イングランド共和国
こんにちは、生方吉子(うぶかたよしこ)です。
イギリスの歴史のなかで、国王不在の共和国時代がありました。
世界史の教科書に登場するオリバー・クロムウェルが、革命によって共和国を成立させたからです。
このとき、オリバー・クロムウェルは、レガリアと呼ばれる戴冠宝器を破壊、競売にかけて売り払ったのだそうです。
戴冠宝器とは、王権を示すものであり、日本の三種の神器のようなものです。
共和国になったからには、王権を示すような王冠などの宝物は必要ない、ということです。
そのため、イギリス王室の宝物は失われ、チャールズ2世の戴冠にあわせて新たに作り直したレガリアが、現在のイギリス王室に伝わっているのだとか。
オリバー・クロムウェルについて調べてみました。
オリバー・クロムウェルを九星気学でみると?
■オリバー・クロムウェル(5-9-1)
オリバー・クロムウェルは、1599年4月25日生まれ。
本命星:五黄土星
月命星:九紫火星
傾斜宮:一白水星
オリバー・クロムウェルは、月命星の九紫火星から本命星の五黄土星へとエネルギーが流れる相生の関係です。
五黄土星は九星のなかで最も強い星であり、腐食作用によって、周囲に影響を及ぼします。
五黄土星の運勢は極端になりやすく、大成功する人もいれば、どん底の生活を送る人も多いのです。
九紫火星は火であり、太陽を意味していて、感覚的で興味がどんどん移り変わるという性質を持っています。
一白水星は水であり、柔軟性はありますが、秘密主義で頑固な一面があります。
火と水という両極端の性質を持っていることから、精神的には激しやすく、いったん決めたことは、最後まで押し通そうとするところがあります。
この星回りは、よく考えてから行動することが身についているタイプであり、本音と建前を使い分けることができる人と言い換えても良いでしょう。
九星気学で性格や運気を知りたい方は、「九星気学 本命星・月命星・傾斜宮でみる運勢 歴史上の人物と著名人」をお読みになってください。
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⇒ 【五黄土星】最も運気が強いのは?本命星・月命星・傾斜宮の組合せは?
オリバー・クロムウェルの運気を九星気学でみると?
■1648年 イングランド共和国樹立
1648年は一白水星中宮年で、五黄土星は南にあり、前厄です。
前厄のときは陽の当たるときであり、良くも悪くも注目されるときです。
しかし、五黄土星の定位には一白水星が回座し、困難な状況に陥る暗示があります。
オリバー・クロムウェルは、軍事クーデターを実施し、残った50数名の議員からなる下院ランプ議会を承認して、イングランド共和国の樹立を宣言します。
ランプ議会は、1649年1月にチャールズ1世の処刑を執行します。
■1653年 護国卿
1653年は五黄土星中宮年で、花が咲くときです。
定位にもどったときは、新しいステージに移行するときです。
オリバー・クロムウェルは、議会を解散させて、終身護国卿に就任し、独裁政権のトップに立ちます。
■1658年9月3日 インフルエンザで死去
1658年9月3日、オリバー・クロムウェルは、インフルエンザのため、亡くなりました。
この日の九星盤をみると、年盤の五黄土星は本厄で、冷えによる病気になりやすい暗示があります。
月盤をみると、風邪の暗示があり、インフルエンザにかかって亡くなったことと一致します。
日盤は「命厄」で、吉凶混合運です。
運気は弱いのですが、現代であれば、死ぬようなことはなかったのかもしれません。
オリバー・クロムウェルを宿曜占星術でみると?
■オリバー・クロムウェル【畢宿】
宿曜占星術では、オリバー・クロムウェルは畢宿の生まれです。
畢宿は、強いエネルギーを生まれながらに持った、傑出した人物が多い本命宿です。
年輪とともに真価を発揮する大器晩成型が多く、主流に身を置くことで理解者ができ、畢宿さんの不器用さを補ってもらえます。
また、畢宿さんは、自分の信念や節を曲げない頑固者であり、人間関係では、魂のレベルで交流するようなところがあり、心身をささげる代わりに、相手にもそれが当然と思い込むところがあります。
オリバー・クロムウェルは、日曜生まれの畢宿さんなので、大変善良で、なにかにつけ遺恨を残すようなことはありませんが、遠慮はないようです。
また、災難が突然襲ってくる運勢をもっています。
畢宿さんの性格や運気、相性をもっと知りたい方は「畢宿: 宿曜占星術と九星気学・姓名でみる運気」をお読みになってください。
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