『警視庁捜査一課 ルーシー・ブラックマン事件』
こんにちは、生方吉子（うぶかたよしこ）です。
Netflixオリジナル『警視庁捜査一課 ルーシー・ブラックマン事件』を観ました。
20年以上前の事件ではありますが、当時のマスコミがこぞって報道していたことを記憶しています。
遺体となって発見されたルーシー・ブラックマンの顔は記憶にあり、今回のドキュメンタリーを観て、あらためて悲惨な事件であったことを知りました。
犯人の織原城二（キム・ソンジョン）は、無期懲役の判決を受けましたが、150人以上の女性をレイプした、シリアルレイピストです。
犯人の織原城二無期懲役囚と、被害者のルーシー・ブラックマン、カリタ・リッジウェイについて調べてみました。
織原城二無期懲役囚を九星気学でみると？
■織原城二無期懲役囚（3－8－9）
織原城二無期懲役囚は、1952年8月10日生まれ。
本命星：三碧木星
月命星：八白土星
傾斜宮：九紫火星
織原城二無期懲役囚は、本命星の三碧木星から傾斜宮の九紫火星にエネルギーが流れ、傾斜宮の九紫火星から月命星の八白土星にエネルギーが流れる相生の関係です。
行動が精神を尅すので、感情的には不安定になりやすい傾向がありますが、本音（隠れた性格）から精神（理性）へとエネルギーが流れているので、心は決まっていることが多いようで、頑固なところがあります。
三碧木星は開拓者タイプで、言語能力の高い人が多い傾向がありますが、言葉が正直すぎるために無用の敵を作りやすいといえます。
また、一本気で白黒はっきりさせたいために、自己本位になりがち。
月命星の八白土星は冷静沈着なので、そんな自分自身の言動について、ときに「まずいな」と思っているのではないでしょうか。
しかし、八白土星も一徹で閉鎖的、さらにはプライドも高いので、なかなか周囲に妥協することができません。
九星気学で性格や運気を知りたい方は、「九星気学 本命星・月命星・傾斜宮でみる運勢 歴史上の人物と著名人」をお読みになってください。
↓
⇒ 【三碧木星】最も運気が強いのは？本命星・月命星・傾斜宮の組合せは？
【被害者】ルーシー・ブラックマンとカリタ・リッジウェイを九星気学でみると？
■ルーシー・ブラックマン（4－2－7）
ルーシー・ブラックマン（Lucie Blackman）は、1978年9月1日生まれ。
本命星：四緑木星
月命星：二黒土星
傾斜宮：七赤金星
ルーシー・ブラックマンは、本命星の四緑木星と月命星の二黒土星が、木剋土（木は土をしめつけ栄養を奪う）という相剋の関係です。
月命星の二黒土星から、傾斜宮の七赤金星にエネルギーが流れていますが、行動が精神を剋しているため、悩みや迷いが多いタイプです。
四緑木星は風であり、人の顔色を読める、コミュニケーション能力の高い星です。
自然と仲良くなり、信頼を獲得できるのが四緑木星の性質ですが、根が善良なので、相手を信用しすぎてだまされることも。
二黒土星は土であり、まじめに万物を育成しますが、受け身です。
七赤金星は、精錬された金属を表しますが、場を明るくする性質を持っています。
七赤金星は批判力があり、説得力がある話し方をするため影響力も大きく、自己顕示欲も強いため、軽視されることを嫌います。
この星回りは、四緑木星、二黒土星、七赤金星のいずれも、実行力に欠けるという共通点があります。
口は達者なだけに、実行力がともなうと、すばらしい結果を残せるタイプと言えます。
九星気学で性格や運気を知りたい方は、「九星気学 本命星・月命星・傾斜宮でみる運勢 歴史上の人物と著名人」をお読みになってください。
↓
⇒ 【四緑木星】最も運気が強いのは？本命星・月命星・傾斜宮の組合せは？
■カリタ・リッジウェイ（3－5－3）
カリタ・リッジウェイ（Carita Ridgway）は、1970年3月3日生まれ。
本命星：三碧木星
月命星：五黄土星
傾斜宮：三碧木星
カリタ・リッジウェイは、本命星と傾斜宮の三碧木星が、月命星の五黄土星に対して木剋土（木は土をしめつけ栄養を奪う）という相剋の関係です。
五黄土星は腐食作用を持ち、九星のなかでは最も強いとされていますが、2つの三碧木星に剋されて、本来の強さが弱まります。
三碧木星は音であり、言葉をあやつる能力を表しています。
おしゃべりは三碧木星の特性ですが、考えなしに言葉にしてしまうことも多く、無用の敵をつくりやすい傾向があります。
五黄土星は意思の強さ、三碧木星は開拓精神、正直で積極的な性質をもっています。
元気すぎてトラブルを起こしやすい三碧木星にとっては、迷うことが多いくらいのほうが良い結果を得られるのかもしれません。
九星気学で性格や運気を知りたい方は、「九星気学 本命星・月命星・傾斜宮でみる運勢 歴史上の人物と著名人」をお読みになってください。
↓
⇒ 【三碧木星】最も運気が強いのは？本命星・月命星・傾斜宮の組合せは？
織原城二無期懲役囚を九星気学でみると？
■1992年2月29日 カリタ・リッジウェイ死亡
1992年2月29日、カリタ・リッジウェイは、織原城二無期懲役囚に薬物を与えられ、レイプされた挙げ句に志望します。
病院に運ばれただけ、ルーシー・ブラックマンより、少しは良かったのかもしれません。
織原城二無期懲役囚もカリタ・リッジウェイも、どちらも三碧木星生まれです。
九星盤をみると、興味深い暗示があちこちに出ています。
年盤の三碧木星は南にあり、前厄です。
前厄とは、その人にとって生涯を決めるようなこと・役割を得るときとも考えられているので、織原城二無期懲役囚にとっては、その後も続けることになる連続レイプ犯としての人生を決定づけることになったようです。
いっぽう、カリタ・リッジウェイにとっては、「離」の作用が働き、死別という運気にありました。
三碧木星の定位には六白金星が回座しているので、織原城二無期懲役囚にとっては、天の助けがあったことを示しています。
ところが、この六白金星には天に上るという意味もあり、寿命をまっとうするときに現れます。
日盤をみると、三碧木星には変化変動の暗示があり、さらに困難な状況に陥るという暗示も出ているので、織原城二無期懲役囚にとっても、カリタ・リッジウェイにとっても、運気のよくない一日であったことがわかります。
■2000年7月1日 ルーシー・ブラックマン死亡
2000年7月1日、ルーシー・ブラックマンは亡くなります。
その後、遺体を損壊され、埋められてしまうという悲惨な結果となります。
この日の九星盤をみると、四緑木星生まれのルーシー・ブラックマンには「離」の作用が働く暗示が年盤・日盤ともにあり、それは自分自身の行動による自滅であることが暗示されています。
三碧木星生まれの織原城二無期懲役囚には、変化変動の暗示があり、運気的には波乱があるというときです。
またも死なせてしまったものの、2度目でもあり、さほどの混乱はなかったようです。
■2001年2月9日 ルーシー・ブラックマンの遺体発見
2001年2月9日、ルーシー・ブラックマンの遺体が発見されます。
この日の九星盤をみると、四緑木星生まれのルーシー・ブラックマンには、本厄ですが、人々との出会いや再会など、人との関係が広がるという暗示が、年盤・月盤ともに出ています。
日盤は四緑木星中宮なので、この日に発見されることが予定されていたかのようです。
いっぽう、三碧木星生まれの織原城二無期懲役囚には、すべてが明らかになるという暗示が、年盤・月盤ともに出ています。
日盤をみると、織原城二無期懲役囚には自滅の暗示があり、しかも第三者、この場合は警察ですが、によって災難がもたらされる暗剣殺でもあります。
この日、遺体が発見されなければ、今も織原城二無期懲役囚はレイプを続けていたのかもしれません。
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