福島第一原発に反対したことで収賄罪にされた
こんにちは、生方吉子(うぶかたよしこ)です。
東日本大震災が発生した3・11が近づいてきました。
昨日は、吉田昌郎元福島第一原子力発電所長について調べてみました。
⇒ 吉田昌郎元福島第一原子力発電所長の性格・運気・運勢を占ってみると
今回は、東日本大震災が発生する5年前に、東京電力のずさんさを指摘し、対決していた佐藤栄佐久元福島県知事について調べてみました。
一説によると、佐藤栄佐久元福島県知事は、東京電力社長だった勝俣恒久社長と面会した直後に、収賄罪に問われ、知事を辞任したことから、東電の圧力があってささいなことを事件化したと言われています。
結果的に収賄金額は0円になりましたから、不思議な事件であったといえます。
佐藤栄佐久元福島県知事を九星気学で占ってみると?
■佐藤栄佐久元福島県知事(7-4-8)
佐藤栄佐久元福島県知事は、1939年6月24日生まれ。
本命星:七赤金星
月命星:四緑木星
傾斜宮:八白土星
佐藤栄佐久元福島県知事は、本命星の七赤金星が、月命星の四緑木星を剋し(金剋木)、傾斜宮の八白土星は七赤金星にエネルギーを与えているという関係です。
七赤金星は精錬された金属であり、慶び事を意味しています。
七赤金星生まれは、周囲を明るく楽しくさせる天性の才能を持っている一方、物事を斜めにみて批判できる能力を持っているため、影響力を持ちやすい資質を持っています。
四緑木星は風であり、コミュニケーション能力の高さを示しています。
八白土星は山であり、プライドと努力の星です。
目標に到達するための努力、自分のプライドのための努力は欠かしません。
この星回りには、織田信長、建築家のフランク・ロイド・ライト、コンピューターの生みの親と言われるアラン・チューリングなどがいます。
九星気学で性格や運気を知りたい方は、「九星気学 本命星・月命星・傾斜宮でみる運勢 歴史上の人物と著名人」をお読みになってください。
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佐藤栄佐久元福島県知事の運気を九星気学でみてみると?
■1988年 福島県知事に就任
1988年は三碧木星中宮年で、七赤金星は南にあり、世間の注目を集める暗示があります。
しかし、七赤金星の定位には五黄土星が回座し、何事も極端になりやすく、五黄殺(自滅)の暗示があります。
佐藤栄佐久元福島県知事は、参議院議員を辞職し、福島県知事選に出馬。
当選して、福島県知事となります。
■2006年7月 勝俣恒久東電社長と面会
佐藤栄佐久元福島県知事は、東電が進めていたプルサーマル計画を、当初は了承していましたが、その後、東京電力によるトラブル隠しが発覚したため、了承を撤回しました。
また、東電管内の原発稼働を拒否。
そのため、2006年7月に、勝俣恒久東電社長と面会することになります。
この日の九星盤をみると、年盤では七赤金星が南にあり、前厄です。
前厄のときは、世間の注目を集める、文書関係のトラブルが発生する、過去の問題が表面化するといったことが起こりやすい運気です。
七赤金星の定位には五黄土星が回座し、何事も極端になりやすく、五黄殺(自滅)の暗示があります。
7月の月盤では、七赤金星は東にあり、運気は上昇に転じています。
年盤の七赤金星には月盤の四緑木星が回座し、知名度アップ、人気拡大の暗示があります。
この日の会談を経て、原発稼働再開を容認しますが、プルサーマル計画については一貫して反対の立場を明らかにしていました。
■2006年9月25日 実弟が逮捕される
勝俣恒久東電社長と面会した直後の7月に、水谷建設・レインボーブリッヂによる不正事件で、佐藤栄佐久元福島県知事の実弟が営む縫製会社が、不正な土地取引の疑いで検察の取調べを受けるようになります。
そして、2006年9月25日に、実弟が逮捕されます。
佐藤栄佐久元福島県知事は、この逮捕を受けて、県知事を辞任することとなります。
この日の九星盤をみると、年盤は前厄、月盤では中宮にあり吉凶混合運、日盤では変化変動です。
そんなに悪い運気とも思えませんが、ここから、佐藤栄佐久元福島県知事の転落が始まります。
■2006年10月23日 収賄の容疑で逮捕される
2006年10月23日、佐藤栄佐久元福島県知事は、収賄の容疑で逮捕されます。
この日の九星盤では、月盤に注目する必要があるでしょう。
七赤金星は北西にあり、五黄土星の反対側にあって暗剣殺だからです。
暗剣殺は、闇夜に刃物で襲われるような災難が起こるとされ、第三者によって凶運がもたらされます。
また、年盤の七赤金星には月盤の一白水星が回座し、困難な状況に陥る暗示もあり、2006年のなかでも、良くない運気のときであったことがわかります。
■2009年10月 収賄額は「0円」に
2009年10月の東京高裁で、7372万円の差益を賄賂とした一審判断がくつがえされたときの九星盤をみてみましょう。
年盤では、七赤金星は東に出て、運気は上昇に転じています。
年盤の七赤金星には月盤の四緑木星が回座し、主張や知名度が拡散する暗示があります。
月盤では七赤金星は北西にあり、実をつけるときであり、運気は悪くありませんでした。
■2012年10月16日 高裁判決が確定
佐藤栄佐久元福島県知事の収賄罪が、最高裁で確定したのは、2012年10月16日でした。
1年前の2011年だったら、もしかすると無罪判決が出ていたかもしれません。
しかし、天は見放したのでしょうか、2012年10月は、七赤金星にとって最悪のときでした。
七赤金星は、五黄土星の反対側にあって暗剣殺で、年盤も月盤も同じです。
さらに、年盤の七赤金星には歳破がついています。
自分の思い通りにはならない運気であり、第三者から凶運がもたらされる暗示が強いといえるでしょう。
東日本大震災が起こった2011年であったら、七赤金星中宮年だったので、結果は違っていたのではないでしょうか。
佐藤栄佐久元福島県知事を宿曜占星術で占ってみると?
■佐藤栄佐久元福島県知事【軫宿】
宿曜占星術では、佐藤栄佐久元福島県知事は軫宿の生まれです。
軫宿は、何事にも気軽に妥協できないという本命宿です。
ものごとの本質を見抜く直観力や洞察力が鋭く、優れた観察眼を持ち、事務能力は抜群です。
仕事にかかると、周囲の詮索や中傷には動じることはなく、むしろ戦闘的です。
佐藤栄佐久元福島県知事は、東京電力に対して、厳しすぎたのかもしれません。
軫宿さんの性格や運気、相性をもっと知りたい方は「軫宿: 宿曜占星術と九星気学・姓名でみる運気」をお読みになってください。
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また、27の本命宿それぞれの2020年の運気は、以下のブログをお読みになってください。
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