渋沢栄一の従兄
こんにちは、生方吉子(うぶかたよしこ)です。
渋沢喜作(成一郎)は、大河ドラマ『青天を衝け』ではもちろん、渋沢栄一にとってパートナーのような存在だったようです。
余生は、現在の八芳園となった邸宅で送ったそうです。
渋沢喜作(成一郎)について調べてみました。
⇒ 新一万円札の渋沢栄一とは?性格・運気・運勢を占ってみると
渋沢喜作(成一郎)を九星気学でみると?
■渋沢喜作(成一郎)(9-9-1)
渋沢喜作(成一郎)は、1838年7月30日生まれ。
本命星:九紫火星
月命星:九紫火星
傾斜宮:一白水星
渋沢喜作(成一郎)は、本命星と月命星が同じ九紫火星で一致していますが、傾斜宮の一白水星とは水剋火(水は火を消す)という相剋の関係です。
九紫火星は、頭脳明晰で美的感覚にすぐれ、先進性もあわせ持つ、どちらかと言えばひらめきタイプが多い星です。
表現力が豊かで、交際上手ですが、派手好きで、熱しやすく冷めやすい性質をもっているため、交友関係が広い割に、深くつきあう親友は少ないと言えるでしょう。
傾斜宮の一白水星は、表面的には従順に見えていて、頑固で思い切った行動にでやすい性質を持っています。
一白水星は思索的で、企画力や想像力に優れていますので、直感的・本能的な思いつきに、九紫火星の豊富なアイデアが合わさると、すばらしい結果を残せるのではないでしょうか。
この星回りは、ムラ、ムダや無理も多く、はた迷惑な言動が多くなりやすい人物が多い傾向があります。
九星気学で性格や運気を知りたい方は、「九星気学 本命星・月命星・傾斜宮でみる運勢 歴史上の人物と著名人」をお読みになってください。
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⇒ 【九紫火星】最も運気が強いのは?本命星・月命星・傾斜宮の組合せは?
渋沢喜作(成一郎)の運気を九星気学でみてみると?
■1864年 一橋慶喜に仕える
1964年は一白水星中宮年で、九紫火星は東南にあり、運気は旺盛です。
しかし、九紫火星の定位には五黄土星が回座し、何事も極端になりやすく、五黄殺(自滅)の暗示があります。
渋沢喜作(成一郎)は、渋沢栄一とともに、一橋慶喜に仕えることとなります。
■1867年 奥右筆
1867年は七赤金星中宮年で、九紫火星は西にあり、収獲のときですが暗剣殺、そして歳破がついています。
渋沢喜作(成一郎)は、徳川慶喜が将軍になると、奥右筆となります。
■1868年 彰義隊頭取
1868年は六白金星中宮年で、九紫火星は北東にあり、変化変動です。
九紫火星の定位には一白水星が回座し、困難な状況に陥る暗示があります。
渋沢喜作(成一郎)は、徳川慶喜の警護などを目的として天野八郎らと、彰義隊を結成し、頭取となります。
彰義隊は、その後分裂しますが、渋沢喜作(成一郎)は榎本艦隊に合流し、箱館戦争に参戦。
その後、渋沢喜作(成一郎)は旧幕府軍を脱走、出頭・投降します。
■1875年 渋沢商店開業
1875年は八白金星中宮年で、九紫火星は北西にあり、実をつけるときです。
九紫火星の定位には三碧木星が回座し、開拓・奮起の暗示があります。
渋沢喜作(成一郎)は、渋沢商店(屋号:マルキ)を開業し、米穀物流の再編に渋沢栄一とともに取り組みます。
■1878年 東京商法会議所設立発起人
1878年は五黄土星中宮年で、九紫火星は定位の南にあり、前厄です。
定位にもどったときは、新しいステージに移行するときです。
渋沢喜作(成一郎)は、渋沢栄一の東京商法会議所設立にあたって発起人の一人となります。
■1896年 東京商品取引所理事長
1896年は五黄土星中宮年で、九紫火星は定位の南にあり、前厄です。
定位にもどったときは、新しいステージに移行するときです。
渋沢喜作(成一郎)は、東京商品取引所理事長に就任します。
■1903年 引退
1903年は七赤金星中宮年で、九紫火星は西にあり、収獲のときですが暗剣殺、そして歳破がついています。
渋沢喜作(成一郎)は、すべての公職から引退し、白金台の邸宅で余生を過ごすようになります。
■1912年8月30日 死去
1912年8月30日、渋沢喜作(成一郎)は亡くなります。
75歳でした。
この日の九星盤をみると、年盤では九紫火星は西にあり、暗剣殺です。
月盤の九紫火星は東にあり、年盤の九紫火星と対冲となり、運気は波乱含みとなります。
また、年盤の九紫火星には、月盤の四緑木星が回座し、遠方の象意があります。
月盤の九紫火星には、日盤の五黄土星が回座し、自滅の暗示があります。
また、月盤の九紫火星と、日盤の九紫火星は対冲となり、ここでも運気は波乱含みの暗示があります。
渋沢喜作(成一郎)は、運気的に良くないタイミングで、役職についていたりします。
そのため、様々な苦難も経験していますが、これは渋沢喜作(成一郎)の性格によるところが大きいのではないでしょうか。
渋沢喜作(成一郎)を宿曜占星術でみると?
■渋沢喜作(成一郎)【房宿】
宿曜占星術では、渋沢喜作(成一郎)は房宿の生まれです。
房宿は、物事の判断や見通しが的確で、実行力がある本命宿です。
房宿さんは、大衆の気持ちをつかむ直観力があり、カリスマ的な存在として影響力を持つことがあります。
渋沢喜作(成一郎)は、月曜生まれの房宿さんなので、善良で、文句は言いませんが、イライラがたまりやすい人です。
また、行き当たりばったりの考えや行動を起こしがちなタイプです。
房宿さんの性格や運気、相性をもっと知りたい方は「房宿: 宿曜占星術と九星気学・姓名でみる運気」をお読みになってください。
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