中曽根康弘元首相が101歳で死去
こんにちは、生方吉子(うぶかたよしこ)です。
第71-73代内閣総理大臣を歴任した中曽根康弘元首相が亡くなりました。
所属政党や派閥を行ったり来たりしたことから、風見鶏の異名をもった方でした。
田中角榮元首相とは同い年で、どちらも戊午(つちのえうま)の生まれ。
中曽根康弘元首相は、どちらかといえば、歴代の総理大臣に多い生まれの方だったようです。
⇒ 九星気学と宿曜で見る歴代総理大臣とは?小泉進次郎さんはどうなる?
中曽根康弘元首相を九星気学で占ってみると?
■中曽根康弘元首相(1-5-1)
中曽根康弘元首相は、1918年5月27日生まれ。
本命星:一白水星
月命星:五黄土星
傾斜宮:一白水星
中曽根康弘元首相は、本命星と傾斜宮の一白水星と月命星の五黄土星が、土剋水(土は水をせき止める)の相剋の関係です。
精神的に強く、強情なのですが、その気持が、行動や、もともと持っている性格を負かしているという運勢です。
一白水星は水であり、器の形を選ばないことから柔軟な姿勢を意味しています。
この一白水星を五黄土星が尅しているので、中曽根康弘元首相は、相手に合わせているように見えて自己主張がかなり強いタイプと言えるでしょう。
五黄土星は帝王の星であり、自分の考えを主張する性質が強く、周囲からはわがままに見られやすい傾向があります。
「言わなければよかった」ということも多く、ときには言いすぎたことに気づかないことも。
犬養毅元首相もこの星回りなので、こんな人物でないと、名を残す総理大臣にはなれないということなのかもしれません。
九星気学で性格や運気を知りたい方は、「九星気学 本命星・月命星・傾斜宮でみる運勢 歴史上の人物と著名人」をお読みになってください。
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中曽根康弘元首相の運気を九星気学でみてみると?
■1947年 初当選
1947年は八白土星中宮年で、一白水星は西にあり、収穫のときです。
一白水星の定位には四緑木星が回座し、拡散と「調う(ととのう)」の暗示があります。
中曽根康弘元首相は、 第23回衆議院議員総選挙に立候補し、初当選します。
■1966年 中曽根派結成
1966年は七赤金星中宮年で、一白水星は北東にあり、変化変動です。
一白水星の定位には三碧木星が回座し、開拓と奮起の暗示があります。
中曽根康弘元首相は、中曽根派を結成します。
■1978年 自由民主党総裁選挙に初出馬
1978年は四緑木星中宮年で、一白水星は南西にあり、後厄です。
一白水星の定位には九紫火星が回座し、世間からの注目を集める暗示があります。
中曽根康弘元首相は、自由民主党総裁選挙に初めて出馬しますが、敗北します。
■1981年 第71代内閣総理大臣に就任
1981年は一白水星中宮年で、花が咲くときです。
一白水星の定位には六白金星が回座し、権威や目上の人のサポートを受ける暗示があります。
中曽根康弘元首相は、第71代内閣総理大臣に就任します。
■1985年 プラザ合意
1985年は六白金星中宮年で、一白水星は南にあり、前厄です。
前厄のときは陽の当たるときであり、良くも悪くも目立つときです。
中曽根康弘元首相は、プラザ合意で、円高を容認します。
■1987年 退陣
1987年は四緑木星中宮年で、一白水星は南西にあり、後厄です。
一白水星の定位には九紫火星が回座し、良くも悪くも注目される暗示があります。
中曽根康弘元首相は、売上税導入失敗で支持率が急降下し、竹下登元首相を後継総裁に指名して退陣します。
■2003年 定年制導入のために引退
2003年は六白金星中宮年で、一白水星は南にあり、前厄です。
前厄のときは陽の当たるときであり、世間の注目を集めるときです。
一白水星の定位には二黒土星が回座し、受け身の暗示があります。
中曽根康弘元首相は、小泉純一郎元首相から定年制導入のために引退を要請されて政界から引退します。
■2019年11月29日 永眠
中曽根康弘元首相は、2019年11月29日、101歳で永眠されました。
この日の九星盤をみてみましょう。
2019年は八白土星中宮年で、一白水星は西にあり、収穫のとき。
一白水星の定位には四緑木星が回座しており、遠方の暗示。
この場合の遠方とは、彼岸のことになるでしょう。
11月の月盤では、一白水星は東南にあり、運気は旺盛ですが、月破がついています。
年盤の一白水星には月盤の四緑木星が回座し、ここでも遠方の暗示があります。
また、年盤の七赤金星に月盤の一白水星が回座しているので、収縮や縮小の暗示もあるので、老衰で亡くなったというのもうなずけます。
日盤では、一白水星は北東にあり、変化変動。
月盤の五黄土星に日盤の一白水星が回座しているので、これも老衰を意味しているようです。
月盤の一白水星には日盤の六白金星が回座していますから、天からの導きにより、永眠されたのではないでしょうか。
中曽根康弘元首相を宿曜占星術で占ってみると?
■中曽根康弘元首相【斗宿】
宿曜占星術では、中曽根康弘元首相は斗宿の生まれです。
斗宿は、受け身でいながら、いつの間にか目的を達成するという運の強さがある本命宿です。
斗宿さんは、表面には出ないので周囲には気づかれませんが、これは!と思う人間には調子を合わせる器用さ、ある種の冷たさを持っています。
また、表面のやさしさとは異なる激しさと競争心を秘めており、強力なライバルがいると、ますます闘争心がわいてきます。
中曽根康弘元首相にとっては、田中角榮元首相をはじめとする多くのライバルが存在しました。
ライバルがいたことによって、総理大臣になることが実現したのかもしれません。
斗宿さんの性格や運気、相性をもっと知りたい方は「斗宿: 宿曜占星術と九星気学・姓名でみる運気」をお読みになってください。
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また、27の本命宿それぞれの2020年の運気は、以下のブログをお読みになってください。
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