2018年11月は五黄土星中宮月になります。 

暗剣殺はありません。

月破は東南（巳）になります。

五黄土星は、九星中もっとも強く、支配する帝王の星です。

五黄土星は、大地そのものを表していますが、二黒土星が耕作地、八白土星が山を表すのに対し、原野であり、

腐食の作用を示します。

そのため、五黄土星の方位は大凶方位であり、五黄土星の反対側は暗剣殺という大凶方位となるのです。

無、古いもの、生物の死

反逆、残忍、強欲、絶望、破産、失業、失敗

葬式、名誉毀損、破損

古い病気の再発、古い問題が蒸し返される

どんよりとした曇り、天候の変化、大荒れ、地震、津波、日照り、冷害

ゴミ集積所、火葬場、墓場、古戦場跡

暗いところ、汚い場所

日陰、荒野、未開地

壊れたもの、腐ったもの、キズモノ、錆びたもの、役に立たないもの

古着、古道具、不用品、売れ残りの品物

荒れた家

老人、総理大臣、元老

古物商、ごみ処理業者、家屋取り壊し業者

高利貸し、暴力団、殺人犯、死刑囚

失敗者、自殺者、変死人

香りも味もないもの、古いもの、かびたもの

売れ残りのもの、食べ残し、だしがら

納豆、酒粕、味噌

大腸、便秘、下痢

流産、胃がん、子宮がんなど腹部に発生する病気

五黄は毒素なので、外部では腫れ物やアザとなり、新陳代謝を妨げます。

ゴキブリ、飲み、シラミ、ハエ、蚊、毛虫

毒虫すべて

カマキリ

毒草類すべて

一白水星は北にあり、本厄です。

気苦労が絶えず、経済的にも好調とは言えません。

何かとわずらわしく感じられるため、精神的にも滅入ってしまうでしょう。

しかし、このタイミングで悲観的になるのは良くありません。

気分転換して、くよくよしないほうが良いのです。

体調を崩すと長引くので、身体を冷やさないようにしてください。

吉方位：西、東

二黒土星は南西にあり、根をはるときです。

気分が良くなり、まじめに働く意欲が出てきます。

目上の人から喜ばれたり、引き立てられたりします。

しかし、まだ気を緩めてはいけません。

吉方位：北西 

三碧木星は東にあり、芽を出すときです。  

楽しい誘いも増えれば、仕事も順調で、何事も積極的に出て大丈夫なときですが、周囲の人のアドバイスを大切にしてください。

また、口は災いの元ですので、ちょっとしたおしゃべりには注意です。

吉方位：辰（東南東）

四緑木星は東南にあり、葉が茂るときです。

ただし巳に月破がついていますから、うまく進んでいるように見えて、内部からほころびが生じます。

対人関係がにぎやかになり、不動産関係や縁談などの話が持ち込まれますが、自分ひとりでは決めず、信頼できる人からアドバイスをもらってください。

吉方位：東

五黄土星は中宮にあり、花が咲くときです。 

エネルギーが充実して、外出がちになります。

最高にツイてる気分になりますが、軽はずみな行動は慎みましょう。

後日、後悔することになります。

また、新しいことを始めるタイミングではありません。

吉方位：南西、北東、北西、西

六白金星は北西にあり、実がつくときです。  

自己主張は控えめにして、聞き上手になって吉のときです。

よもやま話から意外なことを知ることになるかもしれませんし、気軽なおしゃべりから援助を受けることになるかもしれません。

吉方位：西

七赤金星は西にあり、収穫のときです。 

経済的には現金が入ってくる暗示があり、人関係も良いときです。

親戚や知人の結婚などの慶び事があったり、若い男女には縁談の話が舞い込むかもしれません。

この時期に知り合う異性は信頼できる人です。

吉方位：北東、南西、北西

八白土星は北東にあり、変化変動のときです。 

家庭内にさまざまな問題が押し寄せてくる暗示があります。

さざなみのように寄せては返すように問題がおこってくるので、イライラしやすいときです。

周囲の人に相談して意見を求めたほうが良いでしょう。

吉方位：西

九紫火星は南にあり、前厄のときです。 

人間関係でイヤな思いをするかもしれません。

他人から中傷を受けたり、秘密が暴露されたり、あなたを傷つけるようなことが起こりやすいときです。

先の見通しがはっきりしないので不安かもしれませんが、何事も受け流したほうが良いでしょう。

吉方位：南西、北東、東

⇒ 九星気学の吉方位に旅行して運気をアップさせましょう

⇒ 干支にもある吉方位！さらに運気アップの吉方位旅行とは？

⇒ 九星気学は方位学 吉方位・凶方位が持つ象意とは？

九星気学では、日盤を９つの本命星が巡っています。

そのなかで、運気の良くない日は次のような日になります。

開運ブログでは、以前も書いていますが、五黄殺の正面、反対側に本命星があるときは「暗剣殺」という凶運日になります。 

暗剣殺は、他人からの影響によって運気が下がります。

日破とは、破れのある日のことです。

この日破が、自分の本命星にある日は凶になります。

2018年11月の月盤は五黄土星中宮月ですから、五黄殺も暗剣殺もありません。

宿曜でも、毎日その日の宿があります。

本命宿によって、その宿がどのような意味になるのか異なります。

それは、本命宿にはそれぞれ異なるホロスコープがあり、そのホロスコープが毎日の運気の基本となります。

日の運気を見るためには、ホロスコープにある次の意味を知る必要があります。

「命」・栄・衰・安・危・成・壊・友・親（現在）

「業」・栄・衰・安・危・成・壊・友・親（過去）

「胎」・栄・衰・安・危・成・壊・友・親（未来）

ホロスコープでは、命からはじまる「現在」の９日間、業からはじまる「過去」の９日間、胎からはじまる「未来」の９日間が、順番に巡っています。

宿曜では27日でひと回りし、また命からはじまります。

そして、この周期のなかで何をしても凶の意味があるのが、暗黒の一週間です。

暗黒の一週間とは、「業」・栄・衰・安・危・成・壊の７日間を指します。

体力・気力が落ち込み、なかなか思い通りに進みません。

やらなければならない仕事があるのに、少しもはかどらない、または手につかない、という時期にあたります。

この期間は、積極的な行動は避け、自己主張は避け、我を張るような行動は絶対に避けましょう。

「業」は善行を求めているので、無視無欲で過ごすことが大切です。

この暗黒の一週間で、とくに大凶という日は「成」「壊」の日。

つぎに悪いのは「栄」「衰」になります。 

本命星と同じ宿星の日。

この世に生を受けたその日のことです。

• 所持控えめに
• 無私無欲
• 礼儀正しく
• 失礼のない身だしなみを心がけましょう

あらゆることに対して吉運があるとされています。

発展運のある日。

• 前向きに
• 仕事関係は進めてよし
• 新しいことも吉
• 気持ちが盛り上がるおしゃれを心がけましょう

本命宿のエネルギーを抑制し、委縮させる日です。

• 体調不良
• 旅行は避ける
• 身の程を知る
• 自らを振り返る

物事を穏やかに安定させる気が働く日です。

• 安定
• 内面の充実させる
• リフレッシュ
• 造築・造園は吉

本来のエネルギーに力を貸さない、助けない日。

危険なほうへ傾いていく作用が働く日です。

• 好事魔多し
• 取引や交渉は避ける
• 売買は凶
• 怪我に注意
• 旅行は避ける
• 口はわざわいの元

物事が達成・成就する日。

地道に努力して生きた人、苦労してきた人が報われる日です。

• 大きな計画を立てると吉
• 交際が一歩すすむ

何事も不利な方向に進む日。

万事控えめにすべき日です。

• 悪しき敵を破壊すると吉
• 内なる敵を破壊する
• 予定外の行動は避ける
• 因果応報
• さわらぬ神にたたりなし

人と人との和合の日。

これまでの人間関係が助けになる日です。

• 交友をひろげる
• 仕事は前向きに
• 行事、結婚式、宴会など人が集まることは吉
• 新しい出会い、新しい恋愛に最高の日

人間関係に吉の日。

積極的な交友を行う日です。

• 人を大切にする気持ち
• プライベートな関係に目を向ける

前世が宿っている日。

現世の災いの因縁となる前世の悪行という意味を含む日です。

• 清めの期間のはじまり
• 善行は悪を成就させない
• 人のために尽くす

受胎の日。

誕生まで元気で過ごせるかどうかわからないあやうさを含んだ日です。

• 諸事控えめに
• ムリはしない
• 謙虚にふるまう
• 病気に注意

⇒ 二十七宿別 性格と2019年の運気（密教宿曜占星術）

カレンダーの青い部分は、宿曜占星術の暗黒の一週間にあたります。

暗黒の一週間と、九星気学で凶の日が重なるときは、特に注意しましょう。

五黄土星が中宮となる2018年11月について、易占いをしてみました。

結果は「雷天大壮」と出ました。

勢いがありすぎる状態、好調すぎてブレーキが利かないということを暗示しています。

五黄土星は毒素を意味しますから、五黄土星の勢いがありすぎると、さまざまな場面で破れが起こります。

五黄土星のエネルギーが、周囲を腐らせるのです。

とはいえ、二爻でしたから、五黄土星のエネルギーは抑え気味に進む可能性が高いようです。

ただし、調子に乗ると失敗しますから、自分のペースを守るようにしたほうが良いでしょう。

2018年11月7日からが、五黄土星中宮になります。

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