こんにちは、生方吉子（うぶかたよしこ）です。

大統領になるための条件はをご存じですか？

調べてみたら、次のような条件があるそうです。

1. 出生がアメリカ人で、アメリカ国籍を持つ
2. 35歳以上
3. アメリカに14年以上在住している

http://www.kyoritsu-wu.ac.jp/nichukou/sub/sub_gensya/World/America_Canada/America/politics/president.htm

移民の人は、州知事にはなれるが大統領にはなれないようです。

出生がアメリカではないからですね。

また、アメリカの大統領は国家元首ですが、日本の総理大臣（首相）は、政治のトップではありますが、国家元首ではありません。

日本の天皇は、明確に国家元首と定められておりませんが、一般的には国王または女王が国家元首であることが多いようです。

この差が、もしかすると、アメリカ大統領になりやすい九星や本命宿を決めているのではないか？

そう考えて、アメリカの歴代大統領44人について、調べてみました。

本命星は行動をあらわしていますが、最も多かったのは二黒土星と七赤金星生まれ（9人）でした。

二黒土星は、耕された土地をあらわし、大地の徳を意味しています。

それは、万物を育成する力であり、天の恵みを受けて堅実に育て上げます。

現実的で、妥協を許さない厳しさが含まれていますが、そこには陰謀家という象意もあります。

七赤金星は、精錬された金属をあらわし、商売や金運を意味しています。

九星のなかでも、現実的な星であり、GDP世界一のアメリカらしい九星とも言えます。

七赤金星には、量的な不足、質的な充足などの意味があり、経済的な指標とも重なります。

愛嬌や娯楽、誘惑、社交も七赤金星の象意であり、アメリカという国を表しているかのようですね。

二黒土星生まれの大統領は、次の通りです。

※敬称略

マーティン・ヴァン・ビューレン

ウィリアム・ハリソン

エイブラハム・リンカーン

ドワイト・D・アイゼンハワー

リンドン・ジョンソン

カルビン・クーリッジ

ジョン・F・ケネディ

フランクリン・デラノ・ルーズベルト

七赤金星生まれの大統領は、次の通りです。

※敬称略

ラザフォード・ヘイズ

ユリシーズ・グラント

リチャード・ニクソン

ウッドロウ・ウィルソン

ジョージ・ワシントン

フランクリン・ピアース

ジェームズ・ガーフィールド

ジェームズ・ポーク

セオドア・ルーズベルト

月命星は精神をあらわすのですが、九紫火星の人が最も多いという結果になりました。

月命星に九紫火星を持っている大統領は、次のとおりです。

※敬称略

フランクリン・デラノ・ルーズベルト

ジェームズ・ブキャナン

バラク・オバマ

ジョン・アダムズ

トーマス・ジェファーソン

ウィリアム・マッキンリー

ジェラルド・R・フォード

ジェームズ・ポーク

セオドア・ルーズベルト

ジェームズ・モンロー

九紫火星は、太陽であり、火をあらわしています。

どちらも、光り輝いて四方を照らし、物事を明らかにし、万物の生成を助けます。

九紫火星は、先見の明やひらめきも意味していますから、大統領になるには、そういうセンスが大切であるということではないでしょうか。

九紫火星の色は、赤または紫ですが、アメリカでは赤はパワーカラーなので、大統領以外の職業でも九紫火星を持っている人が多そうです。

傾斜宮は、隠れた性格、本性を表しています。

その傾斜宮で最も多かったのは、四緑木星です。 

四緑木星を傾斜宮に持つ人は、人当たりがよく、目上からの引き立てによって、社会的な信用を確立します。

また、人心掌握術に優れた人が多いのです。

四緑木星を傾斜宮に持ってい大統領は、次のとおりです。

※敬称略

ジョージ・W・ブッシュ

ドナルド・トランプ

ドワイト・D・アイゼンハワー

ミラード・フィルモア

ジョン・タイラー

アンドリュー・ジョンソン

ジョージ・ワシントン

フランクリン・ピアース

ジェームズ・ガーフィールド

ジェームズ・モンロー

本命星・月命星・傾斜宮の組み合わせのなかで、最も多かったのは、

本命星：二黒土星

月命星：二黒土星

傾斜宮：六白金星

と、

本命星：七赤金星

月命星：八白土星

傾斜宮：四緑木星

という大統領でした。

本命星：二黒土星

月命星：二黒土星

傾斜宮：六白金星

の大統領には、マーティン・ヴァン・ビューレン、ウィリアム・ハリソン、エイブラハム・リンカーンがいます。

本命星：七赤金星

月命星：八白土星

傾斜宮：四緑木星

の大統領には、ジョージ・ワシントン、フランクリン・ピアース、ジェームズ・ガーフィールドがいます。

政策において、それぞれに特徴的なことがあるのかもしれません。

他にも九星が完全に重なっている大統領は複数いて、あまり知られていませんが、ジョージ・W・ブッシュとドナルド・トランプは同い年で、誕生日も1ヶ月以内なので、まったく同じ星回りです。 

九星の組合せ別の運気などに興味のある方は、「九星気学 本命星・月命星・傾斜宮でみる運勢 歴史上の人物と著名人」をお読みになってください。

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十干十二支とは、60年で一周するというものです。

十干と十二支には、それぞれ意味があるのですが、それについては下記のブログをお読みになってください。

⇒ 十干・十二支にあらわれる性格とは？

⇒ 陰陽五行と干支

⇒ 今年の漢字は「災」60干支でみても平成は災害と事件の多い時代だった？

まずは十干からですが、最も多かったのは甲（きのえ）・辛（かのと）・癸（みずのと）でした。

甲（きのえ）は木の性、辛（かのと）は金の性、癸（みずのと）は水の性です。 

十二支では巳年（へびどし）生まれが最も多いという結果になりました。

日本の歴代首相のなかでは、巳年（へびどし）生まれがたった1人しかいません。

⇒ 九星気学と宿曜で見る歴代総理大臣とは？小泉進次郎さんはどうなる？

巳とは、易では「乾為天」が配されています。

「乾為天」とは、すべてが陽という卦のことで、爛熟し、静止している状態であると解されます。

この、巳年生まれの大統領は、次のとおりです。

※敬称略

ウィリアム・ハリソン

エイブラハム・リンカーン

ジョン・F・ケネディ

フランクリン・デラノ・ルーズベルト

ベンジャミン・ハリソン

ウィリアム・タフト

27の本命宿のうち、最も多かったのは参宿でした。 

参宿は、人をひきつける徳を備えていて、愛される人物ですが、血の気が多く、激しい気性の持ち主が多いのです。

東奔西走することも厭わず、よく働くのも参宿の特徴です。

好奇心が強く、新しいことには飛びつき、試さずにはいられないというのも参宿の資質です。

アメリカの大統領には、このような資質をもった人が多いことがわかります。

しかし、参宿は、大胆なことを口に出して失敗することも少なくなく、相手の立場を考えずに、自分の考えを押し付ける傾向があります。

そんな参宿の大統領は、次の通りです。

※敬称略

ビル・クリントン

ジェームズ・ガーフィールド

アンドリュー・ジョンソン

フランクリン・デラノ・ルーズベルト

ラザフォード・ヘイズ

宿曜占星術の27の本命宿それぞれの性格や運気、相性をもっと知りたい方はこちらをご覧になってください。

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今回44人の歴代大統領を調べてみて、フランクリン・ルーズベルトが、アメリカ大統領として最強である理由がわかりました。

フランクリン・ルーズベルトは、本命星は二黒土星、月命星は九紫火星、辛巳年生まれ、参宿のすべてを網羅しています。

大統領になりやすい条件を、これだけ備えているのは、フランクリン・ルーズベルト以外には見当たりません。

トランプ大統領など、足元にも及ばないほどの強運をもっているのだと思われます。

日本では、フランクリン・ルーズベルトは強烈過ぎて総理大臣にはなれませんが、アメリカという移民国家には強い個性が求められているのだと感じます。 

⇒ 日米開戦に導いたフランクリン・ルーズベルトとは？性格・運気・運勢を占ってみると 

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