2019年9月は四緑木星中宮月になります。 

月破は卯の方位にあり、二黒土星です。

五黄土星が北西にあり、三碧木星が暗剣殺です。

四緑木星は風を表しています。

風はどんなところにも入り込みますので、動き回る、落ち着きがないという意味もありますが、四緑木星が中宮のときは、外から訪れる幸運を迎えるときとなります。

経済面では、七赤金星が北東にあり変化変動で、年盤の二黒土星のうえに回座し、暗剣殺です。

2019年の年盤では、巳の方位に歳破が付いていますから、七赤金星に歳破が付いていることになります。

この歳破の影響が出てくるのは、2019年の後半であり、10月以降、破れが本格化していきます。

9月は、その歳破の前哨戦となる可能性があります。

すでに、その傾向があらわれており、帝国データバンクと東京商工リサーチのまとめによると、7月の企業倒産件数は、いずれも2ケタ増と急増し、今年最多を記録しています。

東京商工リサーチでは、「企業倒産は『底打ち』から『増加』のターニングポイントを迎えた可能性が出てきた」と分析しています。

⇒ 倒産7月急増、「増加へのターニングポイントを迎えた」

七赤金星の暗剣殺は、自国の経済状況に関わらず、対外的な情勢の変化によって、経済的な問題が発生する暗示です。

円高が進行し、輸出産業に打撃があるとか、株価が乱高下する可能性もありそうです。

その影響もあってか、庶民生活には暗い影がさすでしょう。

二黒土星は庶民の星であり、月破がついていますから、離別や中断という暗示があります。

経済的な問題が降りかかるうえに、交渉ごともうまくいかないというイメージです。

9月で最も気になるのは、三碧木星が暗剣殺であることです。

三碧木星は、年盤の七赤金星に回座して歳破の影響も受けているので、東京からみて南東方面（千葉県）で地震があってもおかしくないのです。

以前、震度6強以上の地震が起こった日の九星盤をみたときに、月破や日破がついていると危ないな、という印象を受けたからです。

⇒ 大地震発生には三碧木星・破・五黄殺・暗剣殺が影響している？

しかも暗剣殺なので、ちょっと怖いですね。

調う、斉う、整理、精神、意志、早熟

長女、部下、雇い人、世話、歓迎

風、遠方、評判、信用、旅行、通勤、行く、通知、報告、宣伝

縁談、結婚、心の往来、人の往来、物品の往来、交渉、行き違い

四季の風全般（春風、そよかぜ、涼風、北風、木枯らしなど）

四緑木星中宮の日には風が起こりやすい

玄関、道路、軌道、切り通しの道、出入り口

材木置場、林野

鳥屋

呉服屋

飛行場

建具一式、針金、電柱、電信電話の線

木材、木刀、棟木、敷居

屏風、引き出し

糸類、紐類、縄類、帯類

下駄、草履、靴類

扇風機、扇子、うちわ、風船、飛行機、気球、飛行船

煙、羽、線香

毛髪、ブラシ

手紙、はがき、宅配

長女

美容師、大工、建具屋、林業従事者、材木商、綿糸商、紡績業者

旅人、行商人、運送屋、宅配業者、案内人、郵便配達員、仲介人

パイロット、営業マン

紙屋、蕎麦屋

広告業者

道に迷っている人

凧をあげている人

麺類、芋、大根の繊維質

肉類・魚類の燻製品

うなぎの蒲焼

酸味

左手、太もも、頭髪

腸、気管、食道、動脈、神経、筋、呼吸器

わきが、屁

蛇、すべての長い虫類、蝶、トンボ、ハチ

鳥類

木の葉、枯れ草、マコモ、葦、トクサ、松、杉

粟、茶、蘭、百合、バラ、ハーブ、香草類、香木類

ニラ、にんにく、菖蒲、ツル、朝顔、夕顔、ツルでまきつく植物、ぶどうのツル

一白水星は南西にあり、後厄です。

年盤の五黄土星に回座し、自滅の暗示がありますので、物事を進めるときには慎重になるときです。

とくに独断専行や、投機的な行為はいけません。

吉方位：西

二黒土星は東に出て、運気は上昇に転じますが、月破がついていますので、何かと思うようにならない暗示です。

不平不満が出やすくなり、また出費もかさみそうです。

食べすぎ飲み過ぎに注意しないと、体調面に異変が出ます。

吉方位：北、南

三碧木星は東南にあり、運気は旺盛なのですが、暗剣殺です。

加えて、歳破の七赤金星に回座しますので、思わぬ災難に注意が必要です。

金銭の出入りが増えますが、出ていくほうが多いかも。

また、計画が停止するとか、プロジェクトが終了する可能性もありそうです。

吉方位：北

四緑木星は中宮にあり、花が咲くときです。

良いことも悪いことも極端になりやすいので、調子に乗らず、慎重にすすめてください。

何かが変化する、または自分自身が変化したいと感じるかもしれませんが、思いつきで行動すると痛い目に遭います。

吉方位：北

五黄土星は西北にあり、実をつけるときです。

様々なアイデアが出てきて、新しいことをはじめたくなりそうですが、計画を怠ると、行く手には困難が控えていそうです。

アイデアや計画は書き出して、文書にすることで整理整頓されます。

吉方位：北、南、西

六白金星は西にあり、収穫のときです。

堅実に物事をすすめることが大切なとき。

しかし、あまりに受け身になりすぎると、はっきりしないままに時間が過ぎて、大切な果実を失ってしまうかも。

吉方位：南

七赤金星は北東にあり、変化変動です。

年盤の二黒土星の上に回座しているため、暗剣殺の影響を受けるでしょう。

また、月盤の三碧木星が暗剣殺で、年盤の七赤金星のうえに位置します。

七赤金星にとって、表もウラも暗剣殺が9月であり、大きな変化や災難におそわれる暗示があります。

勢いで行動することと、言葉には気をつけなければなりません。

吉方位：南、西

八白土星は南にあり、前厄です。

良くも悪くも注目を集めることになる暗示です。

疑惑が生じて信用に傷がついたり、または発言が評価されたりというときになります。

また、転職、転居、別離なども起こりそうです。

吉方位：西

九紫火星は北にあり、本厄です。

体調不良に気をつけましょう。

年盤の九紫火星のうえに月盤の五黄土星が回座しますので、何事においても自滅的な暗示です。

遠方との関係が悪化、計画が整わないままに頓挫するかもしれません。

吉方位：なし

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九星気学では、日盤を９つの本命星が巡っています。

そのなかで、運気の良くない日は次のような日になります。

開運ブログでは、以前も書いていますが、五黄殺の正面、反対側に本命星があるときは「暗剣殺」という凶運日になります。 

暗剣殺は、他人からの影響によって運気が下がります。

日破とは、破れのある日のことです。

この日破が、自分の本命星にある日は凶になります。

2019年9月の月盤は四緑木星中宮ですから、五黄殺は北西、暗剣殺は南東になります。

宿曜でも、毎日その日の宿があります。

本命宿によって、その宿がどのような意味になるのか異なります。

それは、本命宿にはそれぞれ異なるホロスコープがあり、そのホロスコープが毎日の運気の基本となります。

日の運気を見るためには、ホロスコープにある次の意味を知る必要があります。

「命」・栄・衰・安・危・成・壊・友・親（現在）

「業」・栄・衰・安・危・成・壊・友・親（過去）

「胎」・栄・衰・安・危・成・壊・友・親（未来）

ホロスコープでは、命からはじまる「現在」の９日間、業からはじまる「過去」の９日間、胎からはじまる「未来」の９日間が、順番に巡っています。

宿曜では27日でひと回りし、また命からはじまります。

そして、この周期のなかで何をしても凶の意味があるのが、暗黒の一週間です。

暗黒の一週間とは、「業」・栄・衰・安・危・成・壊の７日間を指します。

体力・気力が落ち込み、なかなか思い通りに進みません。

やらなければならない仕事があるのに、少しもはかどらない、または手につかない、という時期にあたります。

この期間は、積極的な行動は避け、自己主張は避け、我を張るような行動は絶対に避けましょう。

「業」は善行を求めているので、無私無欲で過ごすことが大切です。

この暗黒の一週間で、とくに大凶という日は「成」「壊」の日。

つぎに悪いのは「栄」「衰」になります。 

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本命星と同じ宿星の日。

この世に生を受けたその日のことです。

• 所持控えめに
• 無私無欲
• 礼儀正しく
• 失礼のない身だしなみを心がけましょう

あらゆることに対して吉運があるとされています。

発展運のある日。

• 前向きに
• 仕事関係は進めてよし
• 新しいことも吉
• 気持ちが盛り上がるおしゃれを心がけましょう

本命宿のエネルギーを抑制し、委縮させる日です。

• 体調不良
• 旅行は避ける
• 身の程を知る
• 自らを振り返る

物事を穏やかに安定させる気が働く日です。

• 安定
• 内面の充実させる
• リフレッシュ
• 造築・造園は吉

本来のエネルギーに力を貸さない、助けない日。

危険なほうへ傾いていく作用が働く日です。

• 好事魔多し
• 取引や交渉は避ける
• 売買は凶
• 怪我に注意
• 旅行は避ける
• 口はわざわいの元

物事が達成・成就する日。

地道に努力して生きた人、苦労してきた人が報われる日です。

• 大きな計画を立てると吉
• 交際が一歩すすむ

何事も不利な方向に進む日。

万事控えめにすべき日です。

• 悪しき敵を破壊すると吉
• 内なる敵を破壊する
• 予定外の行動は避ける
• 因果応報
• さわらぬ神にたたりなし

人と人との和合の日。

これまでの人間関係が助けになる日です。

• 交友をひろげる
• 仕事は前向きに
• 行事、結婚式、宴会など人が集まることは吉
• 新しい出会い、新しい恋愛に最高の日

人間関係に吉の日。

積極的な交友を行う日です。

• 人を大切にする気持ち
• プライベートな関係に目を向ける

前世が宿っている日。

現世の災いの因縁となる前世の悪行という意味を含む日です。

• 清めの期間のはじまり
• 善行は悪を成就させない
• 人のために尽くす

受胎の日。

誕生まで元気で過ごせるかどうかわからないあやうさを含んだ日です。

• 諸事控えめに
• ムリはしない
• 謙虚にふるまう
• 病気に注意

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カレンダーの青い部分は、宿曜占星術の暗黒の一週間にあたります。

暗黒の一週間と、九星気学で凶の日が重なるときは、特に注意しましょう。

2019年9月は、四緑木星が中宮の月なので、風があり、晴れたり曇ったりの天候になりそうです。

また、四緑木星は、商売や対人関係などを意味しています。

年盤の中宮は八白土星なので「停止」であり「つなぎ」といった意味があります。

商売や対人関係において、慎重な態度が求められるということかもしれません。

積極策ではなく、待つ姿勢が大切なときとなりそうです。

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