2019年9月19日に福島第一原発事故の刑事裁判に判決
こんにちは、生方吉子(うぶかたよしこ)です。
2019年9月19日(つまり今日)、福島第一原発事故の刑事裁判の判決が下されます。
東京電力の旧経営陣3人が、強制的に起訴されたきっかけは、福島県の住民などによる告訴や告発によるものでした。
2016年2月に起訴され、37回の公判を経て、判決がくだされます。
提出された証拠などでは、旧経営陣が津波対策を先延ばしにしたことがわかっています。
今回の裁判についてのショートムービーをみましたが、どんな判決が下されたとしても、東電旧経営陣に対するバッシングはやまないかもしれません。
九星気学でみる東電旧経営陣とは?
■勝俣恒久さん(6-4-7)
東電の代表取締役会長だった勝俣恒久さんは、1940年3月29日生まれ。
本命星:六白金星
月命星:四緑木星
傾斜宮:七赤金星
勝俣恒久さんは、本命星の六白金星と月命星の四緑木星は、金剋木(金属は木を切り倒す)という相剋の関係です。
行動によって精神(理性)を負かすということは、理性をないがしろにするということです。
月命星の四緑木星は、精神は他に追随することを好むため、自分自身で出した答えに従うのではなく、周囲に同調した言動になりやすいことを意味しています。
ちなみに、東電OL殺人事件では、被害者女性の直属の上司だったようです。
■武藤栄さん(5-7-3)
東電の副社長だった武藤栄さんは、1950年6月28日生まれ。
本命星:五黄土星
月命星:七赤金星
傾斜宮:三碧木星
武藤栄さんは、本命星の五黄土星から月命星の七赤金にエネルギーが流れる相生の関係です。
行動することで気持ちも固まっていくタイプであり、悪気はないのですが、感情のままに発言・批判する傾向があります。
五黄土星は帝王の星なので、挫折感などマイナスの感情があったとしても、引きずらないでしょう。
■武黒一郎さん(9-4-1)
東電の副社長待遇のフェローだった武黒一郎さんは、1946年3月13日生まれ。
本命星:九紫火星
月命星:四緑木星
傾斜宮:一白水星
武黒一郎さんは、傾斜宮の一白水星から月命星の四緑木星へ、月命星の四緑木星から本命星の九紫火星へとエネルギーが流れる相生の関係です。
心から沸き起こってくる思いが思考になり、行動へと移せるタイプで、運勢は旺盛です。
武黒一郎さんの星回りは、歴代の総理大臣や芸能人に多い星回りです。
自分の言動に迷いがないので、ときに激しい言動となりがちで、調子に乗りすぎると、誰からともなく離れていきます。
九星気学で性格や運気を知りたい方は、「九星気学 本命星・月命星・傾斜宮でみる運勢 歴史上の人物と著名人」をお読みになってください。
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九星気学でみる東電旧経営陣の運気とは?
■2011年3月11日 東日本大震災
2011年3月11日の九星盤を見てみましょう。
2011年の年盤と3月の月盤は、中宮はもちろん、破が西についているところまで、まったく同じです。
東には五黄土星が位置していますが、東は三碧木星の定位なので、極端な「震え(ふるえ)」の暗示があります。
また、中宮の七赤金星は断層などを示しており、2011年3月は地震に要注意という暗示がある九盤です。
まず、勝俣恒久さんの六白金星は、東南にあり、運気旺盛ですが、六白金星の反対側にあるため定位対冲です。
定位対冲のときは、運命の歯車が大きく動くときで、思わぬ困難な災難に遭う暗示があります。
つぎに、武藤栄さんの五黄土星は、東に出て運気が上昇に転じています。
武黒一郎さんの九紫火星は、西にあり収穫のときですが、暗剣殺であり、他動性の破壊がもたらされる暗示があります。
■2017年6月30日 初公判で無罪主張
強制起訴後の初公判は、2017年6月30日にありました。
この日の九星盤では、六白金星の勝俣恒久さんは、年盤では北にあり本厄で暗剣殺。
月盤では西にあり収穫のときですが、日盤では五黄土星が回座し、自滅の暗示があります。
五黄土星の武藤栄さんは、年盤では南にあり前厄で、良くも悪くも注目を集めるときです。
九紫火星の武黒一郎さんは、年盤では東南にあり運気旺盛、月盤では北にあり本厄です。
東電旧経営陣3人は、初公判で無罪を主張します。
■2018年4月10日 巨大津波の想定を事故の3年前に報告したことが明らかに
2018年4月10日の第5回公判では、福島第一原発事故の20年近く前から、原発に押し寄せると想定される津波の高さに関する検討などに関わっていた、元東電社員から、巨大な津波が来るという想定を、事故の3年前に報告したものの、元副社長から先延ばしの方針を伝えられ「予想外で力が抜けた」と証言しました。
この日の九星盤をみてみましょう。
勝俣恒久さんの六白金星は、年盤では南西にあり後厄、月盤と日盤では北東にあり変化変動です。
武藤栄さんの五黄土星は、年盤では北にあり本厄、月盤と日盤では西にあり収穫(結果)のときです。
この日の主役となった武藤栄さんは、年盤では九紫火星が五黄土星の定位に回座しているので、文書関連のトラブルや秘密の暴露により、世間から注目される暗示があります。
武黒一郎さんの九紫火星は、年盤では中宮にあり、吉凶混合運です。
月盤と日盤では、南西にあり後厄です。
■2019年9月19日 判決
2019年9月19日の九星盤をみてみましょう。
六白金星の勝俣恒久さんは、年盤では東に出て運気は上昇に転じていますが、言葉に注意のとき。
月盤では西にあり収穫(結果)のときであり、日盤では南にあり前厄です。
多少の変化が怒るかもしれませんが、決して悪い運気ではありません。
五黄土星の武藤栄さんは、年盤では南西にあり後厄。
月盤では北西にあり実をつけるときですが、年盤の九紫火星に回座しているので、世間の注目を集める暗示があります。
日盤では、五黄土星は北東にあり変化変動のうえに日破がついているので、武藤栄さんに対する量刑が重くなるのかもしれません。
九紫火星の武黒一郎さんは、年盤では北西にあり実をつけるときですが、月盤では北にあり本厄です。
また、年盤の九紫火星には月盤の五黄土星が回座しているため、自滅の暗示があります。
これらから読み解くと、勝俣恒久さんは無罪になるか、3人のうちでもっとも少ない量刑になる可能性が高いと言えるでしょう。
常務取締役原子力・立地本部副本部長という役職を、武藤栄さんと武黒一郎さんは経験しており、企画畑を歩いてきた勝俣恒久さんとは、知識も経験も違いますので、そういうことも加味された判決になるのかもしれませんね。
とはいえ、勝俣恒久さんは、2002年から東電の社長なので、その責任は重いと思います。
↓ここから判決後の追記↓
結局のところ、刑事事件では無罪となりました。
運気的には勝俣恒久さんは無罪の可能性が高かったので、企業トップが無罪であれば、部下も無罪になるということなのかもしれません。
意思決定の最上位者の運気が良いと、下位の者もそれに準じるのでしょうか。
これからも検証が必要ですね。
宿曜占星術でみる東電旧経営陣とは?
■勝俣恒久さん【箕宿】
宿曜占星術では、勝俣恒久さんは箕宿の生まれです。
箕宿は、現実的な考え方をする本命宿です。
箕宿は計算よりもカンが鋭く、他人の思惑を気にせずに、いかにして稼ぐかといった方面に強いという資質を持っています。
箕宿さんは六大強宿のひとつでもあり、良い資質が出てくれば、艱難辛苦のすえに何事も実現させますが、悪い資質が出てしまうと、遊びが過ぎて身を滅ぼすと言われています。
勝俣恒久さんは、金曜生まれの箕宿生まれなので、しっかり者ですが、好色。
見栄によって散財しがちなタイプのようです。
箕宿さんの性格や運気、相性をもっと知りたい方は「箕宿: 宿曜占星術と九星気学・姓名でみる運気」をお読みになってください。
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■武藤栄さん【心宿】
宿曜占星術では、武藤栄さんは心宿の生まれです。
心宿は、義侠心があり、多くの仲間にも恵まれる本命宿です。
しかし、他人のなかでは明朗闊達に振る舞いますが、ひとりになると陰鬱になり孤独にさいなまれるという二面性があります。
ひとつのことに執着すると異常な粘着性を見せ、執拗なところがありますが、仕事にこの性質が出れば、大きな成果を得ることができます。
武藤栄さんは、水曜生まれの心宿なので、偏屈で、人の持ち物を軽んじてもなんとも思わない性格の悪さがあります。
感情のまま、考えなしに人に文句をいったりすることも。
心宿さんの性格や運気、相性をもっと知りたい方は「心宿: 宿曜占星術と九星気学・姓名でみる運気」をお読みになってください。
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■武黒一郎さん【柳宿】
宿曜占星術では、武黒一郎さんは柳宿の生まれです。
柳宿は、頭の回転が早く、明晰な本命宿です。
穏やかな容貌とは裏腹に、内面には激しいものをもっており、ときに悪巧みにかけて異才を発揮します。
武黒一郎さんは、水曜生まれの柳宿なので、偏屈で、良い資質がでれば面倒見がよく、悪い資質がでると、人に言いがかりをつけて争いを起こすようなタイプ。
弁が立つため、説得力があり、出世しますが、病気にかかりやすいようです。
柳宿さんの性格や運気、相性をもっと知りたい方は「柳宿: 宿曜占星術と九星気学・姓名でみる運気」をお読みになってください。
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また、27の本命宿それぞれの2019年の運気は、以下のブログをお読みになってください。
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