30歳の若さで死去
こんにちは、生方吉子(うぶかたよしこ)です。
国語の教科書のなかのイケメンといえば、中原中也ではないでしょうか。
若くして亡くなりましたが、残した詩篇は350以上もあるのだとか。
中原中也について調べてみました。
中原中也を九星気学で占ってみると?
■中原中也(3-3-4)
中原中也は、1907年4月29日生まれ。
本命星:三碧木星
月命星:三碧木星
傾斜宮:四緑木星
中原中也は、本命星と月命星の三碧木星、傾斜宮の四緑木星のすべてが、木の性に属しています。
三碧木星生まれは、開拓精神があり、白黒をはっきりさせたいという性質を持っています。
また、三碧木星を2つも持っているので、かなり積極的で潔癖症なところがありそうです。
しかも、言語能力が高く、おしゃべり上手であり、声が良い人も多いという傾向があります。
いっぽうの四緑木星は、人付き合いが上手い人が多いのですが、人を信用しすぎる傾向があります。
この星回りは、直感的に相手が求めていることがわかるので、コミュニケーション能力は非常に高く、おしゃべりは巧みです。
三碧木星にはお人好しなところがあり、四緑木星の善良性とが重なりますから、だまされやすいという傾向があります。
この星回りは言葉巧みであるがゆえに、結果的に、自分が騙されることもあれば、相手をだましてしまうこともあります。
九星気学で性格や運気を知りたい方は、「九星気学 本命星・月命星・傾斜宮でみる運勢 歴史上の人物と著名人」をお読みになってください。
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⇒ 【三碧木星】最も運気が強いのは?本命星・月命星・傾斜宮の組合せは?
中原中也の運気を九星気学でみてみると?
■1920年 投稿した短歌が入選
1920年は八白土星中宮年で、三碧木星は南にあり、前厄です。
前厄のときは陽のあたるときであり、良くも悪くも注目されるときです。
三碧木星の定位には六白金星が回座し、権威や目上のサポートがある暗示があります。
中原中也は、『婦人画報』『防長新聞』に投稿した短歌が入選します。
■1926年 『山繭』に『夭折した富永』を寄稿
1926年は二黒土星中宮年で、三碧木星は北西にあり、実をつけるときです。
三碧木星には九紫火星が回座し、良くも悪くも注目される暗示があります。
中原中也は、『山繭』に『夭折した富永』を寄稿します。
■1929年 同人誌『白痴群』を創刊
1929年は八白土星中宮年で、三碧木星は南にあり、前厄です。
前厄のときは陽のあたるときであり、良くも悪くも注目されるときです。
三碧木星の定位には六白金星が回座し、権威や目上のサポートがある暗示があります。
中原中也は、 河上徹太郎、大岡昇平らとともに同人誌『白痴群』を創刊します。
■1933年 『ランボオ詩集』
1933年は四緑木星中宮年で、三碧木星は東南にあり、運気は旺盛です。
三碧木星の定位には二黒土星が回座し、女性の暗示があります。
中原中也は、『ランボオ詩集』を刊行。
そして、遠縁の上野孝子と結婚します。
■1934年 『山羊の歌』
1934年は三碧木星中宮年で、花が咲くときです。
三碧木星の定位には一白水星が回座し、困難な状況に陥る暗示があります。
中原中也は、『山羊の歌』を刊行します。
■1937年10月22日 病死
訳詩集『ランボオ詩集』が9月に刊行され、売れ行きも良かったのですが、1937年10月22日、中原中也は、結核性の脳膜炎で亡くなります。
この日の九星盤をみてみましょう。
年盤では、三碧木星は北東にあり、変化変動です。
三碧木星の定位には七赤金星が回座し、人間関係の拡大と喜びごとの暗示がありますから、これは『ランボオ詩集』のことを示しているかのようです。
月盤では、三碧木星は南西にあり、後厄です。
年盤の三碧木星には、月盤の九紫火星が回座し、「離」の作用がある暗示があります。
日盤と月盤はどちらも六白金星中宮なので、この日の「離」の作用は、かなり影響していると思われます。
「離」とは、死別することも含まれており、死の暗示といっても良いのです。
■1938年 『在りし日の歌』
1938年は八白土星中宮年で、三碧木星は南にあり、前厄です。
前厄のときは陽のあたるときであり、良くも悪くも注目されるときです。
三碧木星の定位には六白金星が回座し、権威や目上のサポートがある暗示があります。
中原中也の『在りし日の歌』が刊行されます。
中原中也を宿曜占星術で占ってみると?
■中原中也【心宿】
宿曜占星術では、中原中也は心宿の生まれです。
心宿は、人々から敬愛され、人気者になる資質を持っている本命宿です。
心宿さんは、頭の回転がよく、他人の心をつかんで対処していくという才能を持っています。
また、心宿さんは、陰と陽の二面性があるため、精神バランスを崩しやすく、うつ病やノイローゼなど、心の病になりやすく、偏頭痛も多いようです。
中原中也が、第一子を失って以降、精神的に不安定だったのは、心宿の性質によるものかもしれません。
心宿さんの性格や運気、相性をもっと知りたい方は「心宿: 宿曜占星術と九星気学・姓名でみる運気」をお読みになってください。
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