「王冠を賭けた恋」で知られるウィンザー公爵夫人
こんにちは、生方吉子(うぶかたよしこ)です。
アメリカ人で離婚経験者であったウォリス・シンプソンが、イギリス国王エドワード8世と出会い、結婚します。
英国国教会の首長は、離婚経験者と結婚できないため、エドワード8世は王位を弟に譲り、ウォリス・シンプソンと結婚することを選んだため、「王冠を賭けた恋」と呼ばれます。
同じアメリカ人で、離婚経験者のメーガン妃がウォリス・シンプソンと比較されやすいので、調べてみました。
ウォリス・シンプソン(ウィンザー公爵夫人)の性格を九星気学で占ってみると?
■ウォリス・シンプソン(ウィンザー公爵夫人)(5-7-3)
ウォリス・シンプソン(ウィンザー公爵夫人)は、1896年6月19日生まれ。
本命星:五黄土星
月命星:七赤金星
傾斜宮:三碧木星
ウォリス・シンプソン(ウィンザー公爵夫人)は、本命星の五黄土星から、月命星の七赤金星にエネルギーが流れる相生の関係です。
行動することで気持ちも固まっていくタイプ。
五黄土星は、九星のなかで最も強い星で、良くも悪くも目立ち、そして自己中心的な言動が取り沙汰されやすい傾向があります。
七赤金星は精錬された金属であり、キラキラとしたことが好きな、目立ちたがりの性質を持っています。
三碧木星は雷であり、周囲を震わす音、そして言葉を意味しています。
また、七赤金星には不足、不満という意味もあり、くわえて批判力があるので、言葉によって周囲から注目される運勢を持っていると考えられます。
五黄土星は、九星のなかで最も強い星なので、周囲の人にしてみれば「強い人」。
悪気はないのですが、感情のままに発言・批判する傾向がみられます。
傾斜宮の三碧木星は、本命星の五黄土星を剋し、月命星の七赤金星は傾斜宮の三碧木星を剋していますので、もっと言いたいことがある、もっと欲しいものがあるという気持ちを抱えているのではないでしょうか。
九星気学で性格や運気を知りたい方は、「九星気学 本命星・月命星・傾斜宮でみる運勢 歴史上の人物と著名人」をお読みになってください。
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ウォリス・シンプソン(ウィンザー公爵夫人)の運気を九星気学でみてみると?
■1916年 1度目の結婚
1916年は三碧木星中宮年で、五黄土星は西にあり、収穫のときです。
五黄土星の定位には三碧木星が回座し、開拓・奮起の暗示がありますので、結婚には期待感があったのではないでしょうか。
ウォリス・シンプソン(ウィンザー公爵夫人)は、アメリカ海軍の航空士官ウィンフィールド・スペンサー・ジュニア中尉と結婚します。
■1928年 2度めの結婚
1928年は九紫火星中宮年で、五黄土星は北にあり、本厄です。
五黄土星の定位には九紫火星が回座し、良くも悪くも世間から注目される暗示があります。
ウォリス・シンプソン(ウィンザー公爵夫人)は、船舶仲介会社社長のアーネスト・シンプソンと結婚。
夫の経営する会社のロンドン支店で働くうちに、社交界に繋がりを持つようになったようです。
■1931年 エドワード8世に出会う
1931年は六白金星中宮年で、五黄土星は東南にあり、運気は旺盛です。
五黄土星の定位には六白金星が回座し、高貴な人との出会いの暗示があります。
ウォリス・シンプソン(ウィンザー公爵夫人)は、王太子エドワード(のちのエドワード8世)と出会い、一目惚れします。
■1937年6月3日 エドワード8世と結婚
さまざまな批判を浴びながらも、ウォリス・シンプソン(ウィンザー公爵夫人)は、エドワード8世と2020年6月3日に結婚します。
年盤では五黄土星は北にあり、本厄なので、必ずしも良い運気とはいえませんが、五黄土星の定位には九紫火星が回座しますので、良くも悪くも世間の注目をあつめる暗示があります。
月盤では、五黄土星は北東にあり変化変動。
年盤の五黄土星には七赤金星が回座し、人間関係の拡大と喜びごとの暗示があります。
ウォリス・シンプソン(ウィンザー公爵夫人)は、エドワード8世との結婚によって人生の転機を迎えたわけですから、まさに九星盤にあらわれているようです。
しかし、年盤では本厄なので、結婚以降もバッシングに晒されることになります。
■1972年 エドワード8世死去
1972年は一白水星中宮年で、五黄土星は南にあり、前厄です。
前厄のときは陽のあたるときであり、なにかと注目される暗示があります。
五黄土星の定位には一白水星が回座し、困難な状況に陥る暗示があります。
ウォリス・シンプソン(ウィンザー公爵夫人)は、エドワード8世が死去し、初めて公爵夫人としてバッキンガム宮殿に滞在することになります。
■1986年4月24日 永眠
1986年4月24日、ウォリス・シンプソン(ウィンザー公爵夫人)は永眠します。
年盤と日盤は定位に戻り、五黄土星は中宮にあり、花が咲くときですが、中宮のときは「命厄」とも言われ、命に関わるようなことも起こるとされている吉凶混合運。
また、定位に戻っているので、新しいステージに移行するときでもあるので、ウォリス・シンプソン(ウィンザー公爵夫人)が亡くなってもおかしくない運気です。
月盤では、五黄土星は北にあり本厄ですから、体調は良くなかったことがわかります。
また、年盤の五黄土星には月盤の九紫火星が回座しているので、世間の耳目をあつめる暗示があります。
また、病気の再発という暗示もあります。
ウォリス・シンプソン(ウィンザー公爵夫人)の人生をみてくると、悪目立ちする傾向がみられます。
言動に棘があったのかもしれません。
ウォリス・シンプソン(ウィンザー公爵夫人)を宿曜占星術で占ってみると?
■ウォリス・シンプソン(ウィンザー公爵夫人)【角宿】
宿曜占星術では、ウォリス・シンプソン(ウィンザー公爵夫人)は角宿の生まれです。
角宿は、天性の社交家の本命宿。
まさにウォリス・シンプソン(ウィンザー公爵夫人)にぴったりの本命宿といえそうです。
角宿さんは、話術に優れ、他人と調子を合わせるのがうまく、人あたりは柔らかですが、おだやかな表面の内側には、強情で依怙地、何事も自分だけに通用する独特の物差しがあり、好き嫌いが激しいという性質をもっています。
笑顔で相手をこきおろすようなところがあるのです。
また、主観的な尺度で物事を判断するため、狭量になりがちです。
角宿さんの性格や運気、相性をもっと知りたい方は「角宿: 宿曜占星術と九星気学・姓名でみる運気」をお読みになってください。
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また、27の本命宿それぞれの2020年の運気は、以下のブログをお読みになってください。
エドワード8世との相性は?
エドワード8世(ウィンザー公爵)は、1894年6月23日生まれ。
本命宿:七赤金星
月命星:四緑木星
傾斜宮:八白土星
本命宿:室宿
ウォリス・シンプソン(ウィンザー公爵夫人)とエドワード8世との相性は、九星気学的には、エネルギーがウォリス・シンプソン(ウィンザー公爵夫人)からエドワード8世に流れている相生の関係です。
お互いに似たところを持っていると感じる間柄です。
宿曜占星術では、角宿のウォリス・シンプソン(ウィンザー公爵夫人)と、室宿のエドワード8世は、【友・衰】の関係です。
角宿と室宿は、お互いに助け合える関係になりますから、似た者同士であり、同じような思考をする同志のような関係だったのかもしれません。
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