大奥を成立させた三代将軍
こんにちは、生方吉子(うぶかたよしこ)です。
徳川家光といえば、大奥ができるきっかけとなった将軍です。
生まれながらの将軍でありながら、幼少期にはつらい思いをしたことや、育ての親ともいえる春日局との関係など、ドラマ性のある将軍といえます。
徳川家光について調べてみました。
徳川家光を九星気学で占ってみると?
■徳川家光(9-8-6)
徳川家光は、慶長9年7月17日(1604年8月12日)生まれ。
本命星:九紫火星
月命星:八白土星
傾斜宮:六白金星
徳川家光は、本命星の九紫火星から月命星の八白土星へ、月命星の八白土星から傾斜宮の六白金星へとエネルギーが流れる相生の関係です。
運勢は旺盛で、行動が確信に変わり、確信が信念になっていくタイプです。
九紫火星は火であり太陽を表しており、芸術的なセンスにすぐれ、先進的なアイデアをどんどん出すような性質をもっています。
しかし、自己本位で自尊心が高いので、対抗意識を燃やしてしまうことも。
八白土星は誇り高い努力家であり、困難にはめっぽう強く、目標に到達するためにはどんなことでもやり抜くようなところがあります。
六白金星は天であり、高貴な人を意味しています。
気位が高い理想主義者が多く、上位に向かって前進しようとする気持ちが強く、独立精神にあふれています。
九紫火星・八白土星・六白金星は、いずれもプライドの高い星なので、表面には出していないかもしれませんが、非常に高い自尊心の持ち主です。
九星気学で性格や運気を知りたい方は、「九星気学 本命星・月命星・傾斜宮でみる運勢 歴史上の人物と著名人」をお読みになってください。
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⇒ 【九紫火星】最も運気が強いのは?本命星・月命星・傾斜宮の組合せは?
徳川家光の運気を九星気学でみてみると
■1620年 元服
1620年は二黒土星中宮年で、九紫火星は東に出て、運気は上昇に転じます。
九紫火星の定位には六白金星が回座し、目上のサポートを受ける暗示があります。
徳川家光は元服し、竹千代から家光に改め、従三位権大納言に任官します。
■1623年 将軍宣下
1595年は九紫火星中宮年で、七赤金星は東に出て、運気は上昇に転じます。
また、定位対冲であり、運命の歯車が大きく動くときです。
徳川秀忠は、豊臣秀吉の養女となった江と再婚します。
■1626年 後水尾天皇に拝謁
1626年は五黄土星中宮年で、九紫火星は定位に戻って、前厄です。
前厄のときは陽の当たるときであり、良くも悪くも注目をあつめるときです。
また定位に戻ったときは、新しいステージに移行するとき。
徳川家光は、二条城において後水尾天皇に拝謁します。
また、徳川家光は左大臣および左近衛大将に昇格します。
■1632年 徳川秀忠死去
1632年は八白土星中宮年で、九紫火星は北西にあり、実をつけるときです。
九紫火星の定位には三碧木星が回座し、開拓・奮起の暗示があります。
徳川家光は、父・秀忠が亡くなり、将軍として親政をはじめます。
■1635年 参勤交代を義務づける
1635年は五黄土星中宮年で、九紫火星は定位に戻って、前厄です。
前厄のときは陽の当たるときであり、良くも悪くも注目をあつめるときです。
また定位に戻ったときは、新しいステージに移行するとき。
徳川家光は、武家諸法度の改訂で、大名に参勤交代を義務づけます。
■1636年 日光東照宮を造営
1636年は四緑木星中宮年で、九紫火星は北にあり本厄ですが、定位対冲です。
定位対冲のときは、運命の歯車が大きく動くときです。
また、九紫火星の定位には八白土星が回座し、変化変動の暗示があります。
徳川家光は、日光東照宮を造営すると、以降、10回も詣でています。
また、家光は徳川家康の姿を夢に見るたびに、狩野探幽にその肖像を描かせています。
■1641年 嫡男・竹千代(徳川家綱)誕生
1641年は八白土星中宮年で、九紫火星は北西にあり実をつけるときですが、歳破がついています。
九紫火星の定位には三碧木星が回座し、開拓・奮起の暗示があります。
徳川家光は、嫡男・竹千代(徳川家綱)が誕生します。
また、オランダ商館を出島に移転し、鎖国体制を完成させます。
■1651年 死去
1651年は七赤金星中宮年で、九紫火星は西にあり収獲のときですが、暗剣殺です。
しかも歳破がついています。
徳川家光は、病気となり、江戸城内で亡くなります。
徳川家光を宿曜占星術で占ってみると?
■徳川家光【奎宿】
宿曜占星術では、徳川家光は奎宿の生まれです。
奎宿は、ご先祖さまに助けられる本命宿です。
奎宿さんは、物事の奥にあるものを深く見つめ、表面にあらわれることよりも、内側にあるものに関心を持ちます。
また、嫌な人に頭を下げたり、ご機嫌を伺うことができないなど、融通がきかない面があるため、自己中心的になることもあります。
奎宿さんは、誇り高く、潔癖症の資質があるので、徳川家光は、孤高の将軍だったのではないでしょうか。
奎宿さんの性格や運気、相性をもっと知りたい方は「奎宿: 宿曜占星術と九星気学・姓名でみる運気」をお読みになってください。
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