キルト作品集を出版した山口百恵さん
こんにちは、生方吉子(うぶかたよしこ)です。
山口百恵さんこと、三浦百惠さんが、引退してから30年以上もキルト作りをなさっていたそうで、作品集を出版されました。
『時間(とき)の花束 Bouquet du temps [幸せな出逢いに包まれて]』
ささいなことでも、常に大きくとりあげられるのは、昭和の歌姫であり、引退してからはほとんど姿を見せない神秘性があるからでしょう。
山口百恵さんこと、三浦百惠さんとは、どんな人物なのでしょう。
九星気学でみる山口(三浦)百恵さんとは?
■山口(三浦)百恵さん(6-3-8)
山口(三浦)百恵さんは、1959年1月17日生まれ。
本命星:六白金星
月命星:三碧木星
傾斜宮:八白土星
山口(三浦)百恵さんは、本命星の六白金星と月命星の三碧木星は、金剋木(金属は木を切り倒す)という相剋の関係です。
理性が行動を制約してしまうので、やらなかった、できなかったと後悔することも多いはずです。
傾斜宮の八白土星が本命星の六白金星にエネルギーを与えていますので、本音・本能的な行動によって救われています。
運勢的には、迷いや後悔が多いので、強いとはいえませんが、信念を持って行動すると道が開けるタイプです。
本命星の六白金星は、天であり、高貴な人、そして精錬されていない鉱物を表しています。
気位が高く、理想が高い傾向にあり、上昇意欲が強い人が多いのが六白金星です。
目標をクリアするための努力も人一倍なのは、傾斜宮の八白土星によるところが大きいでしょう。
また、六白金星と八白土星はプライドの星なので、負けず嫌いで、上から目線になりやすいタイプです。
人から指図されることを最も嫌い、自分の意志を最も尊重します。
そのため、愛嬌に乏しく、ときには反感を持たれてしまうこともあります。
九星気学で性格や運気を知りたい方は、「九星気学 本命星・月命星・傾斜宮でみる運勢 歴史上の人物と著名人」をお読みになってください。
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九星気学でみる山口(三浦)百恵さんの運気とは?
■1972年 『スター誕生!』で準優勝
1972年は一白水星中宮年で、六白金星は本厄であり、五黄土星の反対側で暗剣殺でした。
月命星の三碧木星は西にあり、収穫のときです。
決して運気が良いわけではないのですが、『スター誕生!』で準優勝し、歌手デビューへと進みます。
■1974年 『ひと夏の経験』
1974年は八白土星中宮年で、六白金星は東に出て、運気は上昇に転じます。
この年、『ひと夏の経験』がヒットし、これがきっかけとなり、山口百恵さんは絶大なる人気を獲得していきます。
また、映画『伊豆の踊子』に主演し、三浦友和さんと共演。
その後も2人の共演が続き、「ゴールデンコンビ」と言われるようになります。
さらに、テレビドラマ「赤いシリーズ」での主演がスタートします。
■1976年 『横須賀ストーリー』
■1978年 紅白歌合戦で紅組トリ
1978年は四緑木星中宮年で、六白金星は西にあり、収穫のときです。
百恵さんは、NHK紅白歌合戦で紅組トリを務めますが、まだ10代でした。
これは最年少記録であり、いまだに破られていません。
■1979年 「私が好きな人は、三浦友和さんです」
1979年は三碧木星中宮年で、六白金星は北東にあり、変化変動です。
また、北東には歳破がついているので、おもわぬ破れに悩まされたかもしれません。
百恵さんは、三浦友和さんとの交際宣言をしていますが、本当は結婚したかったと思われます。
スケジュールなど調整すべきことがありすぎて、このときは結婚に至らなかったとみるべきでしょう。
■1980年 引退、結婚
1980年は二黒土星中宮年で、六白金星は南にあり、前厄です。
前厄のときは陽の当たるときでもあり、人々の注目を集めます。
百恵さんは、結婚と引退に向けて、隠さずに話し、淡々とスケジュールをこなしていきます。
ここまでみてきましたが、百恵さんは、芸能界での活動をここからここまで、と決めていたかのように、好調の運気にのって活動し、変化変動のタイミングで人生の舵を切っています。
あらかじめプログラムされていたかのような、見事な立ち居振る舞いです。
■2019年 キルト作品集を出版
2019年は八白土星中宮年で、六白金星は東にあり、運気は上昇に転じます。
これまでも表には出てこられなかった百恵さんが、これから何か始めるとは思えませんが、何かを新しいことを始めるなら、今がチャンスです。
■2020年 運気旺盛ですが運命の歯車がきしむかも
2020年は七赤金星中宮年で、六白金星は東南にあり、運気は旺盛です。
しかし、六白金星の定位の反対側になりますから、定位対冲となり、思わぬトラブルや困難なことに出会う可能性があります。
宿曜占星術でみる山口(三浦)百恵さんとは?
■山口(三浦)百恵さん【畢宿】
宿曜占星術では、山口(三浦)百恵さんは畢宿の生まれです。
畢宿は、強いエネルギーを生まれながらに持った、傑出した人物が多い本命宿です。
また、自分の信念は決して曲げず、理想を掲げ、高い見識を備えている人が多いのも畢宿さんの特徴です。
この性質は、六白金星とも共通しているので、百恵さんは理想主義者でもあり、信念の人なのかもしれませんね。
畢宿さんは仕事熱心で、コツコツとすすめていく性格ですから、時間をかけて技能や技術を高めるような仕事に向いています。
芸術方面や工芸などでは着実に伸びていく資質を持っていますから、30年以上もキルト作りをしていたというのも、頷けます。
百恵さんのことですから、かなりの出来栄え、芸術作品といっても良いレベルの作品を生み出していることでしょう。
畢宿さんの性格や運気、相性をもっと知りたい方は「畢宿: 宿曜占星術と九星気学・姓名でみる運気」を読みになってください。
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27の本命宿それぞれの2019年の運気は、以下のブログをお読みになってください。
山口(三浦)百恵さんと三浦友和さんの相性は?
三浦友和さんは、1952年1月28日生まれ。
本命星:四緑木星
月命星:六白金星
傾斜宮:三碧木星
本命宿:壁宿
九星気学でみると、六白金星の百恵さんとは金剋木(金は木を切り倒す)という相剋の関係です。
一見すると相性が悪いように見えますが、三浦友和さんの月命星は、百恵さんの本命星と同じ六白金星、三浦友和さんの傾斜宮は、百恵さんの月命星と同じ三碧木星です。
これは、三浦友和さんが、百恵さんの精神や本能を、よく理解できることを示しています。
百恵さんは、理想主義者であり、自分の求めるレベルや目標が明確にある人物なので、普通の人では、何度も共演できるとは考えにくいのです。
三浦友和さんと長く共演できたのは、そんな百恵さんの理想を体現していたのが三浦友和さんだったから、としか思えません。
つまり、百恵さんにとって三浦友和さんは、理想的な恋人、夫、父であるということではないでしょうか。
百恵さんが、阿木燿子・宇崎竜童夫妻を指名し、その楽曲を歌い続けたのも、百恵さんの理想とする楽曲であり続けたからだと思われます。
では、百恵さんは三浦友和さんに、何を求めたのでしょう?
それは、ウソのない誠実さあり、信頼でしょう。
四緑木星生まれは善良で、義侠心に厚く、人のために誠意をもって行動します。
また、壁宿は、周囲の人を支えるようになることが、最高の生き方になるという本命宿です。
壁のように百恵さんを守り、支えることが出来る資質を持っている三浦友和さんだからこそ、百恵さんの求めに応えることができたのだと思われます。
百恵さんからみて三浦友和さんは「危」、三浦友和さんからみて百恵さんは「成」の、【危・成】の関係です。
【危・成】の関係とは、一方は、なにか危険な予感を感じますが、もう一方にとっては何事かを成し遂げるには必要な人物という関係です。
自分からみて【成】の本命宿は、あなたが何事かを成し遂げるために大切な人ですが、自分からみて【危】の本命宿の人とは傷つけあうこともあります。
畢宿からみて壁宿は、思いもよらないアイデアを持っている人物です。
壁宿からみて畢宿は、とても強い宿なので、壁宿は正面から対峙せず、工夫して対応するとうまくいきます。
百恵さんの信念や理想が揺らぐことはなさそうなので、三浦友和さんとお二人で、これからの人生もおだやかにお過ごしになるのではないでしょうか。
末永くお幸せに。
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