、充実・支配という暗示があります。
日盤の二黒土星は、東南にあり運気旺盛。
月盤の二黒土星には、日盤の七赤金星が回座し、第一の事件同様に、少女、喜びという暗示があります。
■1988年12月9日 第三の事件
1988年12月9日、第三の事件が発生します。
月盤では、二黒土星が東に出て、運気は上昇に転じます。
年盤の二黒土星には、月盤の三碧木星が回座し、開拓・奮起の暗示があります。
宮崎勤のやる気にエンジンがかかっていたようです。
日盤では、二黒土星は北東にあり変化変動、さらに暗剣殺、定位対冲です。
二黒土星にとっては最悪の運気であり、この日の事件が、転換点となったようにみえます。
■1989年2月10日 犯行声明
宮崎勤が、「今田勇子」名の『犯行声明』をだし、朝日新聞東京本社に郵送されたのが、1989年2月10日です。
この日の九星盤は、年盤・月盤・日盤のすべてが、二黒土星中宮であり、吉凶混合運です。
また3つの九星盤が同じなので、極端になりやすい運気です。
想像するに、宮崎勤は得意の絶頂にあったのではないでしょうか。
■1989年6月6日 第四の事件
第四の事件は、1989年6月6日に発生します。
この日の九星盤をみると、年盤では二黒土星が中宮にあり、吉凶混合運であり、積極策は取らないほうが良い運気です。
二黒土星の定位には八白土星が回座し、変化変動の暗示があります。
月盤では、二黒土星は南にあり前厄で、良くも悪くも注目される暗示があります。
年盤の二黒土星には、月盤の七赤金星が回座し、ここでも少女、喜びという暗示があります。
日盤では、二黒土星は北西にあり、実をつけるときですが、月盤の二黒土星には、日盤の五黄土星が回座し、五黄殺(自滅)の暗示があります。
■1989年7月23日 強制わいせつで現行犯逮捕
宮崎勤は、1989年7月23日に、強制わいせつの現行犯で逮捕されます。
年盤では、二黒土星は調子に乗ってはいけない運気なのですが、自分の犯罪がばれないため、気が大きくなっていたのかもしれません。
月盤をみると、二黒土星は北にあり本厄です。
年盤の二黒土星には、月盤の六白金星が回座しているため、頂上に達して落ちるの暗示があります。
また、月盤の二黒土星と、日盤の二黒土星は対冲しており、波乱含みの運気です。
宮崎勤の運がつきた瞬間といえるでしょう。
■2008年6月17日 死刑執行
宮崎勤は、2008年6月17日に死刑が執行され、死亡します。
この日の九星盤をみると、年盤では二黒土星は北西にあり、実をつけるときです。
二黒土星の定位には七赤金星が回座し、毀折(こわれる、やぶれる)の暗示があります。
月盤では、二黒土星は東に出て運気は上昇に転じますが、年盤の二黒土星には、月盤の五黄土星が回座し、五黄殺・自滅の暗示があります。
また、月盤の二黒土星には、日盤の一白水星が回座し、困難な状況に陥る暗示があるので、自分の犯した罪により、破滅する運気と言っても良いかもしれません。
宮崎勤の場合、最初の事件を起こしたときの運気が旺盛であったため、警察の目を逃れる事ができたようにみえます。
しかし、積極策に出てはいけない運気のときに、逮捕・起訴される結果になりました。
もしも、このとき宮崎勤が我慢していたら、逮捕はもっと遅れていたのかもしれません。
宮崎勤を宿曜占星術で占ってみると?
■宮崎勤【觜宿】
宿曜占星術では、宮崎勤は觜宿の生まれです。
觜宿は、財運も強ければ、悪運も強い本命宿です。
觜宿さんはトーク力があるのですが、心情的に孤独な人が多く、出家や隠遁、引きこもってしまう人が多いようです。
何かを実行するにも慎重で、用心深い性格なので、周囲からは何を考えているのか理解してもらえず、不気味に思われてしまうことも。
また、他人に本心を打ち明けることはないので、余計に理解を妨げます。
觜宿さんの性格や運気、相性をもっと知りたい方は「觜宿: 宿曜占星術と九星気学・姓名でみる運気」をお読みになってください。
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