羽柴秀吉の参謀
こんにちは、生方吉子(うぶかたよしこ)です。
竹中半兵衛は、黒田官兵衛と並んで、羽柴秀吉(豊臣秀吉)の参謀・軍師として活躍した人物。
秀吉が、織田家中で頭角をあらわすようになったのは、竹中半兵衛のおかげ、とも言えるような人物なのですが、史実上の実像がよくわからないのだそうです。
竹中半兵衛について調べてみました。
竹中半兵衛を九星気学で占ってみると?
■竹中半兵衛(6-7-4)
竹中半兵衛は、1544年9月27日生まれ。
本命星:六白金星
月命星:七赤金星
傾斜宮:四緑木星
竹中半兵衛は、本命星の六白金星と月命星の七赤金星は金の性に属し、傾斜宮の四緑木星を剋す相剋の関係です。
六白金星生まれは理想主義者であり、プライドが高く、他人から指図されることを嫌います。
また、高みを目指して前進しようとする気持ちが強いため、勉強熱心です。
七赤金星は、周囲の人を明るく楽しくさせる才能と、カンの鋭さが持ち味です。
しかし、自己顕示欲が強く、負けず嫌い、しかも弁が立つので、良くも悪くも影響力があります。
天の高みを目指す六白金星に、現世でのご利益を優先するように七赤金星は言いますから、行動は現実的で利己的になりやすいかもしれません。
傾斜宮の四緑木星は、目上からの引き立てを受けて信用力をつけますが、優柔不断なところがあるという資質を持っています。
九星気学で性格や運気を知りたい方は、「九星気学 本命星・月命星・傾斜宮でみる運勢 歴史上の人物と著名人」をお読みになってください。
↓
⇒ 【六白金星】最も運気が強いのは?本命星・月命星・傾斜宮の組合せは?
竹中半兵衛の運気を九星気学でみてみると?
■1556年 長良川の戦い
1556年は三碧木星中宮年で、六白金星は北東にあり、変化変動です。
六白金星の定位には四緑木星が回座し、知名度アップの暗示があります。
しかし、このとき12歳の竹中半兵衛の場合、運気は月命星の七赤金星にあらわれています。
七赤金星は南にあり前厄で、五黄殺(自滅)の暗示があります。
竹中半兵衛は、初陣となる長良川の戦いでは、斎藤道三に味方した父の不在のため、代わりに大将を務めます。
竹中半兵衛は、籠城戦の末、斎藤義龍の軍を退けますが、斎藤道三は討死します。
■1560年 家督を相続
1560年は八白土星中宮年で、六白金星は東に出て、運気は上昇に転じます。
六白金星の定位には九紫火星が回座し、良くも悪くも注目される暗示があります。
年齢的には、まだ月命星の影響を受けていると考えられます。
七赤金星は東南にあり運気旺盛ですが、困難な状況に陥る暗示があります。
竹中半兵衛は、家督を相続し、菩提山城主となります。
そして、斎藤義龍に仕えるようになります。
■1564年 稲葉山城を占拠
1564年は四緑木星中宮年で、六白金星は西にあり、収獲のときです。
しかし、六白金星の定位には五黄土星が回座し、何事も極端になりやすく、五黄殺(自滅)の暗示があります。
竹中半兵衛は、美濃国の国主・斎藤龍興の居城である稲葉山城を襲い、占拠します。
後に、斎藤龍興に稲葉山城を返還したため、龍興は美濃の領主として復帰したものの、これにより、斎藤氏の衰退が表面化してきます。
■1570年 長亭軒城や長比城を調略
1570年は七赤金星中宮年で、六白金星は東南にあり運気旺盛、そして定位対冲です。
定位対冲のときは、運命の歯車が大きく動くときであり、人生の転機を迎えやすいときといえます。
また、六白金星の定位には八白土星が回座し、変化変動の暗示があります。
竹中半兵衛は、織田信長と浅井長政が敵対関係になると、浅井方の長亭軒城や長比城を、調略によって織田方に寝返らせます。
姉川の戦いにも参加。
合戦の後に、信長の命で横山城に羽柴秀吉とともに残し置かれ、この頃から織田信長の直臣から、秀吉の与力へと転じたようです。
■1578年 備前八幡山城の城主を調略
1578年は八白土星中宮年で、六白金星は東に出て、運気は上昇に転じます。
六白金星の定位には九紫火星が回座し、良くも悪くも注目される暗示があります。
竹中半兵衛は、羽柴秀吉の中国遠征に従い、宇喜多氏の備前八幡山城の城主を調略し、落城させます。
これにより、織田信長から、銀子100両を授けられます。
また、信長に謀反を起こした荒木村重が、黒田官兵衛を城内で捕縛・監禁したことから、信長は黒田官兵衛が荒木村重に加担したと思い込み、松寿丸(後の黒田長政)の殺害を秀吉に命じます。
しかし、竹中半兵衛は、秀吉に偽の首を出させることで松寿丸の命を助け、松寿丸を、自身の領地に引き取り、匿います。
のちに助け出された黒田官兵衛は、このことに感謝し、竹中家の家紋を貰い受けています。
■1579年7月6日 三木合戦中に病死
1579年7月6日、竹中半兵衛は、三木合戦中に病死します。
この日の九星盤をみてみましょう。
年盤では、六白金星は東南にあり、運気旺盛ですが、定位対冲です。
定位対冲のときは、運命の歯車が大きく動くときであり、波乱のときです。
年盤の六白金星には、月盤の二黒土星が回座しているので、腹部の病気になりやすい暗示があります。
病死ということなので、胃がんや腹膜炎の可能性が考えられます。
月盤の六白金星は北東にあり、月破がついています。
破がついているときは、思い通りにならない、計画の頓挫しやすいという凶運です。
日盤の六白金星は、月盤の五黄土星に回座しているので、五黄殺の影響を受けやすいときといえます。
この日の九星盤をみると、思い半ばで、竹中半兵衛がなくなったのだと思われます。
竹中半兵衛を宿曜占星術で占ってみると?
■竹中半兵衛【壁宿】
宿曜占星術では、竹中半兵衛は壁宿の生まれです。
壁宿は、参謀役や軍師にピッタリの本命宿です。
壁宿さんは、学問や芸術を好みますが、名誉よりも実利を重んじ、金銭感覚に優れています。
冷徹ともいえるほどの観察眼があり、自分が信じる相手以外には心を許しません。
壁宿さんは、長寿な人が多いですが、心の病気と腫瘍には縁があります。
竹中半兵衛は、やはり腹部の癌で亡くなったのではないでしょうか。
壁宿さんの性格や運気、相性をもっと知りたい方は「壁宿: 宿曜占星術と九星気学・姓名でみる運気」をお読みになってください。
↓
自分のことを知りたい!今の悩みやトラブルはどうなるのか?ということを知りたい方は、お問合せからご連絡ください。
↓
鑑定のご依頼をお待ちしております。
また、LINEのお友達に「霊符ワークス(https://lin.ee/jUg7TVJ)」を登録していただくと、大変お得になります。
もっと読みたい方は 開運ブログへ