ノーベル賞を受賞した初のアメリカ人
こんにちは、生方吉子(うぶかたよしこ)です。
Netflixで『エイリアニスト』を観ています。
物語は、19世紀のアメリカで犯罪心理を研究する精神科医が登場する探偵ものです。
しかし、『エイリアニスト』シーズン1は、第26代大統領となったセオドア・ルーズベルトが、ニューヨーク市警察の腐敗と戦っている真っ最中の時代。
フィクションですが、少なくとも、セオドア・ルーズベルトについては史実に基づいているのです。
また、日露戦争の停戦を仲介した功績で、ノーベル平和賞を受賞しており、日本とも関わりがあります。
セオドア・ルーズベルトについて調べてみました。
セオドア・ルーズベルトを九星気学でみると?
■セオドア・ルーズベルト(7-9-3)
セオドア・ルーズベルトは、1858年10月27日生まれ。
本命星:七赤金星
月命星:九紫火星
傾斜宮:七赤金星
セオドア・ルーズベルトは、月命星の九紫火星が、本命星の七赤金星を火剋金(火は金属を溶かす)という相剋の関係、さらに本命星の七赤金星が、傾斜宮の三碧木星を金剋木(金属は木を切り倒す)という相克の関係になっています。
七赤金星は派手好きで目立ちたがり、トーク力がありますが、この性質を、九紫火星の熱しやすく冷めやすい性質が負かしている関係です。
九紫火星は、美的センスがあり、先進的なことに目がいくタイプなので、もっと新しいこと、もっと美しいことにこだわりすぎる傾向がみられます。
九紫火星は、アイデアやひらめきの星なので、話しているうちに、思いついたことも一緒に話してしまうことがあるため、話題は散漫になりがち。
三碧木星は開拓精神旺盛であり、また言語能力を表すので、おしゃべりは好きですが、批判的な言葉で敵を作りやすい傾向があります。
このようなタイプは、心にもない態度をとったり、言わなくても良いことをいってしまったりして、自分自身に矛盾を抱えています。
九星気学で性格や運気を知りたい方は、「九星気学 本命星・月命星・傾斜宮でみる運勢 歴史上の人物と著名人」をお読みになってください。
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⇒ 【七赤金星】最も運気が強いのは?本命星・月命星・傾斜宮の組合せは?
セオドア・ルーズベルトの運気を九星気学でみると?
■1881年 ニューヨーク州下院
1881年は二黒土星中宮年で、七赤金星は北にあり、本厄です。
七赤金星の定位には四緑木星が回座し、知名度アップの暗示があります。
セオドア・ルーズベルトは、最年少議員としてニューヨーク州下院に選任されます。
■1882年 「The Naval War of 1812」
1882年は一白水星中宮年で、七赤金星は南西にあり、後厄です。
七赤金星の定位には三碧木星が回座し、開拓・奮起の暗示があります。
セオドア・ルーズベルトは、「The Naval War of 1812」を出版し、歴史家としての名声を確立します。
■1884年 母と妻を同じ日に失う
1884年は八白土星中宮年で、七赤金星は東南にあり、運気は旺盛です。
しかし、七赤金星の定位には一白水星が回座し、困難な状況に陥る暗示があります。
セオドア・ルーズベルトは、母と出産直後の妻を同じ日に失い、家を出てしまいます。
■1899年 ニューヨーク州知事
1899年は二黒土星中宮年で、七赤金星は北にあり、本厄です。
七赤金星の定位には四緑木星が回座し、知名度アップの暗示があります。
セオドア・ルーズベルトは、第33代 ニューヨーク州知事となります。
■1901年 アメリカ合衆国第26代大統領
1901年は九紫火星中宮年で、七赤金星は東に出て、運気は上昇に転じます。
また、定位対冲であり、運命の歯車が大きく動くときです。
セオドア・ルーズベルトは、ウィリアム・マッキンリー大統領が暗殺され、米国史上最年少の大統領となります。
■1906年 ノーベル平和賞
1906年は四緑木星中宮年で、七赤金星は北東にあり、変化変動です。
七赤金星の定位には六白金星が回座し、権威や目上のサポートがある暗示があります。
セオドア・ルーズベルトは、アメリカ合衆国大統領として日露戦争の講和を斡旋したことに対して、アメリカ人として初めてノーベル賞を受賞します。
■1919年1月6日 死去
1919年1月6日、旅先でマラリアに感染し、セオドア・ルーズベルトは亡くなります。
この日の九星盤をみてみましょう。
年盤では、七赤金星は南西にあり後厄です。
開拓・奮起の暗示があるので、本来なら死亡するような運気ではありません。
月盤・日盤はどちらも六白金星中宮で、七赤金星は北西にあり、暗剣殺です。
マラリアに感染して亡くなったのは、この暗剣殺によるもののようです。
暗剣殺のときは、即発的なトラブルに遭いやすく、急激に悪化する病気にかかりやすいときです。
セオドア・ルーズベルトが、この災難を逃れられなかったのは、アマゾン川流域の探検が原因ではないでしょうか。
探検の後半は、セオドア・ルーズベルトは動けなくなるほど衰弱し、ボートで寝ているだけの状態でした。
ニューヨークなどアメリカ東海岸からみて、アマゾン川流域は南の方位であり、年盤では五黄土星が位置しています。
五黄殺は自滅的な災難をもたらす凶運であり、高熱を発するような病気にかかりやすく、持病も再発しやすいとされています。
セオドア・ルーズベルトは、探検前から健康状態が良好とは言えなかったようですから、凶方位への移動がさらに体調を悪化させたのかもしれません。
セオドア・ルーズベルトを宿曜占星術でみると?
■セオドア・ルーズベルト【柳宿】
宿曜占星術では、セオドア・ルーズベルトは柳宿の生まれです。
柳宿は、 話し方に説得力があり、指導者的な立場の役割を自然とこなす本命宿です。
柳宿さんは、頭脳明晰で学問や技芸を好みますが、個性が強いため、まじめに取り組むとユニークな分野で成果を出します。
セオドア・ルーズベルトは、水曜生まれの柳宿さんなので、偏屈なため、良い資質がでれば面倒見がよく、悪い資質がでると、人に言いがかりをつけて争いを起こします。
弁が立つため、説得力があり、出世しますが、病気にかかりやすいようです。
柳宿さんの性格や運気、相性をもっと知りたい方は「柳宿: 宿曜占星術と九星気学・姓名でみる運気」をお読みになってください。
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