薨去
こんにちは、生方吉子(うぶかたよしこ)です。
エリザベス女王の夫であるエディンバラ公爵フィリップ王配が、2021年4月9日、薨去されました。
エディンバラ公爵フィリップ王配について調べてみました。
エディンバラ公爵フィリップ王配を九星気学で占ってみると?
■エディンバラ公爵フィリップ王配(7-4-8)
エディンバラ公爵フィリップ王配は、1921年6月10日生まれ。
本命星:七赤金星
月命星:四禄木星
傾斜宮:八白土星
エディンバラ公爵フィリップ王配は、本命星の七赤金星は、月命星の四緑木星を剋し(金剋木)、傾斜宮の八白土星は七赤金星にエネルギーを与えているという関係です。
七赤金星は精錬された金属であり、慶び事を意味しています。
七赤金星生まれは、周囲を明るく楽しくさせる天性の才能を持っている一方、物事を斜めにみて批判できる能力を持っているため、周囲に対して影響力を持ちやすい資質を持っています。
四緑木星は風であり、人の顔色をうかがいながら話ができるというコミュニケーション能力の高さを示しています。
また、善意の人であり、また人を信じすぎるのも四緑木星の特徴です。
八白土星は山であり、プライドと努力の星です。
目標に到達するための努力、自分のプライドのための努力は欠かしません。
この星回りは、八白土星から七赤金星にエネルギーが流れているので、冷静沈着に、そして自らの運命を開拓するために行動できるという傾向があります。
九星気学で性格や運気を知りたい方は、「九星気学 本命星・月命星・傾斜宮でみる運勢 歴史上の人物と著名人」をお読みになってください。
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⇒ 【七赤金星】最も運気が強いのは?本命星・月命星・傾斜宮の組合せは?
エディンバラ公爵フィリップ王配の運気を九星気学でみてみると
■1947年 エリザベス女王と結婚
1947 年は八白土星中宮年で、七赤金星は東南にあり、運気旺盛ですが、歳破がついています。
七赤金星の定位には一白水星が回座し、困難な状況に陥る暗示があります。
エディンバラ公爵フィリップ王配は、エリザベス女王と結婚します。
■1952年 エリザベス女王即位
1952年は三碧木星中宮年で、七赤金星は南にあり、前厄です。
前厄のときは陽のあたるときであり、良くも悪くも注目されるときです。
しかし、七赤金星の定位には五黄土星が回座し、何事も極端になりやすく、五黄殺(自滅)の暗示があります。
エリザベス女王が即位し、正式に、エディンバラ公爵フィリップ王配となります。
しかし、ウィンストン・チャーチルが拒否したため、共同統治者としての地位を示す「王配殿下(Prince Consort)」の称号は与えられず、機密書類閲覧権もない地位となります。
■1956年 「エディンバラ公賞」設立
1956年は八白土星中宮年で、七赤金星は東南にあり、運気は旺盛です。
しかし、七赤金星の定位には一白水星が回座し、困難な状況に陥る暗示があります。
エディンバラ公爵フィリップ王配は、「エディンバラ公賞」設立し、自然保護に貢献のあった人物を表彰するようになります。
■2007年 結婚60周年
2007年は二黒土星中宮年で、七赤金星は北にあり、本厄です。
七赤金星の定位には四禄木星が回座し、地名度アップの暗示があります。
また、四禄木星には結婚の意味があります。
エディンバラ公爵フィリップ王配とエリザベス女王は、結婚60周年を迎え、祝賀行事が行われます。
イギリスの君主で結婚60周年を迎えるのは、エリザベス2世が史上初となりました。
■2011年 イギリス海軍の最高指揮官に就任
2011年は七赤金星中宮年で、花が咲くときです。
七赤金星の定位には九紫火星が回座し、良くも悪くも注目される暗示があります。
エディンバラ公爵フィリップ王配は、イギリス海軍の最高指揮官に就任します。
■2017年 公務引退
2017年は一白水星中宮年で、七赤金星は南西にあり、後厄です。
七赤金星の定位には三碧木星が回座し、開拓・奮起の暗示がありますが、エディンバラ公爵フィリップ王配は、一切の公務を引退すると発表します。
■2021年4月9日 ウィンザー城にて薨去
2021年4月9日、エディンバラ公爵フィリップ王配は、ウィンザー城にて薨去されます。
99歳でした。
この日の九星盤をみてみましょう。
年盤では、七赤金星は北西にあり、暗剣殺です。
月盤と日盤は、どちらも三碧木星中宮で、七赤金星は南にあり、「離」の作用が働くときです。
「離」の作用とは、文字通り、離れることを意味し、死別も含まれます。
また、年盤の七赤金星には、月盤・日盤の四禄木星が回座し、遠方の象意があります。
九星盤から読み取れるのは、「遠方に離れる」=死、という暗示があるということでしょうか。
同じ九星盤でも、遠方に引っ越すとか、結婚して引っ越すと読むこともできますが、年齢を考えれば、死別が適切ではないでしょうか。
心よりお悔やみ申し上げます。
エディンバラ公爵フィリップ王配を宿曜占星術で占ってみると?
■エディンバラ公爵フィリップ王配【星宿】
宿曜占星術では、エディンバラ公爵フィリップ王配は星宿の生まれです。
星宿は、 負けず嫌いで屈服せず、泣き寝入りもしない、反骨精神も旺盛な本命宿です。
星宿さんは、実家を出て養子になる人が多く、そのほうが運が開けるという運命を持っています。
また、自分が納得できないことには妥協せず、他人からは偏屈な人、怖い人と見られることが多いようです。
エディンバラ公爵フィリップ王配は、金曜生まれの星宿さんなので、しっかり者で聡明です。
誠実で、能力的にも高いので、ついつい頑張ってしまうタイプです。
星宿さんの性格や運気、相性をもっと知りたい方は「星宿: 宿曜占星術と九星気学・姓名でみる運気」をお読みになってください。
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