歴史小説家というよりも歴史家かも
こんにちは、生方吉子(うぶかたよしこ)です。
司馬遼太郎といえば、『竜馬がゆく』『燃えよ剣』『国盗り物語』『坂の上の雲』など、歴史小説家として知られています。
その多くが映像化され、司馬遼太郎が描く歴史が事実と信じる人も多いのではないでしょうか。
なかでも、大河ドラマの原作者として、何度もその名を連ねています。
司馬遼太郎について調べてみました。
司馬遼太郎を九星気学でみると?
■司馬遼太郎(5-6-4)
司馬遼太郎は、1923年8月7日生まれ。
本命星:五黄土星
月命星:六白金星
傾斜宮:四緑木星
司馬遼太郎は、本命星の五黄土星から月命星の六白金星にエネルギーが流れる相生の関係です。
五黄土星は九星のなかで最も強い、帝王の星であり、周囲への影響力がとても強く、運気も極端になりやすい傾向があります。
この五黄土星から、権威者を示す六白金星にエネルギーが流れています。
六白金星は、気高い理想主義者が多いのですが、この理想主義に強いエネルギーが流れていますから、この星回りの人は、自分にとっての最高の出来上がりがイメージできていて、それを現実のものにしようとします。
四緑木星は風であり、隅々まで吹き届くようなコミュニケーション能力を意味しています。
人を信じやすい反面、強硬に相手を説得することもありますから、自分の意志を通そうとするときには熱弁のふるうのではないでしょうか。
しかし、行動することで気持ちも固まっていくタイプであり、考えてから行動するわけではないので、後悔することも多いといえます。
九星気学で性格や運気を知りたい方は、「九星気学 本命星・月命星・傾斜宮でみる運勢 歴史上の人物と著名人」をお読みになってください。
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⇒ 【五黄土星】最も運気が強いのは?本命星・月命星・傾斜宮の組合せは?
司馬遼太郎の運気を九星気学でみると?
■1956年 『ペルシャの幻術師』
1956年は八白土星中宮年で、五黄土星は南西にあり、後厄です。
五黄土星の定位には八白土星が回座し、変化変動の暗示があります。
司馬遼太郎は、『ペルシャの幻術師』が、講談倶楽部賞を受賞しデビューします。
■1960年 『梟の城』が直木賞受賞
1960年は四緑木星中宮年で、五黄土星は北西にあり、実をつけるときです。
五黄土星の定位には四緑木星が回座し、地名度アップの暗示があります。
司馬遼太郎は、1958年から連載した『梟の城』が、直木賞を受賞します。
■1963年 『梟の城』映画化
1963年は一白水星中宮年で、五黄土星は南にあり、前厄です。
前厄のときは陽の当たるときであり、良くも悪くも注目されるときです。
しかし、五黄土星の定位には一白水星が回座し、困難な状況に陥る暗示があります。
司馬遼太郎の『梟の城』が映画化されます。
■1964年 『燃えよ剣』
1964年は九紫火星中宮年で、五黄土星は北にあり、本厄です。
五黄土星の定位には九紫火星が回座し、良くも悪くも注目される暗示があります。
司馬遼太郎は、『週刊文春』誌上で連載した『燃えよ剣』が刊行されます。
■1965年 『功名が辻』
■1966年 『竜馬がゆく』『国盗り物語』で菊池寛賞受賞
■1968年 大河ドラマ『竜馬がゆく』
■1973年 大河ドラマ『国盗り物語』
1973年は九紫火星中宮年で、五黄土星は北にあり、本厄です。
五黄土星の定位には九紫火星が回座し、良くも悪くも注目される暗示があります。
司馬遼太郎の『国盗り物語』が、平幹二朗さん主演で、大河ドラマとなります。
■1977年 大河ドラマ『花神』
■1983年 『項羽と劉邦』劇画ドラマ化
■1990年 大河ドラマ『翔ぶが如く』
1990年は一白水星中宮年で、五黄土星は南にあり、前厄です。
前厄のときは陽の当たるときであり、良くも悪くも注目されるときです。
しかし、五黄土星の定位には一白水星が回座し、困難な状況に陥る暗示があります。
司馬遼太郎の『翔ぶが如く』が、西田敏行さんと鹿賀丈史さんが主演で、大河ドラマとなります。
■1993年 文化勲章受章
1993年は七赤金星中宮年で、五黄土星は東に出て、運気は上昇に転じます。
五黄土星の定位には七赤金星が回座し、人間関係の拡大と喜びごとの暗示があります。
司馬遼太郎さんは、文化勲章を受章します。
■1996年2月12日 腹部大動脈瘤破裂により死去
司馬遼太郎は、1996年2月12日、腹部大動脈瘤破裂により亡くなります。
この日の九星盤をみると、年盤と日盤はどちらも四緑木星中宮です。
五黄土星は北西にあり、実をつけるときですが、五黄土星の定位には四緑木星が回座し、遠方の暗示があります。
月盤では、五黄土星は南西にあり、月破がついています。
年盤の五黄土星には、月盤の九紫火星が回座し、「離」の作用の暗示がありますから、この世から離れることがあってもおかしくない運気です。
また、月盤の五黄土星には、日盤の一白水星が回座し、血液や血管の病気の暗示があります。
この日、司馬遼太郎さんが亡くなられたのは致し方のないことだった、と九星盤からは読み取れます。
■1998年 大河ドラマ『徳川慶喜』
1998年は二黒土星中宮年で、五黄土星は北東にあり、変化変動です。
五黄土星の定位には二黒土星が回座し、受け身の暗示があります。
司馬遼太郎の『最後の将軍-徳川慶喜』が、本木雅弘さん主演で、大河ドラマとなります。
この年から、司馬遼󠄁太郎賞を贈賞することになります。
■2001年 司馬遼󠄁太郎記念館開館
2001年は八白土星中宮年で、五黄土星は南西にあり、後厄です。
五黄土星の定位には八白土星が回座し、変化変動の暗示があります。
司馬遼太郎記念館が開館します。
■2009年 『坂の上の雲』ドラマ化
2009年は九紫火星中宮年で、五黄土星は北にあり、本厄です。
五黄土星の定位には九紫火星が回座し、良くも悪くも注目される暗示があります。
司馬遼太郎の『坂の上の雲』が、本木雅弘さん主演で、ドラマ化されます。
■2021年 『燃えよ剣』『峠』映画化
2021年は六白金星中宮年で、五黄土星は東南にあり、運気は旺盛です。
五黄土星の定位には六白金星が回座し、権威や目上のサポートがある暗示があります。
『燃えよ剣』は岡田准一さん、『峠』は役所広司さん主演で、映画化されます。
司馬遼太郎を宿曜占星術でみると?
■司馬遼太郎【觜宿】
宿曜占星術では、司馬遼太郎は觜宿の生まれです。
觜宿は、知識欲が旺盛で、精力的でよく働く本命宿です。
司馬遼太郎は、多くの名著を残しましたが、觜宿の性質が良い影響を与えたのではないでしょうか。
觜宿さんは、物事を自分なりに考え、何事も自分のやり方で理解し、それを掘り下げて組み立てなおします。
そして、見る角度を変えることにより、意外な面が見えるような知的な作業を好みます。
また、成功報酬の金額よりも、その過程が興味深くおもしろさに夢中になり、その目論見の成否に心を奪われる性質を持っています。
觜宿さんの性格や運気、相性をもっと知りたい方は「觜宿: 宿曜占星術と九星気学・姓名でみる運気」をお読みになってください。
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