こんにちは、生方吉子（うぶかたよしこ）です。 

ヴァイオリニストに続いて、ピアニストも調べてみました。

職業としてピアニストをみた場合、どんな人が多いのか？と疑問に思い、世界のピアニスト243人について調べました。

日本人61人、海外182人を調べています。

⇒ 清塚信也さんの性格・運気・運勢とは？

⇒ 世界のヴァイオリニスト369人を九星気学と宿曜占星術で見てみると？共通点は？

本命星は行動をあらわしていますが、六白金星が最も多く41人、16.9%でした。  

とくに日本人は突出して多く、12人、19.7％です。

日本人ピアニストの5人に一人が、六白金星生まれ、ということになります。

六白金星は、理想主義者の星であり、プライドが高い本命星です。

ピアノは、楽器のなかでは幅広い活躍をする楽器であり、ベースのリズムを刻んだり、主題のメロディラインを奏でたりします。

そういう意味で、1台でオーケストラにもなりうるのがピアノ。

ピアニストに六白金星生まれが多いのは、ピアノという楽器の特性とも関係があるのかもしれません。

月命星は理性、精神をあらわしていて、一白水星が39人、16.0％でした。 

一白水星は水であり、艱難辛苦を経て成長する星です。

よく考え、自らの企画力や創造力で、困難を打破するという性質をもっています。

何でもできるピアノだからこそ、自分を試すことができるため、一白水星が多いのかもしれません。

しかし、日本人に限ると、二黒土星がもっとも多く、まじめで勤勉な性質のピアニストが多いことがわかります。

つまり、海外では、自分で企画・創造するような人がピアニストに多く、日本では、勤勉な人がピアニストになっているということのようです。

ヴァイオリニストで多かった三碧木星は、ピアニストでは最も少ないのも、特徴かもしれません。

傾斜宮は隠れた性格、本能をあらわしていますが、六白金星が36人、14.8％という結果となりました。

本命星でも六白金星生まれが多かったので、ピアニストになる人は、自分の理想を追求するタイプが多いということのようです。 

世界のピアニスト243人の本命星・月命星・傾斜宮の組み合わせをみてみましょう。

最も多かったのは、5－2－8の組み合わせで、9人でした。

すべてが土の性に属する土星人が、ピアニストに最も多いという結果になりました。

5－2－8の組み合わせの人は、強い意志の力と努力によって、掲げた目標を遂行するというタイプです。

この星回りのピアニストは、次の通りです。

※敬称略

フジ子・ヘミング

田中希代子

長富彩

萩原麻未

イグナツィ・パデレフスキ

アレクサンダー・ブライロフスキー

ホルヘ・ボレット

フランス・クリダ

イディル・ビレット

次いで多かったのが、2－2－6と、8－9－4で、それぞれ8人でした。

2－2－6は、まじめですが受け身です。

この星回りのピアニストは、次の通りです。

※敬称略

遠藤郁子

横山幸雄

藤田真央

カール・ツェルニー

ベンノ・モイセイヴィチ

マイラ・ヘス

ゲルハルト・オピッツ

ケマル・ゲキチ

8－9－4の組み合わせは、ひらめき力をもとに努力するタイプで、調整力もあります。

この星回りのピアニストは、次の通りです。

※敬称略

田隅靖子

山本貴志

ヨゼフ・ホフマン

エルヴィン・ニレジハジ

アナトリー・ヴェデルニコフ

マレイ・ペライア

アンヌ・ケフェレック

ジャン＝フィリップ・コラール

十干十二支とは、60年で一周するというものです。

十干と十二支には、それぞれ意味があるのですが、それについては下記のブログをお読みになってください。

⇒ 十干・十二支にあらわれる性格とは？

⇒ 陰陽五行と干支

まずは十干では、壬（みずのえ）が最も多く、34人、14.0％という結果になりました。

壬（みずのえ）は、大河や海の陽水をあらわします。

【性格】

忍耐、愛情、親切、苦労多し、孤独性

人の言動に左右されない

計画立案の能力や問題解決の技量にもすぐれる

寛大で人々から信頼される

白黒つけなければ気が済まない

ここでも、企画や創造といった能力が、ピアニストに多いことがあらわれています。

しかし、日本人で最も多かったのは、戊（つちのえ）です。

戊（つちのえ）は、ヴァイオリニストに最も多かったので、日本人ピアニストには、高いプライドの持ち主が多いようです。

【性格】

剛直、わがまま、中心、吝嗇、がんばる

思い込みが強い

自尊心が高く、自信過剰

負けず嫌い

臨機応変に欠ける

最も多いのは、戌（いぬ）年で、35人、14.4％でした。

戌は陽土であり、九星では八白土星にあたります。 

注意すべき資質として、頑固、気位が高い、人からのアドバイスを受け入れない、高望みといった資質があります。

海外に多く、日本人に少ないのが酉（とり）年でした。

酉は陰金で、九星では七赤金星にあたります。  

注意すべき資質として、金運があるが浪費、贅沢、情欲、ものごとにこだわりすぎるといった資質を持っています。

日本人ピアニストに少ないのも、なんとなくうなづけます。 

27の本命宿のうち、最も多かったのは、胃宿、危宿、参宿で、それぞれ14人、5.8％でした。

胃宿は、古来から反逆の星とされ、妖気漂うエネルギーの持ち主が多いとされる星です。

危宿は、理性より感性の人であり、時流にあわせて活躍できる本命宿。

参宿は、生まれながらの陽性であり、常識を打ち破ることなど平気な革命者。

いずれもパワーが強く、周囲に対する影響力が大きいという共通点があります。 

日本人ピアニストに最も多かったのは、心宿です。

心宿は、多芸多才で知略にたけ、自己演出が巧みで、演技者、役者として優れた才能がある本命宿です。

日本人ピアニストには、パワープレイではなく、 頭脳戦や心理戦が必要なのかもしれません。

宿曜占星術の27の本命宿それぞれの性格や運気、相性をもっと知りたい方はこちらをご覧になってください。

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⇒ 27の本命宿を人数でランキング！最も強い本命宿は？

世界のピアニスト243人について調べてみてわかったことは、ヴァイオリニストとピアニストでは、持っている性格や性質が異なるということです。

楽器のもつ性質が違うと、その性質にあったタイプの人が最終的に残ってくると言うことなのかもしれません。

ピアニストを調べてみて、指揮者のことも知りたくなりました。

そのうち、調べてみますね。

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