こんにちは、生方吉子（うぶかたよしこ）です。  

2016年8月、住人女性が死亡した事件発生。

2017年1月10日、妻を殺害したとして逮捕された朴鐘顕被告ですが、2022年11月21日に、懲役11年の2審判決取り消しと審理のやり直しが決まりました。

朴鐘顕被告について調べてみました。 

朴鐘顕被告は、1975年7月22日生まれ。 

本命星：七赤金星

月命星：三碧木星

傾斜宮：九紫火星 

朴鐘顕被告は、本命星の七赤金星は、月命星の三碧木星を剋し（金剋木）、傾斜宮の九紫火星は七赤金星を剋し（火剋金）ているという、相剋の関係です。 

七赤金星は、にぎやかで楽しいことが好きで、しかも説得力のある発言をするタイプです。

負けず嫌いで自己顕示欲も強いので、他人から軽視されることを最も嫌います。

三碧木星は、おしゃべりな言語能力の高さを意味し、積極的で開拓的な性質を持っています。

また、潔癖症で、シロクロつけたいのが三碧木星なので、何事に対しても自分の姿勢を明らかにする傾向があります。

九紫火星は感覚的、情熱的ですが、熱しやすく冷めやすいという性質をあらわします。 

月命星の三碧木星から、傾斜宮の九紫火星にエネルギーが流れているため、誰よりも早く、新しいアイデアを披露したいという気持ちが強い傾向もあります。

ただし、月命星の三碧木星は傾斜宮の九紫火星にエネルギーを与えているので、気持ちとは裏腹な行動に出てしまいがちということかもしれません。 

九星気学で性格や運気を知りたい方は、「九星気学 本命星・月命星・傾斜宮でみる運勢 歴史上の人物と著名人」をお読みになってください。

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2016年8月9日2時50分ごろ、朴鐘顕被告は、「妻が自殺している」と１１９番通報します。

この日の九星盤をみると、年盤では七赤金星は北にあり本厄で、知名度アップの暗示と、困難な状況に陥る暗示が出ています。

月盤の七赤金星は結果のときであり、日盤では変化変動を示しています。

運気的にはあまり良くないといえます。

これまで何人も殺人者の運気を調べていますが、計画的な犯罪の場合、運気は良いといえます。

目的を達成するわけですから、運気的には恵まれていることが多いと思われます。

いいかえれば、朴鐘顕被告の運気は、目的を遂行するには不利な運気だったと言えるのではないでしょうか。

事件発生から5ヶ月後の、2017年1月10日、朴鐘顕被告は妻殺害容疑で逮捕されます。

この日の九星盤をみてみましょう。

年盤の七赤金星には月盤の五黄土星、月盤の七赤金星には日盤の五黄土星がそれぞれ回座し、ダブル五黄殺です。

五黄殺とは自滅的な凶運のことであり、犯罪者の場合は、自らの犯行が発覚して逮捕されています。

朴鐘顕被告に五黄殺が出ているので、妻を殺害したのかも？と思ってしまいますが、ちょっと違うのかもしれません。

逮捕の決め手となる証拠が乏しく、状況証拠を集めていたために5ヶ月もかかったのだと考えると、朴鐘顕被告は、4人の子どもを抱えて育児ノイローゼだったという妻をないがしろにしていたのかもしれません。

その言動が、殺害容疑で逮捕という結果を生んでいるのかも。

いずれにせよ、逮捕当日は自滅的な運気の日であったことは、間違いありません。

2019年3月6日、懲役11年の実刑判決が、地裁で言い渡されます。

この日の九星盤をみると、年盤の七赤金星は東南にあり運気旺盛ですが、歳破がついています。

破がついていると、思い通りにならないという運気に陥ります。

また、困難な状況に陥る暗示もあります。

年盤の七赤金星には、月盤の九紫火星が回座し、良くも悪くも注目されるとき。

日盤では、東に出て定位対冲、さらに目上のサポートがある暗示もあります。

地裁の守下実裁判長は、3月27日、殺人罪で実刑判決を受けた被告の保釈を認める、極めて異例の決定を出したところ、翌日には却下されます。

2022年11月21日、最高裁が判決を取り消し、審理やり直しを命じます。

この日の九星盤をみると、七赤金星は定位の西にもどり、収穫のときです。

月盤の四緑木星が、年盤の七赤金星に回座し、知名度アップの暗示があります。

しかし、月盤の七赤金星は本厄なので、心身は低調です。

月盤の七赤金星には、日盤の六白金星が回座し、権威や目上のサポートがある暗示がありますが、七赤金星には日破がついています。

朴鐘顕被告は、事件発生時、逮捕時、一審判決、最高裁判決取り消しの日のそれぞれで、認知度が広まる暗示があります。

または「信用」にかかわる事柄と読み取るべきなのでしょうか。

最高裁は、審理やり直しを命じましたが、どんな結果となるのでしょうか。

注目です。

宿曜占星術では、朴鐘顕被告は斗宿の生まれです。

斗宿は、優れた人物と交際することを好み、理想を掲げ、気位も自尊心も高いのですが、リアリストの本命宿です。 

優れた資質に恵まれ、財産運も強いのが斗宿さんです。

また、斗宿さんは、カリスマ的な存在であり、欲しいものは手に入れるパワーを備えています。

しかし、思いがけない陥穽も多く降りかかるという波乱含みの人生を送ります。

朴鐘顕被告は、火曜生まれの斗宿さんなので、心配事があると黙っていることができず、くどくどと何度でも話をする悪い癖があります。

斗宿さんの性格や運気、相性をもっと知りたい方は「斗宿: 宿曜占星術と九星気学・姓名でみる運気」をお読みになってください。

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