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徳川家斉の性格・運気・運勢は?

徳川家斉の性格・運気・運勢は?

御三卿の一橋家から将軍に

徳川家斉を九星気学で占ってみると?

■徳川家斉(2-2-6)

徳川家斉は、安永2年10月5日(1773年11月18日)生まれ。

 

本命星:二黒土星

月命星:二黒土星

傾斜宮:六白金星

 

徳川家斉は、本命星と月命星が二黒土星ですから、行動と気持ちが一致しています。

 

こういうタイプは、人の気持ちがわからない、空気が読めないタイプが多く、ときに周囲から浮いた存在になりがちです。 

 

二黒土星は畑の土であり、植物を育てるように人も育てます。

 

表面的には温和であり、人のために奉仕する資質を持っていますが、利益のためには苦労を惜しまないという欲深の一面ももっています。

 

しかし、全般的に受け身であり、自分が先頭に立つよりも、サポート役・ナンバー2で成功しやすい傾向があります。

 

六白金星は理想主義者であり、気位が高く、負けず嫌いです。

 

独立心と上昇志向が強いく、人を犠牲にしても高位に達しようとするところがあるため、自信過剰で独断専行というイメージがつきやすいと言えます。 

 

九星気学で性格や運気を知りたい方は、「九星気学 本命星・月命星・傾斜宮でみる運勢 歴史上の人物と著名人」をお読みになってください。

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⇒ 【二黒土星】最も運気が強いのは?本命星・月命星・傾斜宮の組合せは?

 

徳川家斉の運気を九星気学でみてみると

■1781年 徳川家治の養子となる

徳川家斉の性格・運気・運勢は?

1781年は三碧木星中宮年で、二黒土星は東南にあり、運気は旺盛です。

 

二黒土星の定位には九紫火星が回座し、良くも悪くも注目されるときです。

 

徳川家斉は、徳川家治の養子となります。

 


■1787年 第11代将軍となる

徳川家斉の性格・運気・運勢は?

1787年は六白金星中宮年で、二黒土星は北にあり、本厄です。

 

二黒土星の定位には三碧木星が回座し、開拓・奮起の暗示があります。

 

徳川家斉は、15歳で将軍となります。

 

これにともない、徳川御三家から推挙された、松平定信を老中首座に任命し、寛政の改革がはじまります。

 


■1788年 尊号一件

徳川家斉の性格・運気・運勢は?

1788年は五黄土星中宮年で、二黒土星は定位に戻って南西にあり、後厄です。

 

定位に戻ったときは、新しいステージに移行するとき。

 

第119代光格天皇の父・閑院宮典仁親王への尊号贈与に関して、老中松平定信は皇位についていない人間に皇号を贈るのは先例のない事態として反対します。

 

最終的には、尊号を贈らないかわりに、典仁親王に1,000石の加増をする等の待遇改善で決着しています。

 

しかし、光格天皇と徳川家斉は、ともに養子としてはいった身であり、実父の一橋治済に対して「大御所」の尊号を贈ろうとしていたこともあって、徳川家斉と松平定信の関係が悪化する一因となっています。

 


■1792年 七分積金

徳川家斉の性格・運気・運勢は?

1792年は一白水星中宮年で、二黒土星は北西にあり、実をつけるときです。

 

二黒土星の定位には七赤金星が回座し、人間関係の拡大と喜びの暗示があります。

 

しかし、七赤金星には不足・不十分という意味もあります。

 

寛政改革の際に、江戸町方に命じた積立制度である七分積金(しちぶつみきん)がはじまります。

 

この積立金は、東京市に接収されて学校の建設や近代的な道路整備などのインフラストラクチャー事業にあてられました。

 

⇒ 新一万円札の渋沢栄一とは?性格・運気・運勢を占ってみると

 


■1793年 松平定信を罷免

徳川家斉の性格・運気・運勢は?

1793年は九紫火星中宮年で、二黒土星は西にあり、収獲のときです。

 

二黒土星の定位には六白金星が回座し、目上のサポートがある暗示があります。

 

徳川家斉は、父・治済と協力して松平定信を罷免します。

 


■1818年 水野忠成を勝手掛・老中首座に任命

徳川家斉の性格・運気・運勢は?

1818年は二黒土星中宮年で、花が咲くときです。

 

二黒土星の定位には八白土星が回座し、変化変動の暗示があります。

 

徳川家斉は、側用人の水野忠成を勝手掛・老中首座に任命します。

 

水野忠成は、松平定信が禁止した贈賄を公認、収賄を奨励します。

 

また、徳川家斉も、奢侈な生活を送るようになります。

 


■1837年 大塩平八郎の乱

徳川家斉の性格・運気・運勢は?

1837年は一白水星中宮年で、二黒土星は北西にあり、実をつけるときです。

 

二黒土星の定位には七赤金星が回座し、人間関係の拡大と喜びごとの暗示があります。

 

徳川家斉の腐敗政治に対して、次第に幕府に対する不満が上がるようになり、大坂で大塩平八郎の乱が起こります。

 


■1841年2月27日 死去

徳川家斉の性格・運気・運勢は?

 

徳川家斉は、1841年2月27日に亡くなります。

 

この日の九星盤をみると、年盤では二黒土星は北にあり本厄なので、体調に不安があったことがわかります。

 

月盤と日盤は定位に戻っており、二黒土星は南西にあり後厄なので、こちらも健康不安の暗示があります。

 

また、年盤の二黒土星には、月盤の一白水星が回座していますので、循環器系疾患によって、困難な状況に陥る暗示もあります。

 

徳川家斉は、誰にも気づかないうちに息を引き取ったそうです。

 

徳川家斉を宿曜占星術で占ってみると?

■徳川家斉【女宿】

宿曜占星術では、徳川家斉は女宿の生まれです。   

 

女宿は、女性に縁の深い本命宿です。

 

徳川家斉は、16人の妻妾を持ち、男子26人・女子27人を儲けますが、まさに女性との関係が深い将軍でした。

 

女宿さんは秩序と権威が好きであり、目的のためには手段を選ばないことがあります。

 

また、猜疑心が強いために、考えすぎたり、深読みしすぎたりして、周囲の人からはつかみにくい人物と思われやすいようです。

 

女宿さんの性格や運気、相性をもっと知りたい方は「女宿: 宿曜占星術と九星気学・姓名でみる運気」をお読みになってください。

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