2021年9月は七赤金星中宮月になります。  

月破は卯（東）の方位にあり、五黄土星です。

東は、五黄殺と月破が重なるため、2021年9月は、東の方位は避けたほうが良いでしょう。

また、西の九紫火星は暗剣殺なので、東西が凶方位となります。

七赤金星は、「愉悦」をあらわしており、収穫の喜びも意味しています。

また、精錬された金属であり、七赤金星には経済や金運などの意味もあります。

七赤金星が中宮にあるときは、経済は表面的には順調のように見えて、波乱含み、八方塞がりという暗示があり、全体的に下り気味です。

そして、九紫火星に暗剣殺がついており、株式市場の乱高下が起こりやすいといえます。

経済活動は縮小傾向にあるので、ふたたび新型コロナウィルス感染拡大の影響もあって、さらに弱まっていくのではないでしょうか。

⇒  新型コロナウイルス：2021年9月から2021年11月を占ってみると 

西、秋、金銭、酒食、口、祝典、結婚式、笑う

不足、不注意、手落ち、取り換える

壊れたところ、欠陥、舗装工事、天井の修理、陰気な場所

散財して喜ぶ、食べ過ぎて身体をこわす、皮肉な言動、遊興中

西風、暴風雨、荒れ模様、降雨、変わりやすい天気、新月、秋風

養鶏場、水商売（飲食店など）、花柳界、貯蔵庫、造船所

沢、くぼ地、沼沢地、低地、溝、断層、石垣、山崩れ、がけ崩れ

湖、水たまり、溜池、井戸、川端、浅い海、渕

金物、刃物、楽器、釣り鐘、鈴

上に凹みのあるもの、頭部のないもの、先のないもの、破損したもの、修理したもの

借金

少女、歌手、芸者、料理屋の女性従業員、不良少女、後妻、妊婦

飲食店主、金融業者、歯科医師、仲介者、セールスマン、宝石商

鶏肉、鶏がらスープ、親子丼

酒、甘酒、おしるこ、コーヒー、紅茶、牛乳、餅菓子

右肺、口中、歯、咽頭、気管支、口の周り

頭部の故障

ひつじ、サル、ニワトリ、セミ

桔梗、尾花（ススキ）、萩、藤袴、なでしこ、月見草、女郎花

スイカ、しょうが

一白水星は北東にあり、変化変動です。

やる気が出てきて、なにかと先走りがちとなりますが、言葉足らず、または言い過ぎなど、言葉による災難が降りかかりやすいので、要注意です。

9月中旬ごろ、運気が強まりますので、良い結果を得たいなら、そのころ行動に移してみてはいかがでしょう。

吉方位：なし

二黒土星は南にあり前厄です。 

良くも悪くも目立つときであり、そのことで評判になりやすい運気です。

しかし、年盤と月盤が対冲となりますから、波乱含み。

やる気はあるので、思いつきで先走ったりしないほうが良いかも。

吉方位：なし

三碧木星は北にあり本厄なので、体調不良になりやすく、病気になると長期化します。

しかし、あなたの言動が拡散しやすく、ちょっとした有名人になるかも。

年運では計画倒れになりやすいので、慎重に検討してください。

吉方位：なし

四緑木星は南西にあり後厄、歳破の影響を受けやすい運気です。  

また、年運・月運ともに自滅の暗示があるので、あなたの言動が、あなたの信用を傷つけてしまうかもしれません。

周囲とのバランスを心がけて対応することも大切です。

吉方位：北

五黄土星は東にあり、運気は上昇に転じますが、月破がついています。

破がついていると、破れが生じやすいため、思い通りに物事がすすみません。

今年は目上の人のサポートを受けやすいので、困りごとは目上の人に相談してはどうでしょう。

吉方位：南

六白金星は東南にあり、運気は旺盛ですが、年盤の五黄殺の影響を受けやすいときです。

しかし、人間関係が拡大し、飲食の機会が増えるため、金銭の出入りが増える暗示があります。

年運では花が咲くときであり、ついついやりすぎる傾向になりがちなので、勢いに頼らず、いったん立ち止まって考えるようにしてみては。

吉方位：南、北東

七赤金星は中宮にあり、花が咲くときですが、吉凶混合運です。 

変化変動の暗示があり、とくに家族や親族関係で起こりやすいといえます。

今年は暗剣殺であり、第三者から災難がもたらされる年運なので、突発的なトラブルや事故には、特に注意してください。

吉方位：南、北東

八白土星は西北にあり、実をつけるときですが、年盤・月盤の暗剣殺の影響を受けやすい運気です。

良くも悪くも注目される暗示がありますから、どちらかといえば、悪いことに巻き込まれやすいかもしれません。

株式投資を行っている場合には、外部的な要因で変動しやすいので、海外情報に目を向けるときでしょう。

吉方位：南

九紫火星は西にあり、収穫のときですが、暗剣殺です。

困難な状況に陥る暗示もあるので、自分だけが注意しても、災難からは逃れられないかもしれません。

事故やトラブルなどに巻き込まれやすいので、対応には注意してください。

吉方位：南

九星気学でみる2021年9月の運気を動画でご覧になっていただけます↓

九星気学では、日盤を９つの本命星が巡っています。

そのなかで、運気の良くない日は次のような日になります。

開運ブログでは、以前も書いていますが、五黄殺の正面、反対側に本命星があるときは「暗剣殺」という凶運日になります。 

暗剣殺は、他人からの影響によって運気が下がります。

日破とは、破れのある日のことです。

この日破が、自分の本命星にある日は凶になります。

2021年9月の月盤は七赤金星中宮ですから、五黄殺は東、暗剣殺は西になります。

ここに自分の本命星が巡ってきたときは要注意です。

2021年9月は、ほとんどの期間が「七曜陵逼（しちようりょうひつ）」です。

「七曜陵逼」とは、特定の「曜」が特定の「宿」を剋して、「曜」が勝ち「宿」が負けたときに災いに至るというものです。 

つまり、「曜」が「宿」を凌駕して脅かす状態を指します。  

この「七曜陵逼」の期間には、吉凶が逆転するといわれています。  

なかでも、この期間中に命宿と胎宿の日がぶつかると、必ず災難にあうとされています。 

今日は良い日だと思っても、この期間は運気が逆転していますので、ご注意ください。

本来は大吉ですが、何事も成就しない日となります。

いつも以上に、人の役に立つような善行を積むことを心がけが必要になります。

この日も本来は大吉ですが、積極的に行動してはならない要注意日になります。

何事も控えめにしたほうが良いという日になります。

運気が安定する日のはずが、逆転すると運気に波乱が生じるとされています。

交流・コミュニケーションに適した日ですが、逆転すると人間関係において問題が発生しやすいとされます。

人から裏切られたり、だまされたりしないように注意すべき日になります。

本来は凶の日ですが、逆転して、求める気持ちが通じる日、物事を成し遂げてくれるという吉日になります。

ただし、「業に属する壊宿（暗黒の一週間）」の日は、吉日に転じることはありません。

命宿・胎宿の日は、逆転現象の影響をうけません。

つまり、凶のままであり、むしろ凶意が増すと考えられています。 

宿曜経では、陵逼によって命宿が剋されたときには命が脅かされ、業宿が剋された時には行動が成就せず、胎宿が剋された時には邪難にあうと警告されているほどです。

宿曜でも、毎日その日の宿があります。

本命宿によって、その宿がどのような意味になるのか異なります。

それは、本命宿にはそれぞれ異なるホロスコープがあり、そのホロスコープが毎日の運気の基本となります。

日の運気を見るためには、ホロスコープにある次の意味を知る必要があります。

「命」・栄・衰・安・危・成・壊・友・親（現在）

「業」・栄・衰・安・危・成・壊・友・親（過去）

「胎」・栄・衰・安・危・成・壊・友・親（未来）

ホロスコープでは、命からはじまる「現在」の9日間、業からはじまる「過去」の9日間、胎からはじまる「未来」の9日間が、順番に巡っています。

宿曜では27日でひと回りし、また命からはじまります。

そして、この周期のなかで何をしても凶の意味があるのが、暗黒の一週間です。

暗黒の一週間とは、「業」・栄・衰・安・危・成・壊の７日間を指します。

体力・気力が落ち込み、なかなか思い通りに進みません。

やらなければならない仕事があるのに、少しもはかどらない、または手につかない、という時期にあたります。

この期間は、積極的な行動は避け、自己主張は避け、我を張るような行動は絶対に避けましょう。

「業」は善行を求めているので、無私無欲で過ごすことが大切です。

この暗黒の一週間で、とくに大凶という日は「成」「壊」の日。

つぎに悪いのは「栄」「衰」になります。 

本命星と同じ宿星の日。

この世に生を受けたその日のことです。

• 所持控えめに
• 無私無欲
• 礼儀正しく
• 失礼のない身だしなみを心がけましょう

あらゆることに対して吉運があるとされています。

発展運のある日。

• 前向きに
• 仕事関係は進めてよし
• 新しいことも吉
• 気持ちが盛り上がるおしゃれを心がけましょう

本命宿のエネルギーを抑制し、委縮させる日です。

• 体調不良
• 旅行は避ける
• 身の程を知る
• 自らを振り返る

物事を穏やかに安定させる気が働く日です。

• 安定
• 内面の充実させる
• リフレッシュ
• 造築・造園は吉

本来のエネルギーに力を貸さない、助けない日。

危険なほうへ傾いていく作用が働く日です。

• 好事魔多し
• 取引や交渉は避ける
• 売買は凶
• 怪我に注意
• 旅行は避ける
• 口はわざわいの元

物事が達成・成就する日。

地道に努力して生きた人、苦労してきた人が報われる日です。

• 大きな計画を立てると吉
• 交際が一歩すすむ

何事も不利な方向に進む日。

万事控えめにすべき日です。

• 悪しき敵を破壊すると吉
• 内なる敵を破壊する
• 予定外の行動は避ける
• 因果応報
• さわらぬ神にたたりなし

人と人との和合の日。

これまでの人間関係が助けになる日です。

• 交友をひろげる
• 仕事は前向きに
• 行事、結婚式、宴会など人が集まることは吉
• 新しい出会い、新しい恋愛に最高の日

人間関係に吉の日。

積極的な交友を行う日です。

• 人を大切にする気持ち
• プライベートな関係に目を向ける

前世が宿っている日。

現世の災いの因縁となる前世の悪行という意味を含む日です。

• 清めの期間のはじまり
• 善行は悪を成就させない
• 人のために尽くす

受胎の日。

誕生まで元気で過ごせるかどうかわからないあやうさを含んだ日です。

• 諸事控えめに
• ムリはしない
• 謙虚にふるまう
• 病気に注意

カレンダーの青い部分は、宿曜占星術の暗黒の一週間にあたります。

ただし、「七曜陵逼」期間があるため、9月のほとんどの期間が、吉凶が反転しています。

暗黒の一週間と、九星気学で凶の日が重なるときは、特に注意しましょう。

2020年12月に、こんなことを書いていました。

少し長いのですが、以下に引用します。

新型コロナウイルスに対する、政府の場当たり的な態度は、「どうせ1～2年で収束する」と考えている政治家や役人が多いことが原因ではないかと思われます。

短期的な対応は特別措置法でかわし、根本的な法制度には手をつけない、というのが現状のように見受けられます。

これらの、良く言えば楽観的な態度は、政治家や公的機関を象徴する六白金星が、東南に位置していることからも読み取れます。

九星気学では、東南に位置している九星はもっとも勢いがあり、絶頂の手前にあるため楽観的になりやすいのです。

2021年は六白金星中宮年ですから、この傾向はますます強まるでしょう。

しかし、頂点に立つ者はいずれ落ちるので、2021年も新型コロナウイルスの感染に歯止めがかからなければ、政府は、対応を根本的に見直すことになるかもしれません。

ここに書いた、対応を根本的に見直す時期にあたるのが、2021年9月以降となりそうです。

政府には自滅の暗示があり、自民党の総裁選や衆議院議員選挙などで、口先ばかりの浮ついた対応になりがちです。

いまは経済面での対策が最も求められているときなので、9月はそんな話題が増加するのかもしれません。

⇒ 菅義偉内閣総理大臣の2021年の運気・運勢とは？

⇒ 安倍晋三前首相の2021年の運勢・運気は？

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