歴史小説、推理小説、時代風俗から古代歴史まで
こんにちは、生方吉子(うぶかたよしこ)です。
坂口安吾は、とにかく多作の作家。
ジャンルにもこだわりがなく、書くことが好きだったのかもしれません。
また、薬物中毒に苦しむ作家の一人でもあります。
坂口安吾について調べてみました。
坂口安吾を九星気学でみると?
■坂口安吾(4-9-9)
坂口安吾は、1906年10月20日生まれ。
本命星:四緑木星
月命星:九紫火星
傾斜宮:九紫火星
坂口安吾は、本命星の四緑木星から月命星と傾斜宮の九紫火星にむかって、エネルギーが流れる相生の関係にあります。
四緑木星は風であり、隅々まで吹きわたる風のようなコミュニケーション能力を意味します。
相手の気持ちを読み取る能力に優れていますが、善良で、人を信用しすぎるところがあります。
一方、自分の信じることについては、強気な交渉をすることもありますが、実は迷いも多いのです。
九紫火星は火であり太陽を表しており、頭脳明晰ですが、熱しやすく冷めやすいという性質を持っています。
感覚的に優れており、表現力も豊かなので人気があり、人望もありますが、人間関係は全般的に浅く、親友と呼べる人は少ない傾向があります。
先見の明もあり、華やかですが、自己本位になりがちで、秘密にすべきことを軽率に口にしたりすることも。
この星回りは、行動が先にあり、行動することで、確信を持ち、信念が形成されるタイプです。
九星気学で性格や運気を知りたい方は、「九星気学 本命星・月命星・傾斜宮でみる運勢 歴史上の人物と著名人」をお読みになってください。
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⇒ 【四緑木星】最も運気が強いのは?本命星・月命星・傾斜宮の組合せは?
坂口安吾の運気を九星気学でみると?
■1935年 処女小説集『黒谷村』出版
■1946年 『堕落論』『白痴』
■1947年 『桜の森の満開の下』『青鬼の褌を洗う女』『不連続殺人事件』
■1949年 探偵作家クラブ賞受賞
1949年は六白金星中宮年で、四緑木星は東に出て、運気は上昇に転じます。
四緑木星の定位には五黄土星が回座し、何事も極端になりやすく、五黄殺(自滅)の暗示があります。
坂口安吾は、『不連続殺人事件』で探偵作家クラブ賞を受賞します。
しかし、睡眠薬アドルム中毒により入院、その後、転地療養します。
■1950年 『安吾巷談』『明治開化 安吾捕物帖』
19510年は五黄土星中宮年で、四緑木星は定位に戻って東南にあり、運気は旺盛です。
定位に戻ったときは、新しいステージに移行するときです。
坂口安吾は、『安吾巷談』『明治開化 安吾捕物帖』などを連載します。
■1951年 税金滞納、伊東競輪不正告訴事件
1951年は四緑木星中宮年で、花が咲くときです。
四緑木星の定位には三碧木星が回座し、開拓・奮起の暗示があります。
坂口安吾は、『安吾巷談』で文藝春秋読者賞を受賞しますが、税金滞納や伊東競輪不正告訴事件などのスキャンダルもあり、身を隠す生活を送ります。
■1955年2月17日 脳内出血のため死去
坂口安吾は『安吾新日本風土記』の連載を始めますが、1955年2月17日、脳内出血のため急死します。
49歳でした。
この日の九星盤をみてみましょう。
年盤では、四緑木星は南にあり、「離」の作用が働くときであり、暗剣殺です。
突発的なことで命を落とすこともあるのが暗剣殺であり、「離」の作用が働くときは、死別する可能性が高まります。
月盤では、四緑木星は東南にあり運気は旺盛ですが、年盤の四緑木星には、月盤の九紫火星が回座し、ここでも「離」の作用が働く暗示があります。
日盤の四緑木星は北東にあり、変化変動。
月盤の四緑木星には、日盤の九紫火星が回座し、ダメ押しの「離」の作用が、ここにも見られます。
現代医療をもってしても、坂口安吾の命は救えない可能性が高い運気でした。
坂口安吾を宿曜占星術でみると?
■坂口安吾【心宿】
宿曜占星術では、坂口安吾は心宿の生まれです。
心宿は、頭の回転がよく、他人の心をつかんで対処していくという才能をもった本命宿です。
心宿さんは、多芸多才で知略にたけ、主君に取り入り、虚をついてお家を乗っ取るという戦国武将のような人物。
器用で幅広い考え方ができるのですが、一事に集中、徹底できないという弱点があります。
坂口安吾は、土曜生まれの心宿さんなので、悪心が少々ありますが、性根は善良です。
道理はわかっても、正しいことを言い出せない傾向があります。
心宿さんの性格や運気、相性をもっと知りたい方は「心宿: 宿曜占星術と九星気学・姓名でみる運気」を読みになってください。
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