こんにちは、生方吉子（うぶかたよしこ）です。 

大久保清という名前は、おそろしい連続殺人犯として記憶されています。

テレビ番組では、何度も再現ドラマがつくられていることから、ご存知の方も多いと思います。

大久保清について調べてみました。

大久保清は、1935年1月17日生まれ。

本命星：三碧木星

月命星：三碧木星

傾斜宮：四緑木星

大久保清は、本命星と月命星の三碧木星、傾斜宮の四緑木星のすべてが、木の性に属しています。

三碧木星生まれは、開拓精神があり、白黒をはっきりさせたいという性質を持っています。

しかも、言語能力が高く、おしゃべり上手であり、声が良い人も多いという傾向があります。

いっぽうの四緑木星は、人付き合いが上手い人が多いのですが、人を信用しすぎる傾向があります。

この星回りは、直感的に相手が求めていることがわかるので、コミュニケーション能力は非常に高く、おしゃべりは巧みです。

大久保清は、言葉巧みに女性を誘っては、何度も乱暴を働いています。

なぜ女性が大久保清を信じてしまうのか、といえば、三碧木星による言語能力とコミュニケーション能力が高かったからだと言えます。 

ちなみに、大久保清の生年月日で九星盤を調べたところ、年盤・月盤・日盤のすべてが三碧木星中宮でした。

大久保清は、三碧木星の申し子のような人物だったのかもしれません。

このように年盤・月盤・日盤がすべて揃うのは、1年のなかで6日から8日程度です。

まるで、この日を選んで生まれたのではないか、としか思えません。

九星気学で性格や運気を知りたい方は、「九星気学 本命星・月命星・傾斜宮でみる運勢 歴史上の人物と著名人」をお読みになってください。

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1976年1月22日、大久保清は絞首刑によって亡くなります。

この日の九星盤をみてみましょう。

年盤では、三碧木星は北にあり本厄、さらに五黄殺であり、自滅の暗示があります。

人生の総決算を迫られるような年運です。

年盤の三碧木星には、月盤の二黒土星が回座し、女性の暗示があり、受け身です。

さらに日盤では、三碧木星は西にあり定位対冲です。

大久保清にとって、このときの年盤は最悪のときであり、最後まで女性の暗示が色濃く残っています。

計画的な犯罪を主とする犯罪者を調べていると、犯罪が成就するときの運気は良いときが多く、判決を受けたり、刑を執行されたりするときは、運気が弱く自滅的です。

大久保清の場合も、この例にもれないようです。

宿曜占星術では、大久保清は鬼宿の生まれです。    

鬼宿は、優れた発想力や直観力、行動力を活かした職業が適している本命宿です。

物事の本質を見抜き、自分の感性にあうことが見つかると、追求せずにはいられないタイプです。

大久保清の場合は、それが「女性」だったのかもしれません。

鬼宿さんの性格や運気、相性をもっと知りたい方は「鬼宿: 宿曜占星術と九星気学・姓名でみる運気」をお読みになってください。 

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